目次
第2作『スネーキーモンキー 蛇拳』(1979)

あらすじ
蛇拳の達人である老人と知り合った青年は、老人に蛇拳を伝授される。鷹拳使いの武道家が蛇拳の使い手を次々と倒し、遂に最後の蛇拳使いである老人を見つけて闘いを挑んだ。窮地に陥った老人を救うため、青年は我流の猫形蛇拳を編み出し武道家を撃退する。
公開日
1979年12月1日
原題
Snake in the Eagle’s Shadow
上映時間
97分
キャスト
- ユエン・ウーピン(監督)
- ジャッキー・チェン
- ユエン・シャオティエン
- ウォン・チェンリー
予告編
なし
公式サイト
なし
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
考察レビュー

モンキーシリーズ2作目。
香港での制作と公開は、今作が先です。
道場門下生のチャン・フー(ジャッキー)は、ひょんなことで老人バイ・チャオティエン(ユエン・シャオティエン)に助けられ、蛇拳を教わることに。
蛇拳とは、中国の伝統武術にある形意拳のひとつで、動物の動きをヒントにあみだされたもの。
ヴィランの鷹爪派の殺し屋シャンクアン(ウォン・チェンリー)が、タオパイパイにしか見えませんでした。
ドラゴンボールには、ジャッキー・チュンというキャラが登場するくらいですから、作者の鳥山明にも大きな影響を与えたのでしょう。
格闘ゲーム「 バーチャファイター 」にもそっくりなキャラや、「 酔拳 」を使う老人キャラがいましたね。
映画作品への影響といえば、師匠役を演じたユエン・シャオティンの息子ユエン・ウーピン監督が、後年「 マトリックス 」の武術指導でハリウッドデビューを果たします。
息の合った師弟コンビのかけ合いは、石丸博也(ジャッキー)と小松方正(シャオティン)の吹き替え版で楽しみたいですね。
少年時代は、ほとんど吹き替え版で観ていたので、懐かしさがよみがえりましたよ。
「 お師匠さまは熱いお茶がお嫌いなんだよ、入れ替えたのさ 」