
クリストファー・ノーランが手がけた「 ダークナイトシリーズ 」で知られる、人気キャラのバットマンを主人公に描くサスペンスアクション。
画像の引用元:IMdb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
THE BATMAN ザ・バットマン


公開日
2022年3月11日
原題
The Batman
上映時間
176分
キャスト
- マット・リーブス(監督)
- ロバート・パティンソン
- コリン・ファレル
- ポール・ダノ
- ゾーイ・クラビッツ
- ジョン・タトゥーロ
- アンディ・サーキス
予告編
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
考察レビュー


3年前に劇場公開されたヒット作「 ジョーカー 」を彷彿とさせるような、社会への反抗心を剥き出しにする凶悪犯リドラー。
終盤までずっと伏せられていたその素顔が明るみになったとき、ポール・ダノ以上にサイコ役が似合う人っていないのでは?と思うほどゾクゾクし引き込まれていった。
彼が出演する作品は今まで何作か鑑賞している「 リトル・ミス・サンシャイン 」の頼りないお兄ちゃんや、「 スイス・アーミー・マン」でボロボロになりながら、
無人島脱出を試みる青年など、癖のある多彩な役を演じているが「 プリズナーズ 」や今作のような凶悪犯を演じる彼は、観客を惹きつける特別な何かがあるように思えた。
個人的にとても楽しみに待っていた作品であり、鑑賞前に何度も予告編を確認しては「 絶対にIMAXで観るんだ 」という強い意志のもと公開を待ち望んでいた。
実際に鑑賞して予告でも出てきたシーンになると「 きた!」という高揚感と、ここに繋がっていくのかという更なる期待で想像以上に楽しめる作品だった。
両親を殺された過去を持つブルース。
その復讐のためにバットマンとなった彼だが、今回リドラーによって殺されてしまった役人の子供が、第一発見者になってしまうという悲しいシーンがあった。
お通夜に参加したブルースは、その子供を見つけるが、私はその悲壮感漂う背中から幼少期のブルースを思い出してしまった。
その息子がバットマンのような存在になることは、あまりにも悲しいことだ。
だからこそ、どんな理由であれ親を殺したリドラーのことを許してはならないと彼の姿を見て思った。
作品全体を通して、暗いからこそ映える銃撃戦のシーンや車のライト。
圧巻のカーチェイスのシーンは瞬き厳禁だ。
あまりの迫力に「 これ何回もテイクできないよな••• 」「 予算いくらなんだろう 」と考えてしまうほど。
バットマンが夜の街中を飛ぶシーンはとても綺麗で、大きなスクリーンで鑑賞してよかったと絶好の映画体験にワクワクが止まらなかった。
まとめ


終わり方的にも次回作もあると期待しても良さそうだ。
ロバート・パティンソンのバットマンが観たいと思うし、リドラーとバットマンの未来にも注目したい。