パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉

公開日
2011年5月20日
原題
On Stranger Tides
上映時間
141分
キャスト
- ロブ・マーシャル (監督)
- ジョニー・デップ
- ペネロペ・クルス
- ジェフリー・ラッシュ
感想レビュー
ジャックを憎むバルボッサ船長と、スペインの軍隊が生命の泉を求めて戦います。
前作までと同じく、海賊とのアクションシーンが目立ちますが、今作ではCG技術が進歩し、よりスリリングなアクションが描かれています。
特に、海底の船の戦いは迫力満点で見応えがあり。
また、新たなキャラクターとして、演じるアンジェリカが登場します。
彼女は、ジャックと同じく生命の泉を求めている女性で、彼女とジャックの掛け合いが面白く、物語に新しい風を吹き込んでいます。
ただし、今作は前作までとは異なり、ストーリーがやや薄い印象があります。
また、前作までのキャラクターたちがあまり登場しないため、ファンからは不評を買ったようです。
ストーリーに欠ける部分があるため、ファンからの評価は分かれるかもしれません。
黒ひげと呼ばれる最強海賊エドワード・ティーチが登場します。
漫画ワンピースでもお馴染みの海賊ですね。
人魚も登場します。
作品としてはイマイチでした。
物語の舞台はスペインです。
パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊

公開日
2017年7月1日
原題
Dead Men Tell No Tales
上映時間
129分
キャスト
- ヨアヒム・ローニング (監督)
- エスペン・サンドベリ (監督)
- ジョニー・デップ
- ハビエル・バルデム
- ブレントン・スウェイツ
- ジェフリー・ラッシュ
感想レビュー
シリーズ最終章。
若き日のジャック・スパロウが登場。
前作「 生命の泉 」から6年後の物語が描かれており、ジャックと仲間たちが再び世界の運命を握る壮大な冒険に挑みます。
物語は、伝説の海賊キャプテン・サラザールとその船員たちが復活し、ジャックを含むすべての海賊を狩り出すために海を駆けるシーンから始まります。
ジャックは、サラザールに狙われる身となったため、仲間たちと協力してサラザールを倒す方法を模索することになります。
やがて、彼らは海賊たちの聖地である「 海の終わりの島 」を目指し、そこに眠る伝説のアイテム「ポセイドンの槍」を手に入れるために戦います。
本作は、シリーズおなじみのコミカルなシーンやアクションシーンが多く、そのスケール感は壮大。
映像の美しさも際立っており、特に海の描写や海賊たちの船上での戦いのシーンは見応えがあります。
前作までの登場人物が集結し、物語のクライマックスでは感動的なエピソードも描かれます。
特に、新たに登場するキャラクターの中には、物語の展開に不可欠な存在であるにもかかわらず、深く掘り下げられずに物語に絡んでくるという点が残念。
シリーズ最終章ということもあり、前作までのストーリーを知らないと物語が理解しづらいかもしれません。
ある程度の時間が経過しているため、前作までのストーリーを忘れてしまっている場合は、ストーリーについての復習が必要でしょう。
ジョニー・デップ
パイレーツ・オブ・カリビアンの成功は、間違いなくジョニー・デップの功績が大きい。
彼なしにパイレーツシリーズはなかったと思いますし、彼以外にジャック・スパロウを演じられる役者はいなかったでしょう。
パイレーツシリーズにより、彼はスーパースターとなりました。
ローン・レンジャー、トランセンデンス、チャーリー・モルデカイ、アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅は、興行的に失敗に終わりました。
チャーリー・モルデカイは、制作費の半分ほどしか回収できていないという大失敗です。
ただ、失敗はジョニー・デップのせいか?
失敗は彼だけのせいではないかなと。
ローン・レンジャーはストーリー自体が面白くなかったので、彼以外の俳優が演じても面白くなかったと思いますね。
個人的にトランセンデンスはめっちゃ好きでした。
近年はアンバー・ハードとの離婚もあり、仕事もキャリアも以前と比べると順調ではないですが、今後の彼の活躍に期待です。
「 パイレーツ・オブ・カリビアン 」シリーズ(トリビア)

ジョニー・デップの役作り
主人公ジャック・スパロウ役のジョニー・デップは、役作りのために実際に海賊博物館に訪れ、海賊の生活や文化について研究したとされています。
デイヴィ・ジョーンズのロッカー
劇中でデイヴィ・ジョーンズ船長が操る「 フライング・ダッチマン号 」という船は、死者の霊魂たちを運ぶ船であり、デイヴィ・ジョーンズ船長自身も死者の世界に住む半魚人のような存在とされています。
そして、「 デイヴィ・ジョーンズのロッカー 」とは、デイヴィ・ジョーンズ船長が管理する死者の世界の入り口であり、そこにたどり着くには、多くの試練を乗り越えなければなりません。
映画の中では、主人公のジャック・スパロウたちが「 デイヴィ・ジョーンズのロッカー 」に向かい、デイヴィ・ジョーンズ船長と戦う姿が描かれています。
この場所は、シリーズのファンの間で非常に有名で、独特の雰囲気や世界観が魅力とされています。
ジャック・スパロウのコンパス
ジャック・スパロウが愛用するコンパスは、実際に作られたもの。
このコンパスは、映画のプロップとして使用された後、オークションに出品され、高額で落札されたと言われています。
第1作目の「 呪われた海賊たち 」の冒頭
ジャック・スパロウが海賊船から海に飛び込むシーンがありますが、このシーンは実際にジョニー・デップが演じているわけではなく、スタントマンが演じている。
第5作目の「 最後の海賊 」
撮影中、主演のジョニー・デップは、ジャック・スパロウ役を演じるために髪を金色に染めることを拒否。
代わりに、かつらを着用して撮影に臨みました。
まとめ
映画業界で海賊映画は、ヒットしないと言われ続けてきました。
これはマーベルのスパイダーマンと似ていまして、スパイダーマンも実写化不可能と言われてきました。
しかし、最終的にサム・ライミ版スパイダーマンは大ヒットしましたよね。
パイレーツ・オブ・カリビアンも例外ではありませんでした。
誰もこれほどの大ヒットシリーズになるとは思っていなかったのですから。
世間はそんなもんです。
成功すると称賛され、失敗すると叩かれます。
以前からパイレーツ・オブ・カリビアンの新作が制作されるという話が出ておりますが、怪しいものです。
リブートされないんじゃないかな?(笑)