「 キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー 」考察レビュー
映画ライフ楽しんでますか?
今回は、ペンネーム@LEDMAXIさんからの投稿レビューです。
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の2大巨頭となるヒーロー。
キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースついに登場。
今作の鑑賞なくして「 アベンジャーズ 」は語れない。
物理的な発足もそうだが、何よりもキャップが存在しなければ心と正義をもたらしてくれた。
キャップ…いや!
スティーブは常に真っ直ぐ向き合い、自らの犠牲も厭わない。
スティーブは交わした約束を違えることは決してない。
画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー
公開日
2011年10月14日
原題
Captain America The First Avenger
上映時間
124分
キャスト
- ジョー・ジョンストン(監督)
- クリス・エヴァンス
- トミー・リー・ジョーンズ
- ヒューゴ・ウィーヴィング
- ヘイリー・アトウェル
- セバスチャン・スタン
- ドミニク・クーパー
- トビー・ジョーンズ
- ニール・マクドノー
- デレク・ルーク
- スタンリー・トゥッチ
予告編
公式サイト
作品評価
[rate title=”5つ星”]
[value 4]映像[/value]
[value 4.5]脚本[/value]
[value 4.5]キャスト[/value]
[value 3]音楽(BGM)[/value]
[value 3]リピート度[/value]
[value 2]グロ度[/value]
[value 4.5 end]総合評価[/value]
[/rate]
感想・考察レビュー
MCUフェイズ1のクライマックス「 アベンジャーズ 」突入前の最大の前哨戦と、フェイズ2への導入作品とも言えるのが今作だ。
全ての歴史の起点を示す物語としての位置づけでもある。
世界大戦で世界を震撼させたナチスドイツは神秘主義に傾倒していた。
そんな捜査の中で北欧神話の神秘を信じ、科学に精通していたヨハン・シュミットは、地球に隠されていた四次元キューブを入手し、ナチスの未来と決別。
不完全な超人血清を自ら投与し、彼はレッド・スカルとなり秘密結社ヒドラを設立する。
四次元キューブは、未来の地球と全ての宇宙に最大の危機をもたらすキッカケになる。
ヒドラの設立のカウンター・バランスとしてS.H.I.E.L.D(シールド)設立のキッカケになる。
超人血清は後に超人ハルクを生み出すキッカケになる。
キャップの存在と意思がセルフィッシュなヒーローたちを鼓舞し、アベンジャーズたらしめる。
興行的な目線で言えば、次回作になる「 アベンジャーズ 」でフェイズ1終了と共に、フェイズ2の製作開始と、更にスピンオフ作品としてテレビドラマが展開していく。
実はここでもキャップ絡みが最大の要因だと感じられる。
詳しくは別で語ろうと思うが今品でスティーブを見い出し、信じて支え、恋をしたペギー・カータのその後の物語「 エージェント・カーター 」
更に他作品では既に登場しているシールドのエージェントで、幼少時から伝説のキャプテン・アメリカの大ファンだったフィル・コールソンを主人公とした「 エージェント・オブ・シールド 」の、
シーズン4くらいまではMCU劇場作品と上手にリンクしていく。
特にシーズン1〜3の間でヒドラに翻弄されていく流れは、当ドラマを鑑賞していると、非常に人類支配の裏の意図がよりエモーショナルに感じられる。
まとめ
冒頭で語った「キャップ…いや!スティーブは常に真っ直ぐ向き合い、自らの犠牲も厭わない。そして、スティーブは交わした約束を違えることは決して無い 」
この思いは、本レビューを執筆するにあたり、再鑑賞して強く感じたスティーブ・ロジャースがずっと忘れずにいた淡く切ない想い。
この想いは「 アベンジャーズ エンドゲーム 」で美しく幸福に帰結する。