「 ブラックパンサー 」チャドウィック・ボーズマンはマーベル初の黒人ヒーローを演じる!
今回は、マーベル初の黒人ヒーロー・ブラックパンサーについて紹介します。
MCUシリーズ「 ブラックパンサー 」は傑作。
画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
ブラックパンサー
公開日
2018年3月1日
上映時間
2時間15分
キャスト
- ライアン・クーグラー(監督)
- チャドウィック・ボーズマン
- マイケル・バカリ・ジョーダン
- マーティン・フリーマン
- アンディー・サーキス
- ルビタ・ニョンゴ
予告編
公式サイト
あらすじ
超文明国ワカンダ王国の国王ティチャラの物語。遥か太古の昔、宇宙からヴィブラニウム隕石が落下。その後、希少資源ヴィブラニウムを巡り複数の部族を巻き込む戦争が勃発。 初代戦士は古代からワカンダに伝わる儀式により超人的パワーを身につけ、初代ブラックパンサーとなった。ワカンダ王国はヴィブラニウム資源を利用し、超高度文明へと発展。時は現代。若くして王位を継いだ国王ティチャラは、ワカンダ国の発展のため尽力するのであった。
【見どころ1】マーベル初の黒人ヒーロー!
やはり一番の注目ポイントは、MCUで初めての黒人ヒーローであること。
人々から熱烈な支持を受ける理由は多々あると思いますが、代表的なものをいくつか挙げてみます。
- 黒人がヒーローとして描かれる数少ない例の一つ。これにより、同人種の人々は自身の文化やアイデンティティを反映したキャラクターに共感できる
- ワカンダの文化やテクノロジーがアフリカのルーツを尊重しつつ、未来志向で描かれているため、黒人文化がポジティブに表現されている
- 映画の公開時期における社会情勢(移民問題など)とも相まって、「 ブラックパンサー 」は単なるエンターテインメントを超えて、黒人の誇りや人種平等を象徴している
ブラックパンサーの能力を箇条書きにしてみました。
- スタンリー考案のキャラクター
- ヴィブラニウム製の武器を駆使する
- 超人的な格闘技術、体力、パワー、敏捷性、知性を兼ね備える
- ブラックパンサーは世襲制
ヴィブラニウムは振動吸収型鉱物と呼ばれる物質で、あらゆる衝撃を吸収します。
ブラックパンサーが身に着ける戦闘スーツは、ヴィブラニウムで作られています。
【見どころ2】マーベル映画らしいド派手なアクションシーン
マーベル映画は、ヒーローたちのド派手なアクションシーンが楽しみの一つですよね。
今作も同様で、特に注目したいのは釜山でのカーチェイスシーン。
夜のネオン街を背景に、漆黒のスーツを纏ったブラックパンサーが車の上で標的を見据える姿のなんとかっこいいこと…!
また、ヒーローであるブラックパンサー以外にも、ワカンダの部族の戦闘シーンも多数見られるのが魅力的なポイント。
【見どころ3】制作に多くのアフリカ系の方々が参加
今作に登場する「 ワカンダ 」は、現実には存在しない架空の国。
作中で、この国はアフリカのどこかにあると言われている通り、伝統や文化・風習、衣類などから、確かにアフリカらしい雰囲気を感じ取れます。
実は今作は、キャストはもちろんのこと、制作スタッフもアフリカ系の人々が大半を占めています。
そのおかげで、これだけワカンダの世界観がしっかりと作られているんですね。
【見どころ4】全世界興行収入&アカデミー賞で好成績を収める
「 ブラックパンサー 」は全世界で約13億ドルの興行収入を記録し、非常に大きな成功を収めました。
さらに、第91回アカデミー賞(2019)では、衣装デザイン賞、作曲賞、美術賞の3部門で受賞!
スーパーヒーロー映画として初めて主要部門で評価された作品となりました。
作品賞 | ノミネート |
---|---|
衣装デザイン賞 | 受賞 |
歌曲賞 | ノミネート |
作曲賞 | 受賞 |
録音賞 | ノミネート |
音響編集賞 | ノミネート |
美術賞 | 受賞 |
チャドウィック・ボーズマン逝く
ブラックパンサーを演じたチャドウィック・ボーズマンは2020年8月に、ステージ4の結腸がんによって亡くなりました。
享年43歳。衝撃的なニュースですね。
ご冥福をお祈りします。
まとめ
【 マーベル映画 】順番と時系列を解説、MCUフェーズ5、6はマルチバース・サーガへと続く
ここまで、ブラックパンサーの作品情報と見どころをご紹介しました。
キャストだけでなく、制作にもアフリカ系の方々が多く携わっているということで、人種を問わずハリウッドドリームを叶えられることを世界に証明した、素晴らしい作品です。
今作は、MCUシリーズ第18弾にして傑作。
フェイズ3以降、ブラックパンサー2の公開が予定されています。
フェイズ1〜3までの復習をしておきましょう。