IMAXで「 ハーレイ・クイーン 」を見てきました。
結論から先に言うと、良作でした。
見た直後に感想レビューを書くのは久しぶりです。
【 超厳選 】シビれる!魅力的なヴィランに酔いしれちゃう映画5選
ハーレイ・クインの華麗なる覚醒
公開日
2020年3月20日(DCEU初のR指定)
原題
Birds of prey
上映時間
108分
キャスト
()は劇中キャラクター
- キャシー・ヤン(監督)
- マーゴット・ロビー (ハーリー・クインゼル)
- メアリー・エリザベス・ウィンステッド (ヘレナ・バーティネリ)
- ロージー・ペレス (レニー・モントーヤ)
- ジャーニー・スモレット=ベル (ダイナ・ランス)
- エラ・ジェイ・バスコ (カサンドラ・ケイン)
- ユアン・マクレガー (ローマン・シオニス)
- クリス・メッシーナ(ビクター・ザーズ)
予告編
公式サイト
ハーレイ・クイン(事前知識)
- ジョーカーの元恋人
- ジョーカーをプリンちゃん(愛称)と呼ぶ
- アーカムアサイラム病院の精神科医
- 心理学に長けている
- サイコパス
冒頭にハーレイ・クインのナビボイスが入ります。
前作を見てない人も理解できるように簡単な説明が入るので、安心して見てください。
考察レビュー
好きだった点
- ハーレイ・クインのアクション
- 冒頭の経緯説明
前作のスーサイド・スクワッドでもハーレイのアクションシーンはありましたが、今作はこれでもかという程にアクションが重視されていました。
冒頭からイラストとハーレイボイスでこれまでの経緯が簡単に説明されます。
これは前作の「 スーサイド・スクワッド 」を見ていない人にとっては、めちゃくちゃ助かる優しい演出でした。
嫌いだった点
ユアン・マクレガーが「 ふぅぅ!」と言うたびに、「 フーフー!うるせえな 」と思いました。
最後のキラーボイスはいらなかったなあ。
「 へっ!? 」と思いましたが銃弾がなくなり、脱出不可能なのはわかるけど、あれはさすがになくないですかね。
これは説明がないとさすがにわからない(笑)
彼女については後ほど触れます。
印象に残ったシーン
特に印象的だったシーンは2つ。
- 拘置所に押し入るシーン
- スケートボードで激走するシーン
本物の銃ではないところがまた良き。
本物の銃弾ではないけれど、ぶっ飛ばすには十分な威力です。
クライマックスのローラースケートカーチェイスは最高でしたね。
考察レビュー
ハーリーン・クインゼル
ハーレイ・クインの本名は、ハーリーン・クインゼル(Harleen Frances Quinzel)です。
普通は原作コミック→実写化ですが、ハーレイ・クインはアニメ版→原作コミックス→実写化というかなり珍しいキャラクター。
いわゆる逆輸入というやつです。
アニメ版に初登場して人気に火が付いたので、コミックスの方に取り入れられて実写化という流れですね。
▶︎ 史上初のアメコミヒーロー
ジョーカーの愛称プリンちゃん
劇中で元彼のジョーカーを、Mr.Jまたはプリンちゃんと呼ぶシーンが多くありましたね。
プリンという愛称は、英語でPuddinと言います。
プリンは文字通り甘い食べ物のプリンでして、ジョーカーはハーレイをハニーと呼んでいました(スーサイド・スクワッドにて)
ジョーカーは登場しない?
今作にジョーカーは登場しないですが、撮影風景の画像を見ると右上にジョーカー映ってるんですよね。
冒頭からハーレイが家に入れてくれと、泣いてドアを叩いているシーンを後ろから見たら上の画像のようになりますね。
マーゴット・ロビーがあえてジョーカーを登場させないという方針で撮影したと言われています。
スーサイド・スクワッドは見た方がいい?
「 スーサイド・スクワッド 」見なくてもOKです。
理由は、冒頭にハーレイの一言解説がイラストと共に流れるからです。
そこは見る側にとって嬉しい演出だったのかなと。
DCEUなの?
今作はDCEUシリーズ第8作品目です。
DCEUシリーズは、MCUシリーズと比べると本数が少ないので理解しやすい。
復習がてらDCEU作品を箇条書きでまとめました(計8本)
- マン・オブ・スティール(2013年)
- バットマン vs スーパーマン (2016年)
- スーサイド・スクワッド (2016年)
- ワンダーウーマン (2017年)
- ジャスティス・リーグ (2017年)
- アクアマン (2019年)
- シャザム (2019年)
- ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 (2020年)
- ワンダーウーマン1984(2021年)
▶︎ DCEUシリーズ(まとめ)
バーズ・オブ・プレイの意味は?
原題にもなっているBirds of preyとは、ハーレイが組織した女性軍団ですね。
劇中最後にバーズ・オブ・プレイの意味が明らかになります。
▶︎ バーズ・オブ・プレイ(ヒロインチーム)
キャプテン・ブーメラン
ここは少しだけ触れますね。
劇中で一瞬だけキャプテン・ブーメランの写真が登場します。(記憶が正しければ)
ドアに彼の写真が貼ってあり、ハーレイが「 わたし彼のこと知ってるわ 」と言うシーンがあります。
キャプテン・ブーメランはスーサイド・スクワッドに登場したキャラクターでして、ここだけは「 誰? 」となった人も少なからずいるかと思いました。
ハイエナのブルース
ハイエナの名前がなぜブルースなのか?
これは劇中でもチラッと登場しますが、ブルース・ウェインの名前からとっています。
ブルース・ウェインはゴッサムシティを守るために、バットマンとなり宿敵ジョーカーと戦うことになります。
ハイエナは、大型犬をCG加工して撮影しているとのこと。
▶︎ 歴代ジョーカー(まとめ)
ハントレス
劇中ではクロスボウ・キラーと呼ばれています。
自分でイケてると思っている名前はハントレスなのに、皆がクロスボウ・キラーと呼ぶので1人でキレててかいわかったですね。
メアリー・エリザベス・ウィンステッドは、僕が昔から大好きな女優さんでして、好きな出演作品は下記のとおり。
- 「 ファイナル・デッドコースター 」
- 「 クローバー・フィールド・レーン 」
- 「 遊星からの物体X ファーストコンタクト 」
▶︎ ハントレス(プロフィール)
ブラックキャナリー
今作に超人キャラクターは登場しません。
唯一登場するのが、ブラック・キャナリー。
彼女はメタヒューマンと呼ばれる超人でして、DC作品で言うところのフラッシュですね。
最後にキラーボイスと呼ばれる技で、仲間の危機を回避しましたが、彼女がメタヒューマンと知らないまま見ると「 なんだこれは!?」となります。
簡単に言うと、メタヒューマン=超人です。
▶︎ ブラックキャナリー(プロフィール)
エンドロール
エンドロールは、「 知ってる?バットマンは .. 」で終わりましたね。
あれが意味するところは何なのでしょうか?
今後にDCから公開される映画「 新バットマン 」のことを示唆しているのだと考えるのが妥当でしょう。
ただ、この「 新バットマン (The Batman)」はDCEUシリーズではなく、DC単独映画として公開される予定。
新バットマンは3部作構成とも噂されており、ヴィランはペンギンとキャットウーマンとのこと。
3部作ともなれば、最強ヴィランジョーカーの登場もあり得るのではないでしょうか?
新バットマンを演じるのは、ロバート・パティンソン
新バットマンのストーリー設定は1990年代になるとされており、若き日のブルース・ウェインが描かれます。
DCEUシリーズ
今後ジョーカーは登場するのか?
ジョーカーファンとしては、彼の登場を待ちわびている人も多いことでしょう。
DCは、シリーズというより単独作品に力を入れていく方針のようです。
今後公開される「 新バットマン 」はDC単独作品でして、3部作の噂があります。
ジョーカー登場に期待できるのはそこですね。
DCEU次回作は?
DCEUシリーズの次回作は、「 ワンダーウーマン1984 」です。
コロナ影響により8月に延期が決定しています。
MCUシリーズは本数が膨大ですが、DCEUと違った面白さがあります。
▶︎ MCUシリーズ(まとめ)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
シリーズが複雑化してくると、見る側はどの作品から見たらいいのかわからないですよね。
僕もこうやって記事を書いてますが、たまに忘れるので、自分で書いた記事を見ながら映画を見ることが多いです。
ハーレイ・クインというキャラクターは、アメコミヴィランの中でも常に上位にランクインするほど人気のヴィラン。
▶︎ アメコミ人気ヴィラン(ランキング)
「 スーサイド・スクワッド 」「 ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 」見た後は、バットマンシリーズにチャレンジしてみましょう。
ジョーカーとハーレイの関係性を知った上で、ダークナイトシリーズを見るとより楽しめるかと思います。(特にダークナイト)