DC映画「 ジョーカー 」完全解説&ラストシーンを考察

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ダークナイトシリーズ

今作ではブルース・ウェイン一家が強盗に銃殺されるシーンが描かれています。

やはり今作のホアキン・フェニックス版ジョーカーを見てから、ダークナイトシリーズ(トリロジー)を見ると楽しさ倍増といったところでしょう。

プルース一家が強盗に襲われたシーンがジョーカーの妄想だったにせよ、妄想ではなかったにせよ、この事件がキッカケでのちのバットマンが誕生します。

ダークナイト シリーズ(裏話)

ダークナイト(トリロジー)の裏話をまとめました。

クリストファー・ノーラン監督が、このシリーズで最重要視した要素がヒューマン・ドラマでした。

ダークナイト シリーズはジョーカーの映画であると同時に、ブルース・ウェインの苦悩と葛藤を描いたヒューマン・ドラマでもあるのです。

ダークナイトの人気

本国アメリカでは、ティム・バートン版バットマンシリーズよりも、ダークナイト シリーズの方が人気があります。

過去の記事でまとめています。

DCEUシリーズ

今作はDC単独映画ですが、DCEUシリーズも面白いので、ジョーカーがキッカケでDC映画に興味を持った人は是非DCEUにチャレンジしてみて下さい。

バットマンの歴史

バットマンの歴史についてまとめました。

ジョーカーは、バットマンの生涯最大にして最恐の宿敵ヴィランです。

どのヒーローにも宿命ヴィランが存在します。

超人的パワー・能力を持っていないのにも関わらず、バットマンを苦しめるジョーカーという存在。

唯一の武器は、狂いに狂っているということだけですね。

今作「 ジョーカー 」がキッカケでバットマンの歴史を知っておいて損はないでしょう。

新バットマンシリーズ(今後)

DC単独映画「 バットマン 」公開が決定。

バットマン役はロバート・パティンソン。

ペンギン、キャット・ウーマンがヴィランとして登場すると言われており3部作構想とのこと。

もしかするとジョーカーもヴィランとして登場する可能性があります。

DC映画「 ジョーカー 」は世界興業収入で10億ドルを突破し、ダークナイト超えを果たすという快挙を達成しました。

今までDC映画の最高傑作は、ダークナイトと言われていたのですが、今作が収益面でダークナイトをあっさりと超えてしまったことは注目に値するでしょう。

今作はアメリカン・コミックス映画史上、最も収益性の高い作品となりました。

アメコミ映画市場、最も収益性が高い

本作がアメコミ映画史上最も収益性の高い作品であるという理由は次の通り。

  • 他のヒーロー映画よりも製作費が低い
  • 製作費が低いのに興行収入が圧倒的に高い
  • マーケティング予算が少ない

一般的にアメコミ映画といえば、マーベルのMCU作品を挙げる人が多いです。

MCU作品「 エンドゲーム 」が世界歴代興業収入において、長年破れられることのなかった「 アバター 」の記録を抜き去ったのは記憶に新しいかと思います。

ところで、あなたはエンドゲームに費やされたマーケティング費用(=宣伝費)をご存知でしょうか?

200億円以上です。

エンドゲームの広報担当は、少なくとも200億円以上のお金を使って3000億円以上の売上を叩き出しています。

これは凄まじいことです。額が大きすぎて実感が沸かないと思いますが。

ジョーカー(製作費)

今作「 ジョーカー 」の製作費は、約7000万ドル前後と言われてまして、宣伝費用に費やされた金額は約1億2000万ドルです。

日本円に換算すると製作費自体は、約70億円前後であり、宣伝費は約130億円という計算となります。

ジョーカーの大ヒットは大誤算だった

今では大ヒットしてますけど、事前予想ではこれほどの大ヒットを予測できた人はいなかったのではないでしょうか。

ワーナー・ブラザーズは、ジョーカー製作費の20%前後を出資したと言われています。

更に、残りは他社のスタジオからの共同出資によるものです。

わかりやすく説明しますと、仮にワーナーがジョーカー製作費の全てを出資したとなれば、大ヒットにより利益を総取りできたと言えます。

全ての製作費を出資しなかった理由は、今作が大ヒットするか予想できなかったからですね。

ジョーカーが大コケするリスクを恐れたワーナーは、他者を頼って残りの製作費を出資させたというわけです。

収益性はインフィニティウォーに匹敵

MCU作品において最も収益性の高い作品は、エンドゲーム、インフィニティウォー、ブラック・パンサーの3つ。

インフィニティウォーの続編がエンドゲームです。

すでに世界興行収入において10億ドルを超えを達成した「 ジョーカー 」は、収益という点から見てブラック・パンサーを超えることは確実でしょう。

インフィニティウォーの製作費は日本円で300億円とも言われており、最終的な世界興業収入は約2200億円。

ジョーカーは1000億円を突破しており、このまま好調を維持した場合、更なる上乗せが期待されます。

「 ジョーカー 」の異常ぶりが理解できると思います。

今回は、「 ジョーカー 」の収益性について触れてみました。

DC映画「 アクアマン 」「 ワンダーウーマン 」の利益を超える可能性は非常に高いと思います。

まあ、収益なんて見る側からすれば正直どうでもいいことなのですが。

収益と収益性も微秒に意味が違います。

そんなことどうでもいいですねはい。

まとめ

映画「 ジョーカー 」
©DC-Comics

ジョーカーという映画が及ぼす社会影響とでも言うのでしょうか。

今作のミソは、ジョーカーの出自は完全には明かされていないという点です。

僕はアーサーが本物のジョーカーではなくて、本物のジョーカーはアーサーに感化されてピエロを模倣した別の人物だと結論づけました。(勝手な解釈)

この映画に正解なんてものを求めるのはナンセンスでしょう。

この映画自体がジョークでしたね。

ジョーカー公開によってアメリカで起きている件を考えるとよく分かります。

映画が人に与える影響というものは時に想像以上のものです。

たった1つの作品がこれほど社会に影響を及ぼすのことは珍しいと思いますね。

たかが映画という人もいますが、されど映画です。

僕は映画自体が人の感情に影響を与えるものであると考える側の人間かな。

なぜなら僕自身、映画から受けた影響は少なからずあるからですね。

とはいえ、映画から何かしらの影響を受けたからといって、人に危害を加えるというのはイコールにはなりません。

人間は理性をコントロールできる生き物です。

本来、映画は素晴らしいものであるはず。

文学、言語、知性、感性など、映画から学べることは果てしなく多いので、あなたも映画を見て色々なことを吸収してみてはいかがでしょうか?

個人的には深すぎる考察はあまり好きではなくて、写真を並べるだけで長々とストーリーを書いていくのも好きではないです。

あらすじを延々と書くのも嫌いでして、まずは映画を見ましょうというスタンスです。

少し気になったシーンとか、必要な情報だけ取捨選択してもらえればいいというスタンスで感想レビューを書いています。

映画を見る人たち全てが考察好きとは限らないんですよね。

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