ジョーカーは、バットマン最大の宿敵。
人気の高いキャラクターだけに、演じる俳優にも注目が集まりますね。
今回は歴代のジョーカーを演じた俳優を紹介していきます。
永久保存版ですよ!
シーザー・ロメロ(初代)
歴代ジョーカーといえば、ジャック・ニコルソンから始まるイメージが強いですが、初代はシーザー・ロメロです。
1966~1968年にかけて放送されたTVドラマ 「 バットマン 」(邦題は怪鳥人間バットマン)にジョーカー役として出演したのが、シーザー・ロメロ。
DCコミックスがシリアス路線になったのは1980年代で、1960年代はまだまだコメディ的な要素が強かった時代でした。
初代ジョーカーのシーザー・ロメロを知らない人がほとんどかと思います。
ジョーカーを語るうえでバットマンの歴史は無視できません。
ジャック・ニコルソン(2代目)
1989年公開のティム・バートン監督作品「 バットマン 」でジョーカーを演じたのは、ジャック・ニコルソンです。
現在につながるジョーカー像を作ったのがジャック・ニコルソンといっても過言ではありません。
顔を白く塗りたくるメイク、口が裂けるメイク、独特な高笑い。
狂った感じが出ていてよかったですよね。
ティム・バートン版バットマンは、少しコメディ要素が含まれていました。
今ほどアメコミが世間的に認知されていない時代。
大物俳優がアメコミ映画にヴィラン役(悪役)として登場するのはかなりレアなことでした。
ジャック・ニコルソンは、ジョーカーの狂気を見事に演じたのです。
ヒース・レジャー(3代目)
2008年公開のクリストファー・ノーラン監督作品「 ダークナイト 」にてジョーカー役を演じたヒース・レジャー。
「 ダークナイト 」は、歴代のジョーカー作品で最も評価が高いです。
ヒース・レジャーは、ジャック・ニコルソンが作り上げたジョーカーのイメージを圧倒的な演技力により、レジェンド化することに成功。
ダークナイトについては賛否両論あり、作品が好きな人、嫌いな人にかなりハッキリ分かれます。
今回は、作品の良し悪しは触れないでおきますね。
ヒース・レジャーが演じたジョーカーについては、完成度がマジで高いです。
もうジョーカーそのものに完全になりきっていましたね。
トム・ウェイツや「 時計じかけのオレンジ 」、また昔のコミックスなどからヒントを得ながら、役づくりにあたったんだとか。
残念ながらダークナイト公開前に急死したヒース・レジャー。
彼は死後、アカデミー助演男優賞(オスカー)を受賞。
故人のオスカー受賞は史上2人目の快挙です。
バットマン3部作 ダークナイトシリーズ(トリロジー)はこの順番でみるべし
ジャレッド・レト(4代目)
2016年公開のデヴィッド・エアー監督作品「 スーサイド・スクワッド 」にてジョーカー役を演じたジャレッド・レト。
ヴィジュアルは最高でありながら、それと同時にもっとも残念だったジョーカーでもあります。
残念というのは、出演時間のこと。
映画を通しておそらく10分も登場しなかったですよね。
ジョーカーの登場シーンは多く撮影されましたが、無念の大幅カット。
彼も本当にストイックな俳優ですからね。
ジョーカーを演じたジャレッド・レトは、相当悔しかったはずです。
スーサイド・スクワッドは駄作だった上に、ジョーカーのシーンまで少なく、本当に残念な作品でした。
ホアキン・フェニックス
トッド・フィリップス監督作品「 ジョーカー 」
本国アメリカでは社会現象にまで発展しました。
日本国内においては、過去10年間で公開されたアメコミ映画の中では、エンドゲームに次ぐ歴代2位の興行収入を記録しています。
ジョーカー役はホアキン・フェニックスが演じます。
ジョーカー姿の写真も公開されていますが、ヒース・レジャーのジョーカーに風貌が近いですね。
新たなジョーカー像を見せてくれました。
まとめ
- シーザー・ロメロ(初代)
- ジャック・ニコルソン(2代目)
- ヒース・レジャー(3代目)
- ジャレッド・レト(4代目)
- ホアキン・フェニックス
いかがでしたか?
簡単に歴代ジョーカーを振り返ってきました。
こうして振り返ってみるとジョーカー役を演じる俳優は、かなりの名優揃いであることがわかりますね。
DCEUシリーズも面白いので超おすすめ。