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第6作『ラ・ヨローナ 泣く女』(2018)

公開日
2019年月20日
原題
The Curse of La Llorona
上映時間
93分
キャスト
- マイケル・チャベス(監督)
- リンダ・カーデリーニ
- レイモンド・クルス
- パトリシア・ヴェラスケス
予告編
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
考察レビュー

スピンオフ2作目。時系列6番目。
1673年、メキシコ。息子二人を川で溺死させている母。
1973年、ロサンゼルス。
「 ラ・ヨローナ 」がさらいに来るぞ、とは中南米で子供を諭す時の常套句だそうです。
アメリカでは「 良い子にしていないと、ブギーマンが来るぞ 」とするのが主流で、「 ハロウィン(1973年)」「 来る(2017年)」などでも、登場します。
日本だと、鬼が来て山に連れて行かれちゃうぞ、といったところでしょう。
いわゆる子どもたちに恐怖を想起させるための代名詞。
「 IT(2017年) 」では、登場人物たちの恐怖の対象が、それぞれの「 それ 」となって登場していましたね。
イットと言えば、白いドレスの泣き女(ラ・ヨローナ)の驚かし方が、ITのそれ。
脚本家(ゲイリー・ドーベルマン)が同じなのですね。
「 説明できないことが存在する 」ことをアナベル人形に教わったペレズ神父の紹介で、呪術医(科学と宗教に背を向けた、元聖職者)が登場。
うさん臭さも含め、なかなか楽しめますよ。
白いドレスが、ウォーレン宅の死霊博物館に保管されているシーンが、次作でチラッと映ります。