MCUシリーズの2作目であり元祖アメコミヒーロー「 超人ハルク 」の実写化。
エドワード・ノートンがMCUを演じた最初で最後の作品としても味わいがあります。
単独としてのハルクシリーズ続編は、今のところ作られていません。
インクレディブル・ハルク
公開日
2008年8月1日
原題
The Incredible Hulk
上映時間
112分
キャスト
- ルイ・レテリエ(監督)
- エドワード・ノートン
- リヴ・タイラー
- ティム・ロス
- ティム・ブレイク・ネルソン
- タイ・バーレル
- ウィリアム・ハート
予告編
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
レビュー
プロレスラーのハルクホーガンの名前の由来となるぐらいに、超人的な破壊力を持ったハルク(廃船の意)は、科学者ブルース・バナーが、実験的な超兵器の試験中にガンマ線を浴びることで誕生します。
人間の隠し持った獣性を解放して、暴れまくるハルクのアクションこそ今作の醍醐味ですね。
ヴィランのアボミネーションと肉弾戦を繰り広げるクライマックスは、まるでリアル「 ファイトクラブ 」でした(エドワード・ノートンだけに)
心拍数200を超えるとハルクに変身してしまうため、怒りの感情を制御しようと武道の達人に呼吸法を教わりますが、その達人がヒクソン・グレイシー本人なのには驚きました(笑)
彼に武術を授かれば、きっと変身しなくても最強でしょうね。
ところで、ブルースの力を抑えるために、研究をしてくれたサミュエル・スターンズ博士は、アボミネーションと化したエミルに殺されてしまいますが、
その際、博士は不敵な笑みを浮かべ、血液を受け止めた頭部が奇妙にうごめきます。
原作では、ハルクのライバルともなるヴィランの「 リーダー 」に変化する伏線と思われるシーンですが、その姿を目にすることが出来るのは、いつになるでしょうか。
まとめ
今作ではハルク誕生の秘密が明かされ、ラストでトニー・スタークが、アベンジャーズ結成を仄めかします。
フェーズ1を楽しむためにも、「 アイアンマン 」に続いて見ておきたいですね。
クライマックスは、ハルクと共に叫びましょう。
ハルクスマッシュ!
バナーの血液混入ソーダを飲んでしまうスタン・リーもお見逃しなく。