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【 韓国映画 】「 パラサイト 半地下の家族 」ネタバレ解説あり、格差をテーマにここまでコメディ要素を取り込んだ作品は珍しい(おすすめ)

こんにちは、Johnです。

映画ライフ楽しんでますか?

今回は、ペンネームいわおさん(@IWAO30_2)からの投稿記事です。

はじめまして!いわおです。

今回レビューする映画は 「 パラサイト 半地下の家族 」です。 

前半ネタバレなし、後半ネタバレありのレビューとなるので、まだ見ていない方は前半でブラウザバック推奨です。 

貧富・上下格差といった社会問題を主軸にし、それでいてユーモラスに描かれ、エンタメ性も豊かな映画として昇華させた傑作でした。

 

画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)

パラサイト 半地下の家族(作品情報)

Parasite

公式日

20191227

上映時間

132

キャスト

  • ポン・ジュノ(監督)
  • キム・ギテク(ソン・ガンホ)
  • キム・チュンスク(チャン・ヘジン)
  • キム・ギウ(チェ・ウシク)
  • キム・ギジョン(パク・ソダム)
  • パク・ドンイク(イ・ソンギュン)
  • パク・ヨンギョ(チョ・ヨジョン)
  • パク・ダヘ(チョン・ジソ)
  • パク・ダソン(チョン・ヒョンジュン)
  • ムングァン(イ・ジョンウン)

予告編

  

公式サイト

パラサイト

 

感想レビュー(ネタバレなし)

格差をテーマにしてここまで面白おかしく、笑える要素を取り込んだ映画はなかなかない。

これは劣悪な環境にも関わらず、喪失感が全くないキム一家が作品全体を明るくしているから。

悲観的にならず次々と改善策を模索し、飄々と超えていってしまう。

ある意味ミッションをこなすが如く、テンポよく入り込む様は見てて爽快感すら覚えます。 

そして独創的で面白いのがここから!

テーマの性質上、自然と上流階級のものは「 嫌な奴 」 として語られる場合が多いと個人的には思っています。

上のものは「 悪 」、下のものは「 善 」 の単純構造で描いた方が敵が分かりやすく、弱者が成り上がる軌跡はいつだって最高のカタルシスを味合わせてくれます。

ですが、この映画はそうじゃないんですね。 

おかげで人によって様々な捉え方、解釈ができ、人によっては全然違う感想、感情を抱くのではないでしょうか。

メッセージ性もありますが、押しつけがましくないところも本作の魅力。 

感想を共有して「 あっ!この人はあの場面でこう感じたのか 」といろんな意見を聞き、 鑑賞した当人同士で議論もできる、こういった映画は素晴らしいですね! 

 

感想レビュー(ネタバレあり)

良かった点

※物語の流れは極力かいておらず、映画を鑑賞した人向けのパートです。

それぞれの価値観や考え、感情が段々と紐解かれていく過程が見事。

以下は、私が抱いた感情となります。

< パク一家 >

キム一家にいつの間にか周りの世話や教育を任せていく裕福な家庭のパク一家。

私が見た第一印象ではパク社長、夫人ともに誠実な方(夫人はお嬢様なのか一般人としての価値観や常識がなく、無頓着で天然な一面も見える)

実際に相手の尊厳を傷つけない配慮を作中でも何度か見せています

印象に残ったシーン

①長年働いた家政婦を病気を理由に夫人が解雇した後

〜パク社長は「よくやってくれたのに、なぜ妻は解雇したんだろう 」と疑問に思うも理由を妻に確認しない。

②パク社長は家に作った地下シェルターを恥ずかしいものと思っている

③家事は家政婦に任せきり、子供の勉強は家庭教師を雇ったりで熱

〜夫人は何もしてないイメージがあり、本人もある程度自覚、パク社長もそのことを認識しているが、愛している。

④未曾有の災害があったにも関わらず、知ってか知らずか、翌日にも関わらずキム一家をパーティに呼ぶ

〜パーティには大勢の方が出席している。

⑤パーティーに来たキムパパの表情の感じ取ったパク社長が「 仕事の一環でやってくれればいい 」と言う

⑥キム一家の長女が危険な目にあっているにも関わらず、パク社長が「 車のキーをよこせ 」と叫ぶ

このシーンを経て、当の本人も自覚がないところで、潜在的な意識下で「 あぁ、関心がないのだな 」と私は切に感じました。

「 モノを使う 」といった感覚なのか。

パク一家もある意味で寄生しない限り、暮らしていくのは難しい。

※②:映画上の揶揄といった感じでしょうか

※⑤:キムパパに歩み寄ろうとしていたパク社長が決別した場面。パク社長はキムパパに対しては関心があったような気がしています

< キム一家と元家政婦夫妻 物語の中盤 >

物語の中盤、パク一家の地下シェルターに元家政婦の夫が住み着いていることが発覚。

その際のいざこざでキム一家の正体がバレて、元家政婦夫妻とキム一家の争いが始まります。

ここがこの映画の更に面白いところで、元家政婦夫妻はパク一家の家の食べ物を盗って暮らし、夫は働きもせず地下の暮らしに満足している。

完全に依存し、外に出る意欲もなければ、這い上がる気持ちもない

今まで底辺と思っていたキム一家の更に下がいることが分かったわけです。

この出来事によりキム一家(主にパパ)に優越感、嘲笑、軽蔑といった下のものを見下す感情が少なからず芽生えたような気がします

そしてそれは自分たちより上のものも同じような思いを抱いたのではないかという懸念と確信。

今まで自分が知らなかった感情を知ったときの衝撃は凄かったことでしょう。

笑っていたものが笑えなくなる。観客含め。。。

いや、素晴らしいですね。

悪かった点

個人的な好みの問題ですが、元家政婦夫妻に秘密がバレたシーン。

まるでコントのように、妻以外の家族が階段から転げ落ちたことが原因です。

これにより物語の方向性が決まりました。

おそらくバレないままであれば全く違う展開になっていたことでしょう。

パク一家の息子のモールス信号の話ももっと絡ませることができたはずです(パク夫妻は信じないが娘が信じて、キム一家がそれを止めるとか)

笑えるシーンも多い今作ですが、この重要な場面では笑いにいってほしくはなかったですね。

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まとめ

「 匂い 」 に関してはキムパパすみません。

苦手な匂いは気になっちゃいますから。 

本作は人によって感じ方が様々かと思います。

考察や議論・多くの意見が飛び交う作品は貴重なので、見てない方は是非鑑賞してこの話題にのっかってみてください!

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