映画ライフ楽しんでますか?
複雑なストーリー&時系列が要因で、視聴者側へのハードルが若干高いX-MENシリーズ。
シリーズの重要ポイント&時系列を完全網羅しました。
X-MENシリーズは、マーベルの人気ヒットシリーズとして君臨しています。
X-MENシリーズと言えば、時系列の複雑さと作品数の多さ。
これらは、X-MENシリーズに初挑戦する人にとって高いハードルとなっています。
シリーズ本数が多く、時系列が複雑ということで、どの順番で見ればいいの分からない。
そう思う人は多いと思います。
今回は、そんなあなたのためにX-MENシリーズの時系列、見るべき順番をシンプルに解説していきます。
この記事を読めば、X-MENマスターの称号を手に入れることができるでしょう。
日本一、わかりやすいX-MENシリーズのまとめ記事となります。
永久保存版ですよ!
長く続いたX-MENシリーズは、実質的にダーク・フェニックスで完結。
X-MENスピンオフ「 ニュー・ミュータンツ 」はカウントする必要はないかと思います。
以降のX-MENシリーズは、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に引き継がれます。
いわゆるX-MENのMCU合流ですね。
頭をスッキリさせてシリーズを楽しみましょう。
本記事は長いので、目次を拾い読みしてもOKです。
画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
X-MENシリーズの公開順

作品紹介の前に公開順(合計12本)を時系列順に箇条書しました。
ザッと全体を見て細かく見ていくことで理解しやすくなると思います。
シリーズ公開順
- X-メン(2000年)
- X-MEN2 (2003年)
- X-MEN ファイナル・ディシジョン (2006年)
- X-MEN ZERO (2009年)
- X-MEN ファースト・ジェネレーション (2011年)
- ウルヴァリン SAMURAI (2013年)
- X-MEN フューチャー&パスト (2014年)
- デッドプール (2016年)
- X-MEN アポカリプス (2016年)
- LOGAN ローガン (2017年)
- デッドプール2 (2018年)
- ダーク・フェニックス(2019年)
シリーズ時系列順
※赤文字は年代(デッドプールはスピンオフなので省きます)
- X-MEN ZERO(1845〜1979年)
- X-MENファーストジェネレーション (1962年)
- X-MEN フューチャー&パスト (過去編)(1972年)
- X-MEN アポカリプス (1983年)
- X-MEN ダーク・フェニックス (1993年)
- X-MEN (2000年代 / 上)
- X-MEN2 (2000年代 / 中)
- X-MEN ファイナルディシジョン (2000年代 / 下)
- ウルヴァリン SAMURAI (2013年)
- X-MEN フューチャー&パスト (未来編)(2023年)
- LOGAN ローガン(2029年)
タイムトラベルが「 フューチャー&パスト 」で起きたため、X-MENシリーズの時系列が複雑化しました。
上記は「 フューチャー&パスト 」の過去編と未来編とで分けています。(作品自体は同じです)
以降は、作品ごとに見ていきましょう(公開順)
エックスメン

公開日
2000年10月7日
原題
X-MEN
上映時間
104分
キャスト
- ブライアン・シンガー(監督)
- ヒュー・ジャックマン
- パトリック・スチュワート
- イアン・マッケラン
予告編
公式サイト
なし
一言コメント
今では公開されるマーベル作品の全てが、世界規模でヒットしているといっても過言ではないでしょう。
世の中には映画化までに長い年月を要した作品が数多くあります。
X-MEN映画化の話が世に出て以来、映画化されるまでにかかった年月をご存知でしょうか?
X-MEN公開までに費やした期間はなんと13年。
X-MENシリーズは練りに練られた作品なのです。
MCUシリーズとは一味ちがった魅力と面白さがあるX-MENシリーズ。
代表的なキャラクターは次のとおり。
- ウルヴァリン
- サイクロップス
- マグニートー
- ミスティーク
- ジーン・グレイ
- クイック・シルバー
- ナイト・クローラー
- ストーム
- ローグ
- プロフェッサーX
突然変異により超人能力を手に入れたミュータントと呼ばれる者たち。
プロフェッサーXにより、世界中から集められたミュータント。
彼らはX-MENと名乗り、人類とミュータントの平和的共存という共通目的で戦います。
シリーズ1作目の邦題は「 X-メン 」
世界興行収入は約3億ドルの超ヒットを記録。
アメコミ映画では、シリーズ第1弾が言うまでもなく超重要です。
このX-メンがヒットしていなければ、シリーズ化してないわけですから、今作はかなり重要な作品と位置付けることができるでしょう。
X-MENシリーズにこれから挑戦しようとしている人は、今作を見ないことには始まりません。
全ての始まりがこのシリーズ第1弾だからです。
作品評価
映像
脚本
キャスト
音楽
リピート度
グロ度
総合評価
X-MEN2

公開日
2003年5月3日
原題
X2
上映時間
135分
キャスト
- ブライアン・シンガー(監督)
- ヒュー・ジャックマン
- パトリック・スチュワート
- イアン・マッケラン
- ハル・ベリー
予告編
公式サイト
なし
一言コメント
新たな敵(ヴィラン)ウィリアム・ストライカー将軍がX-MENたちを苦しめます。
マグニートーが窮地のX-MENを救う。
前作に続き、今作も世界中で大ヒットを記録。
サム・ライミ版スパイダーマンもそうですが、アメコミ映画はパート2の完成度が非常に高い。
パート2では主要キャラクターの説明が必要なく、作品にスムーズに入れるという点が大きな理由なのでしょう。
パート2は、前作と同じく世界興行収入で約3億ドルを記録しました。
作品評価
映像
脚本
キャスト
音楽
リピート度
グロ度
総合評価
X-MEN ファイナル・ディシジョン

公開日
2006年9月9日
原題
X-Men The Last Stand
上映時間
105分
キャスト
- ブレット・ラトナー(監督)
- ヒュー・ジャックマン
- パトリック・スチュワート
- イアン・マッケラン
- ハル・ベリー
予告編
公式サイト
なし
一言コメント
ほとんどのアメコミ作品では、続編の雰囲気をただよわせてストーリーが終わっています。
DC映画ダークナイト・シリーズは、最終章ダークナイト・ライジングでバットマンを引退させてストーリーを終わらせているレアなパターン。
シリーズが長期化すると、下記のような多くの問題点が浮き彫りになります。
- キャラクター数が膨大になる
- 主要キャラを演じる俳優が降板する
- ストーリーの方向性がズレる
問題点が多くなるほど見る側が疲れてしまうので、本来はパート3くらいで終わらせるのがベストなのでしょう。
サム・ライミ版「 スパイダーマン 」も当初は6部作構想でしたが、最終的に3部作で打ち切りになり、アメイジング・スパイダーマンとしてリブートされています。
アメコミ映画の最終奥義、Theリブートです。
行き詰まったらリブートしまくる。
これは、アメコミ映画のお家芸といえます。
とはいえ、X-MENシリーズだけは同じ世界観とほぼ同じキャストで16年以上、ストーリーが延々と続く世にも珍しいシリーズなのです。
パート3は、世界興行収入で約4億6000万ドルを記録。
X-MENは、パート1~3にかけて10億ドル以上を稼ぎ出すウルトラヒットシリーズとなります。
作品評価
映像
脚本
キャスト
音楽
リピート度
グロ度
総合評価
ウルヴァリン X-MEN ZERO

公開日
2009年9月11日
原題
X-MEN ZERO
上映時間
108分
キャスト
- キャヴィン・フッド(監督)
- ヒュー・ジャックマン
予告編
公式サイト
なし
一言コメント
ウルヴァリンを主人公にしたスピンオフ1作目です。
1845年のカナダから始まるこのストーリーは、超人能力に目覚めたジェームズが南北戦争、世界大戦、ベトナム戦争に参加し、戦闘を学んでいく姿が描かれます。
ウルヴァリンのヒーリングファクター能力を移植された傭兵デッドプールが、口を縫われたままの姿で登場します。
マーベルキャラクターの中でも屈指の人気を誇るデッドプール。
口を縫われたままの姿で登場したデッドプールは、ファンから大批判を浴びます。
本来であれば、今作はX-MEN ORIGINSとして、新たなシリーズ構想が予定されていました。
若き日のマグニートーに焦点をあてた作品が続く予定だったというわけです。
しかし、このX-MEN ZEROが不評に終わったため、新構想は闇に葬り去られてしまいました。
結果が求められるシビアな世界。
X-MENシリーズはMCUよりも複雑でして、頭を整理しないと頭が混乱してしまいます。
複雑化している主な理由は、途中で歴史改変が起こっているからですね。
今後、X-MENシリーズがMCUと合流することにより、シリーズは更に複雑化することが予想されます。
今のうちに復習しておくといいでしょう。
作品評価
映像
脚本
キャスト
音楽
リピート度
グロ度
総合評価