今回は、2018年にソニーピクチャーズから公開された映画「 ヴェノム 」について触れていきます。
画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
ヴェノム(2018)
あらすじ
敏腕記者エディ・ブロック(トム・ハーディ)は、人体実験で死者をだしているという<ライフ財団>の真相を追う中、ある“最悪な”ものを発見し、接触してしまう。それは<シンビオート>と呼ばれる地球外生命体だった。
この意思を持った生命体との接触により、エディの体は寄生され、その声が聞こえるようになる。「一つになれば、俺たちはなんだってできる」とシンビオートはエディの体を蝕み、一体化し、ヴェノムとして名乗りを上げる。ヴェノムはそのグロテスクな体で容赦なく人を襲い、そして喰らう。相手を恐怖に陥れ、目玉、肺、そしてすい臓…体のどの部位も喰い尽くす。
エディは自分自身をコントロールできなくなる危機感を覚える一方、少しずつその力に魅了されていく――。
(公式サイトより引用)
公開日
2018年11月2日
予告編
キャスト
- ルーベン・フライシャー(監督)
- トム・ ハーディ
- ミシェル・ウィリアムズ
キャストは文句なし。
トム・ハーディは、DC映画「 ダークナイト・ライジング 」以来のアメコミ映画出演です。
ミシェル・ウィリアムズもヒロイン役として出演していますが、相変わらずキュート。
MCUとの関連性
今作はマーベル原作の映画ですが、MCUシリーズとは関連はありません。
ケヴィン・ファイギは、MCUシリーズとは関係はなく、
今作はソニー・ピクチャーズ初のマーベル映画です。
サム・ライミ版スパイダーマン3でヴェノムが登場しましたが、今作のヴェノムはかなりグロに磨きがかかっています。
トム・ホランドが、スパイダーマンとして登場する噂がありましたが、1秒も出ませんでしたね(笑)
ヴェノムについて
誕生秘話
今作でヴェノム誕生の秘話が描かれます。
宇宙外生命体シンビオートが、エディ・ブロックに寄生したことによりヴェノムとなります。
シンプルにいうと、宇宙から飛来したエイリアンです。
ヴェノムの能力とは?
- ヴェノムの由来は猛毒
- 地球外生命体のシンビオートが人に寄生することでヴェノムとなる
- 寄生された人間は超人的なパワーとヒーリング能力が備わる
- シンビオート自体は寄生虫ですが、意思があり寄生主と会話をすることが可能
- 憎しみが増えれば増えるほど、寄生主のパワーが強大化する
- 前の寄生主の能力を受け継ぐ
エディ・ブロックもスパイダーマンに強い憎悪を抱いています。
シンビオート自体もスパイダーマンに憎悪を抱いているため、
原作でヴェノムが登場してから30年近く経過しますが、今だに根強い人気を誇ります。
サム・ライミ版スパイダーマン3では、本来ヴァルチャーというヴィランが登場する予定でしたが、制作側が選んだのは最終的にヴェノムでした。
カーネイジの存在
続編への伏線
今作に複数体のヴェノムが登場するも、カーネイジは登場せず。
エンドロールで、囚人レッドがカーネイジ登場をほのめかしていたので、続編は濃厚と思っていたら、実際に続編が公開されましたね。
カーネイジの特徴
カーネイジは見た目がヴェノムとほとんど同じですが、ヴェノムが黒に対してカーネイジは赤です。
寄生主がちがうだけで、もとは寄生虫シンビオートです。
原作では連続殺人犯のクレタス キャサディに寄生したシンビオートが狂暴化してカーネイジになります。
イメージとしては、スパイダーマンとヴェノムを足した強さ。
ヴェノムにはない特徴でして、身体をあらゆる形に変形させて武器を創造することも可能です。
日本に先立って公開されたヴェノムですが、早くも全米やそれ以外の国で2億ドルをこえる超ロケットスタートを記録しました。
続編「 ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ 」(2021)
続編のレビューはこちら。
「 ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ 」考察レビュー
【最新作】「 ヴェノム:ザ・ラストダンス 」(2024)が秋に公開決定
シリーズ第3弾となる「 ヴェノム:ザ・ラストダンス 」が11月1日(金)に全国公開されます!
前編となる2作品を視聴してから、ぜひ映画館に足を運びましょう。
予告編
まとめ
今作は、アメコミに興味がない人が見ても、楽しめる作品だと思いました。
めちゃくちゃ良作でした。
ヴェノムからスタートするSMU(ソニー・マーベル・ユニバース)が新たに始まります。
今後、MCUのマルチバース展開も可能性としてはありますので、MCUがSMUの世界観とつながると面白いですよね。