DC2大ヒーロー、バットマンとスーパーマンのガチバトル。
バトル系は、戦わないまま終わりがちですが今作は違う。
今作から「 DCエクステンデッド・ユニバース=DCEU 」が始動。
夢の共演がついにスクリーンで実現します。
▶︎ DCEUシリーズ
画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
公開日
2016年3月25日
原題
Batman v Superman Dawn of Justice
上映時間
152分
キャスト
- ザック・スナイダー(監督)
- ベン・アフレック
- ヘンリー・カヴィル
- ガル・ガドット
- エイミー・アダムス
- ジェシー・アイゼンバーグ
- マイケル・シャノン
- アルフレッド・ペニーワース
予告編
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
考察レビュー
好きだった点
DC映画「 ダークナイト シリーズ 」において、完璧な世界観を構築したクリストファー・ノーラン。
この世界観に、スーパーマンやワンダーウーマンが入っていく余地はあるでしょうか?
ベン・アフレック演じるブルース・ウェインが宇宙開発に関わるなど、違和感なく融合。
酷評だったジェシー・アイゼンバーグの演技
スーパーマンの宿敵(ヴィラン)レックス・ルーサーは、マーク・ザッカーバーグを彷彿とさせる起業家。
ルーサーは負け犬という名の通り、小者感があるのですが、今作では世界を席巻する起業家にパワーアップしています。
まさにジェシー・アイゼンバーグにピッタリなハマリ役ですが、演技は不評だったらしく、ゴールデンラズベリー賞を受賞。
ルーサー役は、過去にジーン・ハックマンやケビン・スペイシーなどの名優が演じました。
「 イメージと違う 」
「 お前ごとき小童が 」
と反感を買ったんですかね?
伝統ある役を引き継ぐのは大変のようです。
その点、バットマンの執事ペニー・ワースを演じたジェレミー・アイアンズは適役でした。
暴走するバットマンにチクリチクリと、嫌味を言うのが面白かった。
難解なストーリー構成
バットマンとスーパーマンは、誤解が元で対立して和解するだけの物語。
物語としてはシンプルですが、果たして今作に2時間30分も必要だったのでしょうか?
意図的にパズルのような難解ストーリーにしているのかとやっかみたくなります。
しかも、完全版は驚愕の3時間超え。
ヒーロー作品がこんなにも長く、難解でいいのでしょうか?
見どころ
タイトル通りバットマンとスーパーマンとの対立。
ルーサーの罠にハマり、打倒スーパーマンとして突き進むバットマン。
母親を人質に取られてやむを得ずバットマンと対決するスーパーマン。
2人の容赦ない対決は、見たいような見たくないような複雑な気持ちになりました。
タッグを組んでいたレスラーがタイマンで戦う試合を見ている残酷感。
激しい戦いに「 やめてくれ 」と思っていると、クリプトナイトにやられたスーパーマンが無意識に母の名前をつぶやきます。
偶然にもバットマンの母と同じ名前でした。
スーパーマンが母を人質に取られている事実を知ったバットマンは、瞬時にスーパーマンの苦しみを理解して味方に転じます。
一気に2人の誤解が解けて、反撃が始まる。
まさに母は強し!
ヒーローも人の子(スーパーマンは宇宙人)
やはりお袋には弱かった。
もし、両者とも母の名前が違っていたら、地球はどうなっていたのか分かりません。
考察レビュー
バットマンもスーパーマンも単体で見ると気付かないですが、バットマンは生身の人間。
スーパーマンは、クリプトナイトがあれば即アウトでしょう。
旧スーパーマンでは、クリプトナイトの登場はなし。
今作で抜群の安定感を誇ったワンダーウーマン。
情報溢れる現代社会においては、ヒーローが一律に比べられてしまう。
つまり、各ヒーローが弱く見えてしまうんですよね。
劇中の要所でルイス、マーサ、ワンダーウーマンと、女性の活躍が光ります。
戦いには女性のサポートが不可欠なんですかね。
まとめ
今作は、最後に正義が勝つので安心してください。
ストーリーを理解しようとせず、各シーンを楽しみましょう。