*ペンペンさんからの投稿記事となります。
大学生映画ブロガーのペンペンです。
先日、「 パラサイト 半地下の家族 」という韓国映画を見てきました!
実は映画館で韓国映画を見るのは今作が初めてなので、楽しみにしていた作品の一つです。
結論から言うと、2020年ベスト10入り確実というぐらい面白いです。
普段はハリウッド映画ばかり見ていますが、馴染みのないアジア映画、最初にこの映画を選んで本当によかったです。
画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
パラサイト 半地下の家族
公開日
2020年1月10日
上映時間
132分
キャスト
- ボン・ジュノ(監督)
- ソン・ガンホ
- イ・ソンギュン
- チョ・コジョン
- チェ・ウシク
- パク・ソダム
予告編
感想レビュー
あらすじ
良かった点
前半と後半のギャップ
この映画を見た方が、 一番衝撃を感じることはこれじゃないですかね?
前半は、コミカルに富裕層に取り付いて行く半地下家族のキム一家。
家族ぐるみで詐欺まがいな行動を面白おかしく描いてるんですが、後半は一気に雰囲気が変わります。
そして前後半を大きく分ける「 突然変異 」と言える点は、騙してクビにしたパク一家の元家政婦が現れたところ。
キャッチホンの画面に映った瞬間、留守になってるパク豪邸で好き勝手していたキム一家全員が「 やばい 」と言わんばかりの真っ青な表情に変化します。
豪邸には住人のパク一家も知らない地下が存在し、そこに元家政婦の旦那が潜んでいたのです。
最初は「 なんとか食事を与えて 」と懇願する元家政婦ですが、自分がクビにされたことの真実を知ります。
そしてそこから始まる、キム一家 vs 元家政婦夫婦。
最終的に夫婦2人を地下に閉じ込め、しかも、元家政婦は頭を打って脳震盪で亡くなってしまいます。
「 どうしよう、どうしよう 」と困惑するキム一家。
このコミカルな前半、ダークな後半のギャップに本当に衝撃を受けました。
悪かった点
パク一家があまりにも信じすぎる
最初は家庭教師として乗り込むキムの長男ギウ。
そこから妹のギジョン、そして運転手と家政婦を罠にはめてクビにし、そこにも父母がそれぞれ入り込みます。
でもパク一家は全く疑問に思わないんですよね。
「 知人からの紹介じゃなければ信用できない 」というパク妻のセリフがありますが、ここまで?という感じです。
豪邸に引っ越してくる前からいたという家政婦さえも、いきなり病気の話が出てきて?
もう少し疑いなさいよ…。
これは「 裕福な家族の余裕 」なんですかね?
さすがにパク一家、特に父と母そろってアホすぎる点が若干気になりました。
まあ、わざとかもしれないですけど(笑)
Xでの声
まとめ
分かりやすくコミカルに、それでいてダークな展開も描いた不思議な韓国映画「 パラサイト 半地下の家族 」
ハリウッドでは絶対に作り出せない、独特でダークな雰囲気がめちゃくちゃ好みの作品でした。
邦画は見ない主義なのですが、韓国映画を含めて、アジア圏の映画に興味を持つきっかけになりそうです。
ポン・ジュノ作品のレビュー記事はこちらから。