
映画ライフ楽しんでますか? 今回は、ペンネーム@Yokoさんからの投稿レビューです。
画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
イップ・マン序章


公開日
2011年2月19日
原題
Ip Man
上映時間
108分
キャスト
- ウィルソン・イップ
- ドニー・イェン
- サイモン・ヤム
- 池内博之
予告編
公式サイト
なし
作品評価
感想レビュー


イップ・マンの始まりを描いた作品序章。
そのタイトル通りイップ・マンが香港に渡り、詠春拳を広める前の物語です。
穏やかに暮らしてイップ・マンの生活を変えてしまった戦争。
それがイップマンの心の中に怒りを芽生えさせました。
人に対して思いやりをもたない人間。
イップ・マンは、そんな人間を絶対に許すことはありません。
自分の身に危険が及んでも、散っていった仲間のために戦うことを選ぶのがイップ・マンなのです。
詠春拳の素晴らしさよりも、イップマンの素晴らしい人となりを知ることができる作品です。
イップ・マン葉問


公開日
2011年1月22日
原題
Ip Man II
上映時間
109分
キャスト
- ウィルソン・イップ
- ドニー・イェン
- サモ・ハン・キンポー
- ホァン・シャオミン
予告編
公式サイト
なし
作品評価
感想レビュー


いよいよ香港で武館を開いたイップマン。
しかし、その道は前途多難でした。
そんなイップマンの前に現れた他の拳法のホン師匠。
このホン師匠を演じているのが、なんとサモ・ハン・キンポーです。
格闘技映画好き、拳法映画好きの人にとっては嬉しい登場でした。
燃えよデブゴンで見せてくれたあのアクションは健在で、イップマンを演じるドニー・イェンと見事なアクションシーンを見せてくれました。
物語は中国武術版ロッキー的な要素が満載ですが、分かりやすい展開でよかったのではないでしょうか。
ラストに子供時代のブルース・リーも出てきます。
サモ・ハン・キンポーは、「 燃えよドラゴン 」でブルース・リーと共演しているので、ファンにとっては香港映画の繋がりも楽しめる作品になっています。
イップ・マン継承


公開日
2017年4月22日
原題
Ip Man3
上映時間
105分
キャスト
- ウィルソン・イップ
- ドニー・イェン
- リン・ホン
- マックス・チャン
- マイク・タイソン
予告編
公式サイト
作品評価
感想レビュー


香港で詠春拳を広め続けているイップマンの前に新たな敵が2人現れます。
前半の敵はボクシングのマイク・タイソン。
どんな戦いを見せてくれるか楽しみにしていましたが、思った程ではなくて少し残念。
マイク・タイソンの速いパンチを見ることができたのはよかったけれど、もう少しメインどころで使って欲しかったな。
一方で、後半のチョン・ティンチの戦いは、同じ詠春拳通し迫力ある戦いでした。
今作は詠春拳よりも、イップマンと家族の物語をメインにしているので、今までとは少し違う感じの作品になっていました。
イップ・マン外伝 マスターZ


公開日
2019年3月9日
原題
Master Z Ip Man Legacy
上映時間
108分
キャスト
- ユエン・ウーピン(監督)
- マックス・チャン
- デイヴ・バウティスタ
- ミシェル・ヨー
- リウ・イエン
予告編
公式サイト
作品評価
感想レビュー


「 イップ・マン 」シリーズのスピンオフ作品で、「 イップ・マン継承 」に登場したチョン・ティンチの物語になります。
彼がイップ・マンに負けた後の物語で、武術を辞めて普通の人になろうとする姿が描かれています。
アクションは本家シリーズよりも派手で、数々のワイヤーアクションを見ることができます。
高所での空中戦など、カンフー映画らしい描写が多くありました。
マフィアのボスとして登場するミシェル・ヨーもまだまだ健在で、彼女らしいアクションを披露してくれていました。
途中マックス・チャン扮するチョン・ティンとの謎のグラスアクションには、思わず笑ってしまいました。
これぞカンフー映画だなと思いました。
単なる親子や家族の物語だけでなく、要所に笑える展開がいくつもあり、昔のカンフー映画を見ているようで懐かしく感じることができました。
イップ・マン 完結


公開日
2020年7月3日
原題
Ip Man4
上映時間
105分
キャスト
- ウィルソン・イップ(監督)
- ドニー・イェン
- ウー・ユエ
- ヴァネス・ウー
- チャン・クォックワン
- スコット・アドキンス
予告編
公式サイト
作品評価
感想レビュー


ついに物語の完結。
少し中ダルみしていた感じのある「 イップ・マン 」シリーズでしたが、最後に盛り上がりを見せてくれました。
同じアジア人として差別は許せない。
イップ・マンが差別主義者の軍人と戦う姿は、思わず力が入ってしまいました。
「 きっと勝つんだよね 」と分かっていながらも、映画を忘れてイップ・マンを応援してしまうほど、その世界に入ることができました。
今までちょい役だったブルース・リーもやっとその凄さを見せてくれます。
ただ、最後に師匠のお葬式にサングラス姿で現れたのには笑ってしまいました。
うまくシリーズをまとめたラストになっていたのではと感じました。
まとめ
詠春拳の使い手でブルース・リーの師匠でもあるイップ・マン。
そんな彼の人生を描いたのが「 イップ・マン 」シリーズでした。
このシリーズを見ればイップ・マンがどんな人だったか分かります。
もちろん、物語自体はフィクションですが、彼の人柄は伝わってきます。
5作品全て鑑賞すると、詠春拳が出来るような気がするかもしれませんね(笑)。
完