「 クワイエット・プレイス 」シリーズの考察・順番まとめ、明かされるエイリアンの正体

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目次

クワイエット・プレイス

A Quiet Place
©︎A Quiet Place

公開日

2018年9月28日

原題

A Quiet Place

上映時間

90分

キャスト

  • ジョン・クラシンスキー(監督)
  • エミリー・ブラント
  • ミリセント・シモンズ
  • ノア・ジュプ

予告編

公式サイト

クワイエット・プレイス

レビュー

A Quiet Place
©︎A Quiet Place
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音を立てたら即死というキャッチ・フレーズで話題にもなったクワイエット・プレイスについて。

最新作も控えていることから、おさらいしておきたい。

エイリアンのビジュアルが最高だった点。

個人的には、ドント・ブリーズよりも好きな作品でした。

僕はSF系が好きなので、ドント・ブリーズに登場した聴覚力ハンパない盲目おじさんよりも、クワイエット・プレイスに登場したエイリアンの方が好きだったかな。

公開日に劇場で見ました。

久しぶりにDVDで見てもやっぱり面白かったですね。

良作だと思いました。

そう思った理由はいくつかあるのですが、まず、90分という短い上映時間の半分ほどが、手話のみで展開されるという斬新なストーリー構成だった点。

あと、これを知っていたら楽しめると思います。

ジョン・クラシンスキーとエミリー・ブラントは、実生活で本当の夫婦なんですよね。

劇中でも夫婦を演じているので、全く違和感がなかったです。

エイリアンのビジュアルは非常によかったですが、エイリアンのシーンが少なかったなあと感じました。

クライマックス付近でようやくエイリアンのビジュアルが登場。

90分の半分くらいは、エイリアンでもよかったんじゃないかと。

あとツッコミどころ満載なところも、少し残念だったかな。

イヤホンで音楽を聴きながら旦那とダンスするシーンがあるのですが、これ絶対にクリーチャーに音漏れしてませんか?(笑)

ママは妊娠していて、もう生まれる寸前なわけですよ。

なのに階段から突き出ていた釘をおもいっきり踏んでしまいます。

クハッッッッッッッ!

めちゃくちゃ痛そう。

何とかこらえてギリセーフだったのですが、次は陣痛がママを襲います。

もう声を出せないからバスタブで痛みをこらえるママ。

機転のきくパパの息子が外からエイリアンをおびき寄せるために、盛大に花火をぶっ放します。

打ち上げ花火の爆音と同時にママ絶叫、無事赤ちゃんを産むことに成功します。

地下室に逃げ込むママ。

ここのくだりは最高でしたね。

クワイエット・プレイス 破られた沈黙

A Quiet Place Part II
©A Quiet Place Part II

公開日

2021年6月18日

原題

A Quiet Place Part II

上映時間

97

キャスト

  • ジョン・クラシンスキー(監督)
  • エミリー・ブラント
  • ミリセント・シモンズ
  • ノア・ジュープ
  • キリアン・マーフィー
  • ジャイモン・フンスー

予告編

公式サイト

クワイエット・プレイス 破られた沈黙

レビュー

A Quiet Place Part II
©︎A Quiet Place Part II
レビュー❶を見る

個人的には前作よりも好きだった。

前作は得体のしれない「 何か 」に対する恐怖という面が大きく、ホラー要素が強かった。

今作は「 何か 」に対して立ち向かっていく様子もあり、サバイバル映画を見ている感覚だった。

物語の冒頭シーン。

音に反応して人を襲う「 何か 」が初めて確認されたときの様子が表現されている。

車のシーンでの撮り方が全体的にすごく好きだ。

臨場感や緊張が伝わってきた。

前作は「 音をたててはいけない世界 」がさも当たり前のように物語が進んでいく。

なぜそうなったのか?

具体的な説明はなく、映画を通してその状況を理解する必要があった。

今作はその始まりの部分が描かれているため、よりこの映画の世界観を知ることができたのが良い。

リーガン・アボットを演じるミリセント・シモンズは、実際に聴覚障害がある女優。

映画がリーガン視点になったとき、音が全く聞こえない空間にワープしているような感覚になる。

彼女が日頃どんな世界で生きているのか、どんなふうに物事が見えているのかがよく分かる、とても好きな技法だった。

リーガン視点の世界では「 何か 」が初めて確認されたときに、世界に何が起こったのかをうまく把握できない。

だが現在では、彼女が家族を救うような、妙な頼もしさと強さがあった。

前作に比べて少し時間が経ったいま、彼女の順応能力や成長が垣間見えてよかった。

日本語訳では「 1日目 」なのに、英語だと「 The Day 」なのカッコよくてズルい。

現在から約400日までの間、人類はものすごい速度で減り、世界は壊れていく。

「 The Day 」では賑やかだった日常も、あっという間に消えてなくなるんだと思うと、この年月はただの1年ではなかったと改めて思い知らされた。

静寂を楽しむ作品なので、無意識のうちにめちゃくちゃ集中して見ていた。

緊張感が張り詰める空気がたまらない。

自分の呼吸の音すらも気になって潜めてしまうほど、映画館を臨場感で包むサバイバル映画だ。

レビュー❷を見る

”音を立てたら即死”で話題のシリーズ3作目。世界一うるさい巨大都市・ニューヨークに突如として現れた謎の生命体に1人の女性が立ち向かい、マンハッタンへの移動を試みる。

過去2作ともかなりの面白さだったので、今作も期待を寄せて鑑賞した。観客も音を立てられない程の緊張感が漂うこのシリーズ。飲み物を飲むのも一苦労だし、ポップコーンなんて食べられないほど劇場内は静まりかえっていた。

今までのクワイエット・プレイスでは、なぜあの怪物がいるのか、どこからやって来たのかは伏せられたまま物語が進んでいた。もう怪物が地球にいることが当たり前のように映画の中で馴染んでいたのも面白かったが、今回でそれらの謎が明らかになった。

宇宙から隕石のような光を放ち、地球へとやってきた怪物たち。何が起こったのかわからず「 逃げろー!」と叫ぶ人や、救急車のサイレンの大きな音など、音が怪物を刺激になるとは思わずにニューヨーク中が大混乱になっていた。

今作の主人公である女性・サミラは持病を抱えており余命幾ばくもない状況。

医者から告げられる「あと何年」を更新し続けて疲弊しているようにも見える。

そんな彼女はセラピーキャットと共にニューヨークの中で生き続けるのだが、この猫のフロッドに終始ヒヤヒヤさせられるのだ。

前提として、個人的に動物が傷つく作品が好きではない。この作品では怪物が襲ってくる爆音にびっくりしたフロッドが飛び出してしまったり、物にぶつかって音がなってしまったりなど、ずっとフロッドの安否が心配でたまらなくなってしまった。

でも時間が経つにつれてフロッドも状況を理解し始め、音を立てない生活に馴染んでいったのがホッとした。

フロッドがサミラと逸れてしまい、ニューヨークを彷徨っていた時にイギリスからの留学生・エリックに出会う。

いきなり世界が急変し怯えていたエリックがフロッドに出会い、精神的に救われるような描写の作り方にかなりグッときた。

そしてサミラと合流し2人と1匹で行動をするようになる。

どうしてもピザを食べたいというサミラの願いを叶えるべくバーに行くシーンが特にお気に入り。トランプを使ったマジックをしたり、2人の間に音や会話がなくても絆を感じた。

3作目をエピソード1にしたのは大正解のように思う。これを観てまた1作目と2作目を観たくなった。

クワイエット・プレイス DAY 1

A Quiet Place: Day One
©︎A Quiet Place: Day One

公開日

2024年6月28日

原題

A Quiet Place: Day One

上映時間

99

キャスト

  • マイケル・サルノスキ(監督)
  • ルピタ・ニョンゴ
  • ジョセフ・クイン
  • ジャイモン・フンスー

予告編

公式サイト

クワイエット・プレイス DAY 1

レビューを見る

パート1、パート2を再度、復習して劇場へ足を運びました。

結論としては、超よかった。

映画館で見るべき作品ですね。

迫力が全然違う。

エイリアンがこれでもかと大量に登場します。

トラウマになりそう。

劇場はTOHOシネマズ六本木ヒルズでしたが、貸切できるほど人は少なかった。

国内ではあまりヒットはしない予感はするが、根強いファンは多そう。

本作は猫好きにはたまらないだろう。

主人公の飼い猫、普通にエイリアンの卵を舐め舐めしてたよね?

見間違いじゃないよねあれ(笑)

クワイエット・プレイスシリーズの考察・解説

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クワイエット・プレイス 破られた沈黙

エイリアンの正体

エイリアンの正体は、地球に飛来した宇宙外生命体です。

聴覚だけが異常に発達していて、目と鼻が退化しているクリーチャー。

エイリアンの弱点

エイリアンの弱点はと周波数と水と判明。

聴覚障害の娘のために、補聴器を作ったパパ。

この補聴器から発せられる周波数がエイリアンにとっては、死ぬほど不快でヤバイ周波数帯だった。

水は弱点というよりは、泳げないので窒息死する。

エイリアンの数

パート1のクライマックシーンで、1匹のエイリアンをショットガンでぶっ倒したのですが、その銃声に反応した複数のエイリアンが防犯カメラに映ってました。

数にして3〜4匹でした。

よって、主人公のアボット家の周辺には、少なくとも複数体のエイリアンがいるということが推測できます。

エイリアンの数は詳しく判明していなかったのですが、最新版でゴキブリ並みに多いことが判明。

尋常じゃない数のエイリアンが最新版で登場。

生存者

生存者は、複数世帯いる模様です。

パート1では、生存している家からのともし火が複数確認できました。

最新版ではエイリアンが水中では泳げないことが分かり、船で街を脱出。

これがパート2の話につながっていきます。

シリーズの時系列

パート1 → パート2 → パート3の順番で物語が進んでいきます。

話が過去に戻ったり現在に戻ったりと。

近日公開の最新作は物語の時系列上、エイリアンの飛来から話が始まります。

エイリアンはどこから、なぜ、どのように地球に飛来したのか。

シリーズ最大の謎が明かされるでしょう。

クワイエット・プレイス DAY 1で明らかになったこと

なんとエイリアンの親玉がいた。

通常のクリーチャーよりも一回りほどデカイ親玉。

卵がたくさんあったので、親玉が恐らくクイーンと思われます。

登場は一瞬でした。

続編はあるのか?

クワイエット・プレイス DAY 1を見る限り、続編の可能性はアリ。

続編があるとしたら、時系列的にパート2以降の話が描かれるのではないでしょうか。

エイリアンの音(効果音)は野菜が使われている

この動画は是非みなさんにみて欲しいです。

チンゲンサイらしき野菜で音を作っています。

カニも使われています。

「 クワイエット・プレイス 」シリーズ 何でも相談室

クワイエット・プレイス Day1という映画を観たいのですが、怖くて1人では見れません。どうすればいいですか?

諦めましょう!

主人公たちはどうやって、エイリアンが「 音だけに反応する 」と気付いたのでしょうか?

続編の「 クワイエット・プレイス 破られた沈黙 」では、「 クワイエット・プレイス 」の物語が続きます。この作品では、エイリアンが宇宙から飛来した地球外生命体であり、音に反応することが回想シーンを通じて描かれています。エイリアンの特性に気づく前に音を立てて襲われる人々の描写も含まれています。

グロいシーンはありますか?

襲われるシーンや遺体の描写はありませんが、怪我をするシーンがあり、それが非常に痛々しいです。このような描写が苦手な方には厳しいかもしれません。

完結はいつになるんですか?

最新作「 Day 1 」がヒットすれば、新作が制作される可能性がありますね。

デートで観ても大丈夫な映画でしょうか?

絶対ダメです。

クワイエット・プレイスの結末は?

父親はエイリアンに殺されます。長女の補聴器のハウリング音がエイリアンにとって苦手な音であることが判明。その音をスピーカーで流してエイリアンを動けなくしショットガンで始末。ママはショットガンを手に取り、残りのエイリアンを退治しに行くシーンで物語は終わります。

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