目次
第3作『ロボコップ3』(1993)
あらすじ
オムニ社は、未来都市デルタシティ建設のため旧市街の撤去にかかる。地下に潜伏した市民との戦闘が繰り広げられているデトロイトシティ。オムニ社の特殊部隊リハッブにより襲撃されたところを救われたロボコップは、ゲリラ化した住民と共に打倒オムニを誓う。
公開日
1993年11月5日
原題
RoboCop3
上映時間
104分
キャスト
- フレッド・デッカー(監督)
- ロバート・ジョン・バーク
- ナンシー・アレン
- マコ岩松
予告編
公式サイト
なし
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
考察レビュー
第3作目では、前作までロボコップのマーフィー役を務めたピーター・ウェラーから「 シンプルメン 」や「 天と地 」に出演したロバート・ジョン・バークになりました。
オムニ社は業績回復のために、デトロイトに大規模な都市開発計画を立ち上げました。
その際、計画の妨げになる住人はオムニ社の特殊部隊・リハッブによって強制収容所に連行されるという、前作にも増して荒廃した世界が舞台となっています。
一方で、シリーズの特徴であったバイオレンス描写は、今作ではあまり発揮されていません。
第3目は前作までと異なり、デトロイト市民とオムニ社(リハッブ隊)の抗争が主な構図となっており、ロボコップ自身に明確な悪役がいるわけではありません。
だからこそ、オムニ社の「 製品 」or 「 警察官 」としての使命に生きるのか?
というロボコップの新たな葛藤を垣間見ることができます。
今作はシリーズの中で唯一、家族全員でも鑑賞できる娯楽作品になっていると思います。