新しいスパイダーマンシリーズ第1弾。
アベンジャーズに本格加入する前のヒーロー活動を追った作品です。
スパイダーマン ホームカミング
公開日
2017年8月11日
原題
Spider-Man Homecoming
上映時間
133分
キャスト
- ジョン・ワッツ(監督)
- トム・ホランド
- マイケル・キートン
- ジョン・ファヴロー
- ジェイコブ・バタロン
- ローラ・ハリアー
- ゼンデイヤ
- ドナルド・グローヴァー
- タイン・デイリー
- マリサ・トメイ
- ロバート・ダウニー・Jr
予告編
公式サイト
感想レビュー
過去2代のスパイダーマンと今作では、スーツやストーリー性が圧倒的に異なる。
なので、全く別物として捉えて見るのが1番いい。
あえて過去2代と比較して考えると、主人公ピーター・パーカーがとても幼い。
初代や2代目は、世界を自分の力で救うことに対して、責任感や信頼を大前提に活動を行うのに対して、今作では特別な力を手に入れたことに舞い上がり、自分勝手に行動してしまう。
見ていて「 それはやりすぎでは?」と思ってしまうような行動もあるが、物語を通して彼は大きな成長を遂げる。
今作はヒーローとしてのピーター、1人の人間としてのピーターの成長ムービーだ。
ピーター役はオーディションで選考。
最終選考にはティモシー・シャラメも残っていたのは有名な話だが、監督いわくトム・ホランドに決定したのは、彼の圧倒的な身体センスが決め手だった。
実際、派手なアクションシーンも、ほぼトム・ホランド自らスタントマンなしで演じており、体を自由自在に動かせる筋力や柔軟性は、若手俳優陣の中でも頭1つ抜けているだろう。
スパイダーマンは彼の出世作となったわけだが、作品の魅力はもちろん、トム・ホランドとピーター・パーカーの出会いはある意味運命的なものを感じてしまった。
まとめ
ベストシーンは、ネッドが椅子をコロコロしながらピーターの手助けをするシーン。
とてもキュートで好きだった。
認めてもらいたい、とアピールするために無茶なことばかり繰り返すピーターを叱るアイアンマンが大人で、ピーターのお父さんのようにも思えた。
父のように寛大な心で最終的には彼を受け入れる。
彼なしではピーターが成長することはまずなかっただろう。