【 ネタバレなし 】「 ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結 」考察レビュー、ジョーカーの登場はあるのか?
映画ライフ楽しんでますか? 今回は、ペンネーム@テオさんからの投稿レビューです。
DCEUシリーズ、MCUシリーズは是非チャレンジして欲しい。
断れば死、挑んでも死。
自殺的究極ミッションに挑む、過激で胸を熱くする悪人たちの闘いを描くアメコミ実写化作品。
暗い気持ちを吹き飛ばす、溢れんばかりの魅力を短いながらまとめていきます。
画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結
公開日
2021年8月13日
原題
The Suicide Squad
上映時間
132分
キャスト
- ジェームズ・ガン(監督)
- マーゴット・ロビー
- イドリス・エルバ
- ジョン・シナ
- ジョエル・キナマン
- デヴィッド・ダストマルチャン
- ダニエラ・メルシオール
- シルヴェスター・スタローン
- ヴィオラ・デイヴィス
- ジェイ・コートニー
- ピーター・カパルディ
予告編
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
考察レビュー
「 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 」のジェームズ・ガン監督が、今度はDCで暴れてくれました。
一部同じキャストが同じキャラを演じてはいるものの、DCEUの2016年版から独立した作品として設定されており、ガン監督の好き放題に作った結果、R15+に指定されてしまいました。
そのレイティングが示している通り、今作はアメコミ実写化作品の中でもグロさが際立っています。
切断面やら肉片が飛ぶのはデフォルトで、「 いろんなもの 」が見れますし、主要キャラと思われてた人すら平気で血祭りにあげる容赦なさ。
しかも、その過激さを笑いにかえる不謹慎な作品。
ただ、それは過激さを追求しただけのものではありません。
消耗品として扱われてきた人たちが、それでも自らの存在意義を証明すべくもがく姿を、私たちは目の当たりにします。
誰が死ぬか分からない予定調和なしの展開は、現実世界の死生観を感じさせ、逆にリアリティを感じる展開に仕上がっていました。
個々のキャラに注目してみても、そのキャラの抱える痛みや孤独をしっかり感じさせる演出が積み重なり、いつしか彼らを応援してしまいます。
見た人それぞれの推しキャラができる程、どのキャラも愛おしく描かれます。
僕はシルヴェスター・スタローン演じる二足歩行鮫ナナウエにハマりました。
人間大好物で仲間すら平気で食べようとする彼が、この任務の中でどう変わっていくのか?(それとも死んでしまうのか?)
そしてクライマックス。
「 犯罪者 」という決して人に誇れるような人生を送ってきていない彼らの人生の叫びが響き合い、「 ヴィラン映画 」からいつの間にか「 ヒーロー映画 」になる奇跡!
さりげない社会派メッセージを散りばめながらも、他のアメコミヒーロー映画に負けない胸熱ストーリーを語り切る!
流石ジェームズ・ガン監督としか言わざるを得ません。
まとめ
DCファンにも、DC初めての方にも、(グロいのが耐えられる)全ての人にオススメできる笑って泣
ける愛おしい「 極 」映画でした!
過去のDCEUシリーズを復習しておきましょう。