祝え!新たなるDCU最強ヒーローの誕生を。
MCUも細かいことも気にしない。
ただただヒーロー・アクションを楽しもう。
アメコミに不慣れな日本人が奇なるMCU類似や細かいことも考察してみよう。
画像の引用元:IMdb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
ブラックアダム
あらすじ
公開日
2022年12月2日
原題
Black Adam
上映時間
124分
キャスト
- ジャウム・コレット=セラ(監督)
- ドウェイン・ジョンソン
- オルディス・ホッジ
- ノア・センティネオ
- サラ・シャヒ
- マーワン・ケンザリ
- クインテッサ・スウィンデル
- モー・アマー
- ボディ・サボンギ
- ピアース・ブロスナン
予告編
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
考察レビュー
僕のイメージする最強ヒーローは、叫ばず・慌てず・避けず。
撃たれても撃たれても、ただただ真っ直ぐ悪人に歩み進む姿が理想。
そんな屈強最強ヒーローをブラックアダムは体現してくれた。
もし演じるのがドウェイン・ジョンソンではなく、気の抜けた顔つきの日本人で、スーツが黒でなく黄色だったら…。
それは「 ワンパンマン 」の“サイタマ(ハゲマント)”になってしまう。
黒スーツ→「 俺はヒーローではない 」
黄スーツ→「 趣味でヒーローをやってる者だ 」
なんて、勝手に思ってクスクスしてた(笑)
さて、簡単に解説すると、ブラックアダムの登場は「 シャザム 」の一発屋ヴィランだった。
本来はアダムはシャザムとして能力を得たのに、力に溺れて闇堕ちしてたことで、魔術師シャザムに宇宙の遙か彼方に飛ばされた。
だから、あれだけ“魔術師”を毛嫌いするんですね。
5000年後の地球に戻り、現:シャザムに倒される。
当時「 シャザム 」を掲載していた出版社が、経営難からコミック事業を放棄した際に、DCコミックに吸収される。
そして、ブラックアダムは復活を果たすことになる。
大人事情を含めた、独特な経歴のヒーロである。
こういったアメコミ事情やキャラクターの出自や背景は、マニアでないと知られてない。
日本での興行はザ・ロック様のヒーロー物として楽しんで貰えるか?
ある意味で「 アイアンマン 」以降のMCU型にユニバース形式で拡大したアメリカン・ヒーロー作品を好きになった一般的なファンにとっては、
どこかで観たり、どこかにあった設定やシチュエーションが満載の、壮大な二次加工作品に思えてしまうのではいだろうか?
さもすると日本人だけでなくアメリカ人も他外国人にとっても同様なのでないだろうか?
砂漠地帯で闇堕ちするドウェイン•ジョンソンって《スコーピオン・キング》?
JSAのメンバーとアジトと航空機って《X-MEN》のプロフェッサーXの“恵まれし子らの学園”と航空機と似てない?
エタニウムやエヌエスメタルって、ヴィブラニウム?
カーンダックってワカンダ?
直近に「 ワカンダ・フォーエヴァー 」があったから余計に感じるのでは?
インターギャングの駆るエタニウム使ったエアバイクって《アベンジャーズ》のチタウリのエアバイク?
タスク・フォースX秘密基地の“箱”は「 レイダース/失われたアーク 」の“聖櫃”?
ラストバトルは「 アベンジャーズ 」のNY決戦や「 マン・オブ・スティール 」のメトロロポリスの決戦?
等々の既視感が否め無い可能性大に思えてしまうのは僕だけだろうか?
しかし、作品としてテンポは良く、バトルシーンやアクションシーンは多彩なので、細かいことを気にしなければ爽快なヒーロ作品なので、
新たなる最強ヒーローの降臨を楽しめることは間違いない。
まとめ
DCUは作品群の仕切りをスナイダーからジェイムズ・ガンに移行したことで、スーパーマンやバットマンは中核レジェンドとして、
「 スーサイド•スクワッド 」のタスク・フォースXやシャザムたちをDCUの新たな軸として展開するのだろうか?
それはそれで、僕には物足りなくWD社の絶大なマーケティング能力に、WB社は対抗しうるヒーロー・ユニバースとして差別化を計れるのだろうか??
先ずは新たなる最強ヒーローの降臨を祝おう。