ジョニー・デップ、アーミー・ハマーがそれぞれトントとローンレンジャー を演じた西部劇の友情ストーリー。
2013年に公開された作品ですが、この頃は、ジョニー・デップの方がアーミー・ハマーよりも人気だったのかもしれません。
今ではその人気も逆転してしまっているような気もしますが、トントとローンレンジャーの少し変わった友情を楽しむことができます。
それでは「ローン・レンジャー 」のレビューをどうぞ!
ローン・レンジャー
公開日
2013年8月2日
原題
The Lone Ranger
上映時間
149分
キャスト
- ゴア・ヴァービンスキー(監督)
- アーミー・ハマー
- ジョニー・デップ
- ルース・ウィルソン
- ヘレナ・ボナム=カーター
予告編
公式サイト
感想レビュー
好きだった点
実は人気テレビシリーズのリメイクだった「 ローンレンジャー 」
TVシリーズは1949年~1950年代にかけて放送されたので、今の若者はもちろん知りません。
よって、リメイクというよりは、新たな作品として観賞した人も多かったはずです。
私も初めて今作で「ローンレンジャー 」を見たのですが、個人的には面白いと感じました。
笑えるようで笑えないジョークの連続。
そしてジョニー・デップ。
話題が尽きないジョニー・デップですが、不思議なキャラクターを演じさせたら彼の右に出る役者はいないかと。
ジョニー・デップは、今作の演技で彼の持つ魅力を出し切っていました。
真面目だけれど、それがおかしくて、ちょっと抜けているトント。
そんなトントは、ジョニーのハマリ役の1つなような気がしました。
嫌いだった点
上映時間が149分ですが、ちょっと長い。
何回かある物語のポイントまでが長くて、間延びしたような感じがしてしまいました。
私はトントとローンレンジャー 2人のジョークが好きでしたが、この手のジョークが合わない人もいるかもしれません。
見どころ
西部劇好きなら一目でわかるモニュメントバレーが、何度も登場します。
時代設定は1869年でして、当時を描いた西部劇のように、西部の広大な大地を堪能できます。
テキサスの町、鉄道の様子など、しっかり当時が再現されています。
その分、製作費がかさんでしまったのでしょうが、西部開拓時代にタイムスリップできる作品になっています。
考察・疑問点
製作費が2億1800万ドルもかかっていますので、数億ドルの赤字作品になってしまい、興業的に失敗。
ゴールデンラズベリー賞5部門でノミネート、最低リメイク賞を受賞してしまっています。
ディズニー作品+パイレーツ・オブ・カリビアンの監督&ジョニー・デップ作品ということで、観客の期待値が上がり過ぎたのかもしれません。
まとめ
興行的にはイマイチな「 ローンレンジャー 」ですが、私は面白いと思いました。
ジョニー・デップが演じたトントは、彼の魅力がつまっています。