映画ライフ楽しんでますか?
DCといえばバットマンですよね。
今回は、旧作バットマンシリーズについて解説します。
本記事を読めば、あなたもバットマンマスターの仲間入りです。
サクッといきましょう。
画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
DCコミックス
TVドラマ
皆さんはDCコミックスのヒーローといえば誰を思い浮かべますか?
きっと多くの人が、バットマンと答えるでしょう。
近年でいえば、クリスチャン・ベールが演じたバットマン、ベン・アフレックが演じたバットマンが有名ですね。
バットマンが広く知られるようになったのは果たしていつからなのでしょうか?
1966~1968年にかけて放送されたTVドラマ バットマン(邦題は怪鳥人間バットマン)
主人公のバットマンと相棒のロビン。
2人は陽気なキャラクターとして共にテレビに登場。
このTVドラマ バットマンが少しずつ多くの人に認知され広まっていきました。
シリアス路線へ
DC映画といえば、マーベル映画に比べてシリアスなイメージが強いですよね。
DCコミックスがシリアス路線へ舵を切ったのは、1980年代の頃です。
もっと明確にいえば、1985~1986年にかけてDCコミックスからクロスオーバー作品「 クライシス・オン・インフィニット・アース / Crisis on Infinite Earth 」が出版。
DCコミックスは、DCユニーバースの歴史をないものとして、全作品をリブートしました。
要は今までのストーリー構成やキャラクターたちの背景などを1度リセットしたわけです。
これ以降、DCコミックスは現代に至るまでシリアス路線で展開されてきました。
DCコミックスの重要人物
フランク・ミラー
現代のバットマン像を強固なものにした人物がいます。
バットマンの歴史を語るうえで覚えておきたい人物、コミックライターのフランク・ミラーです。
現代最高のライターとも呼ばれる人物。
「 バットマン・ダークナイト・リターンズ 」(1986)
「 バットマン・イヤーワン」(1987)
フランク・ミラーはこの2つのストーリー構成を担当し、ダークナイト・リターンズでは作画も担当。
DCコミックスのバットマンの他に、マーベルコミックスのデア・デビルもフランクミラーの作品です。
フランク・ミラーの描くバットマンが超絶的な人気となったことで、 様々なコミックライターによるバットマンコミックスは増えていきました。
アラン・ムーア
アラン・ムーアは、フランク・ミラーと同じく現代最高のコミックライターです。
1988年にアランムーア作「 バットマン・キリング・ジョーク」が出版。
この中にはバットマンやジョーカー、ゴードン警部補、娘のバーバラ(バット・ガール)が登場し、ジョーカーが狂気のキャラクターとして描かれています。
1989年にはグラントモリソン作「 バットマン・アーカム・アサイラム 」が出版。
これはコミックスですが、絵が芸術の域です。
このようにコミックスから始まったバットマン人気は、やがて実写版の映画製作まで進展していくことになります。
旧作バットマンシリーズ
ティム・バートン版

1989年、ティム・バートン版バットマンが公開。
バットマン役はマイケルキートンが抜擢。

1992年、バットマン リターンズが公開され、キャットウーマンとペンギンがヴィランとして登場。
ジョエル・シュマッカー版

1995年、監督はティム・バートンからジョエル・シュマッカーに交代。
バットマン役も交代となります。

1997年、バットマン&ロビン Mr フリーズの逆襲が公開。
これは、興行的に大失敗に終わります。
主人公バットマン役は、同じ俳優で固めるべきでしたね。
クリストファー・ノーランが「 ダークナイト・トリロジー 」としてバットマンシリーズをリブートさせるまで、 第1作品~第4作品までの一連のバットマンシリーズは幕を閉じます。
1997年~2005年のバットマン・ビギンズまでの8年間、どの作品も公開されていなかったのか?
そうでもありません。
バットマン(TVアニメシリーズ)
この空白の8年間に大車輪の活躍をみせたのが、DCコミックスのTVアニメシリーズです。
- バットマン(1992~1995年、1997~1999年)
- スーパーマン (1996~2000年)
- バットマン・ザ・フューチャー (1999~2001年)
- ジャスティス・リーグ(2001~2006年)
DCコミックスは、抜け目なくTVアニメシリーズでもバリバリ営業していました。
「 バットマン・ザ・フューチャー 」ではハーレイ・クイン が登場。
今では超人気キャラクターですが、ハーレイ・クインは、アニメ版から原作コミックスへの逆輸入という珍しいケースです。
彼女は、アメコミヴィラン人気ランキングでも常に上位を独占するほど人気が高い。
まとめ
このようにフランク・ミラーから始まった原作バットマン~ティム・バートン版バットマン、 クリストファー・ノーラン版ダークナイト・トリロジーまでのバットマン歴史を振り返ってみました。
時代と共にバットマンのイメージ像もきっと変化していくことでしょう。
旧作シリーズ → トリロジー →DCEUシリーズへと続く。
さらには、ザ・バットマンに大注目です。