読者が知りたいダークナイトシリーズのポイントを全て網羅しました。
日本一わかりやすいダークナイト解説記事です。
バットマンといえば、DCコミックス。
近年のアメコミ映画は、マーベル勢が猛威をふるっています。
マーベルの親会社はウォルト・ディズニーでして、元々は独立した会社でしたが、ウォルトディズニーが約3700億円で買収済み(2019年)
- マーベルのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)
- DCのDCEU(DC・エクステンデッド・ユニバース)
上記の2つを頭に入れておきましょう。
MCU〜マーベルコミックスに登場するキャラクターたちが、架空の同じ世界観を共有し展開される作品群の総称。
DCEU〜DCコミックスに登場するキャラクターたちが、架空の同じ世界観を共有し展開される作品群の総称。
ダークナイトシリーズについてSNSでアンケートを取ってみました。
圧倒的にダークナイト人気が高いです。
本記事を読むことで、あなたもダークナイトシリーズをマスターできます。
さあ、本題スタートです。
画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
ダークナイトシリーズ(トリロジー)

通称、ダークナイト・トリロジー(The dark knight trilogy)
クリストファー・ノーラン監督により製作された、一連のバットマンシリーズ3部作を指します。
ノーラン監督の代表作は下記です。
未鑑賞の人は是非オススメしたい作品ばかりです。
- Following(2001)
- メメント(2001)
- インソムニア(2002)
- バットマン ビギンズ(2005)
- プレステージ(2006)
- ダークナイト(2008)
- インセプション(2010)
- ダークナイト ライジング(2012)
- インターステラー(2014)
- ダンケルク(2017)
- TENET(2020)
名作が多いノーラン作品の中でも最高傑作として有名なのが、ダークナイト3部作です。
歴代バットマンシリーズにおいて最も評価されており、シリーズ作品は次の通り。
- バットマン・ビギンズ(2005)
- ダークナイト(2008)
- ダークナイト・ライジング(2012)
3部作全てにおいて、ストーリーが繋がっています。
ダークナイトの評価が異常に高い理由もあり、パート2からシリーズに挑戦する人が多い印象が強い。
スーパーマンに匹敵する歴史あるキャラクターバットマンの歴史を知っておくと、本シリーズの楽しみ方が増えます。
バットマン ビギンズ

公開日
2005年6月18日
原題
Batman Begins
上映時間
141分
キャスト
- クリスチャン・ベール
- マイケル・ケイン
- ケイティ・ホームズ
- モーガン・フリーマン
- ゲイリー・オールドマン
- キリアン・マーフィー
- リーアム・ニーソン
- 渡辺謙
予告編
公式サイト
考察レビュー
デヴィッド・S・ゴイヤーが脚本に加わり、クリストファー・ノーラン監督とタッグを組んだシリーズ第1弾。
彼はブレイドの脚本を書いたことで有名な人物です。
ブレイドはマーベル映画初のヒット作品として知られおり、ダークナイト・トリロジーはこのバットマン・ビギンズなしに語ることは出来ません。
全ての始まりはバットマン・ビギンズなのです。
ケイティ・ホームズは、ヒロイン役にふさわしかった。
バットマン・ビギンズの原作に唯一、登場しないキャラクターがレイチェル・ドーズです。
正直、ツッコミどころは多くありました。
バットマンは人を殺さない信条ですが、余裕でやっちゃってますしね。
例えば、劇中クライマックスシーン。
マイクロ波放射器で下水を気化させて幻覚剤の拡散を防いだシーンがありました。
人間も普通に考えて気化しますよね。(人間は身体の7割以上が水分で構成されているため)
とはいえ、バットマン・ビギンズのゴッサム・シティ描写はよかったです。
霧が立ち込めるオレンジがかった風景、どんよりとした描写が最高でした。
ダークって感じがします。
DC映画は、ダークがよろしい。
作品評価
映像
脚本
キャスト
音楽
リピート度
グロ度
総合評価
ここからは、シリーズ最高評価のダークナイトについて。
ジョーカー演じたヒース・レジャーは、惜しくも亡くなってしまいました。
彼の演技の凄まじさが凝縮された作品と言えるでしょう。
映画界は惜しい人材を失ってしまったのです。
ダークナイト

公開日
2008年8月9日
原題
The Dark Knight
上映時間
152分
キャスト
- クリスチャン・ベール
- ヒース・レジャー
- マイケル・ケイン
- マギー・ギレンホール
- モーガン・フリーマン
- アーロン・エッカート
- ゲイリー・オールドマン
予告編
公式サイト
感想レビュー
「 ダークナイト 」はトリロジー(3部作)において最も評価が高い作品です。
闇の騎士ダークナイトは、バットマン・ビギンズから9ヶ月後のストーリーが描かれます。
ジョーカーの作品であり、ヒース・レジャーの作品とも言えるでしょう。
ヒース・レジャーの凄まじい演技により、バットマンの存在感が霞んでいました。
アメコミに多く登場するヴィラン(ヴィランは、敵という意味)
例えば、
- バットマンの宿敵ジョーカー
- スーパーマンの宿敵レック・スルーサー
- スパイダーマンの宿敵グリーン・ゴブリン
いわば生涯最大のヴィランが、どのヒーローにも存在します。
ジョーカーはバットマン最大の宿敵です。
歴代バットマン作品において、ジョーカーを演じた俳優は5人。

こればかりは個人的な好き嫌いがハッキリと分かれます。
管理人はヒース・レジャーのジョーカーが1番好きです。
理由はジョーカーとしての完成度が最も高いと思ったからです。
ダークナイトはアメコミ映画史に残る傑作といっても過言ではありません。
もしもヒース・レジャーが生きていたならば、ジョーカーが続編で登場していた可能性が高かっただけに残念でした。
コミックス原作の作品で、俳優がオスカー像を受賞したのはヒース・レジャーが史上初。
海外ではダークナイト>ティム・バートン版バットマンという評価です。
過去にジョーカーを演じたジャック・ニコルソンは、ジョーカーを演じるプレッシャーを知る数少ない人物として知られています。
彼はヒース・レジャーに「 ジョーカーを演じる際は注意しろ 」とアドバイスをしたと言われています。
ジョーカーを演じたヒース・レジャーは、後に薬物多接種により亡くなりました。
作品評価
映像
脚本
キャスト
音楽
リピート度
グロ度
総合評価
ダークナイト・ライジング

公開日
2012年7月28日
原題
The Dark Knight Rises
上映時間
165分
キャスト
- クリスチャン・ベール
- トム・ハーディ
- アン・ハサウェイ
- マイケル・ケイン
- モーガン・フリーマン
- ジョセフ・ゴードン・レヴィット
- ゲイリー・オールドマン
予告編
公式サイト
感想レビュー
シリーズ最終章「 ダークナイト・ライジング 」
シリーズ最長の上映時間にして凄まじい完成度を誇ります。
3部作となれば1つは駄作があるものですが、ダークナイトトリロジーは別格。
クリストファー・ノーランの凄さを知ることができます。
ダークナイト・トリロジー最終章。
キャッチコピーは、伝説が、壮絶に、終わる
上映時間は驚愕の2時間45分。
トイレにも行けません。
狂気の沙汰です。
新たな顔ぶれであるキャット・ウーマン、ベイン、ジョン・ブレイクが登場し、ダークナイトから8年後が描かれます。
ゴッサム・シティを救うため、原子爆弾と共に爆発したバットマン。
世間からは死んだと思われていたブルース・ウェイン。
クリスファー・ノーラン監督らしい締めくくりでした。
1人の監督がアメコミ映画シリーズ3部作を全て撮りきったのは、サム・ライミ監督のスパイダーマン3部作以来、史上2人目です。
シリーズ作品を1人の同一監督が全て撮り切る事例は、それほど多くない。
有名どころで言えば、ロード・オブ・ザ・リング〜ホビットシリーズで監督を務めたピーター・ジャクソン。
「 インセプション 」を見た人であれば分かると思いますが、最後にコマがテーブルの上でグルグルと回っていたシーン。
それが現実 or 非現実なのか?
分からないまま物語が終わりました。
エンディングで執事のアルフレッドがブルース・ウェインをカフェで見かけシーンに注目しましょう。
これは現実 or 非現実か?
観客の想像にお任せという形で物語が完結するのですが、後になってバットマンを演じたクリスチャン ベールが、このシーンは現実だという意見を明らかにしました。
あなたはどう思いましたか?
原子爆弾を持って早く逃げろや!
と思う観客の気持ちを裏切り、セリーナがブルースにキスをしたシーンを思い出しました。
爆発まで2分切っているのにも関わらず、呑気にキスをしていた2人の姿が印象的でした。
作品評価
映像
脚本
キャスト
音楽
リピート度
グロ度
総合評価