「 アントマン 」 考察レビュー、アベンジャーズの重要人物
今回は、ペンネーム@ジョナさんからの投稿レビューです。
MCUシリーズの中休みとしても、単体としても楽しめるアントマンですが、ピム粒子や量子世界という重要ワードも登場するので見逃せないシリーズ。
MCUフェイズ3最終章である「 エンドゲーム 」の前に見ておきたいですね。
アントマン
公開日
2015年9月19日
原題
Ant-Man
上映時間
117分
キャスト
- ペイトン・リード(監督)
- ポール・ラッド
- エヴァンジェリン・リリー
- コリー・ストール
- ボビー・カナヴェイル
- マイケル・ペーニャ
- ティップ・“T.I.”・ハリス
- アンソニー・マッキー
- ウッド・ハリス
- ジュディ・グリア
- アビー・ライダー・フォートソン
- デヴィッド・ダストマルチャン
- マイケル・ダグラス
予告編
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
レビュー
アントマンシリーズの魅力は、蟻の視点とミクロの世界を体感できることですね。
3年間ムショ暮らしをしていた泥棒のスコットは、「 ピム粒子 」の生みの親であるハンク・ピム博士に、自宅の(タイタニック号と同タイプの)金庫破りに誘導するという風変わりな方法でアントマンスーツを譲られます。
ハンクの掌で踊らされる訳ですが。
1.5センチに縮小したアントマンから見た世界は、「 ミクロキッズ(1989年)」を思い出しました。
バツイチであるスコットの心の支えは、ピーナッツという愛称で呼んでいる娘キャシーの存在。
元妻の再婚相手はよりによって警察官で、スコットとは犬猿の仲ですが、キャシーという守るべき共通の存在を通して、信頼関係が築かれるようになります。
スーツの調整器を用いて、「 量子世界 」に入り込んでしまったアントマンが、現実世界にカムバックするという奇跡的な出来事よりも、娘キャシーが側転をできるようになったことに喜ぶスコットの親バカぶりに共感しました(笑)
任務中、アベンジャーズメンバーのファルコンと成り行きで戦うことになることで、ラストシーンで彼がアベンジャーズにスカウトされることになります。
アントマン&ワスプ
公開日
2018年8月31日
原題
Ant-Man and the Wasp
上映時間
118分
キャスト
- ペイトン・リード(監督)
- ポール・ラッド
- エヴァンジェリン・リリー
- マイケル・ペーニャ
- ウォルトン・ゴギンズ
- ボビー・カナヴェイル
- ジュディ・グリア
- ティップ・“T.I.”・ハリス
- デヴィッド・ダストマルチャン
- ハナ・ジョン=カーメン
- アビー・ライダー・フォートソン
- ランドール・パーク
- ミシェル・ファイファー
- ローレンス・フィッシュバーン
- マイケル・ダグラス
予告編
なし
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
レビュー
「 アントマン 」で量子世界について「 時間という概念が無意味となる事象世界で、永遠に縮小し続ける 」という説明が登場します。
今作では、ピム博士が30年前に量子世界へ入り消息を絶ってしまった妻のジャネットを探しに、小型エンジンで超ミクロの世界へ。
秘密だらけの量子世界は、何となく人間の体内のようでもあり「 ミクロの決死圏(1966年)」を思い出しました。
ワスプのアクションが見どころ。
飛んでくるナイフの側面を走る構図はシブいですね。
ただヴィラン役のゴーストスーツ(とはいっても力を抑える役割)は、どこのホームセンターで買ったの?
というレベルのダサさで、ヘルメットは失敗したストーム・トゥルーパーという感じです(涙)
「 シビルウォー キャプテン・アメリカ(2016年)」後の話として、会話が展開されますが、あえて遡るのもありかも。
見逃せないのは、路肩駐車していた車が縮んだのを目撃した市民役のスタン・リーの姿。
「 60年代にラリったツケが回ってきたな 」という一言のカメオ出演。
他に10パターンほどのセリフを撮っていたのだとか。
それにしても、エンドロールでここまでひっくり返すのは、なかなかないですよね。
まとめ
虫の視点となりミクロ体験を楽しめるアントマンシリーズ。
作品のテーマに「 娘への愛情 」があり、元泥棒仲間たちのコミカルなやり取りもあり、単体として家族で楽しむこともできます。
MCUシリーズの重要ポイントも登場するので、是非おさえておきたいですね。
(今作に限らず)エンドロールを見逃さないで!