映画ライフ楽しんでますか?
今回は「 鬼滅の刃 」前回の続きからですね。
2巻ではストーリー進行に欠かせない重要な情報が大量に含まれており、全集中常中で説明してまいります。
「 壱ノ型… 」
おっと、解説前に必殺技を出してしまうところだったぜ。
あぶねあぶね。
では、サクッといきましょう!
▶︎ 第1巻の考察と解説(まとめ)
画像の引用元:「 鬼滅の刃 」公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
最終選別の生き残りメンバー
手鬼との決着シーン

冒頭は手鬼との決着シーンから。
倒された手鬼は兄との思い出を回想。
悲しい匂いを感じ取った炭治郎は、手鬼の手をそっと握り手鬼は涙を流したのでした。
20人前後から最終選別を生き残ったのは5名。
炭治郎以外のメンバーは次のとおり。
栗花落カナヲ(つゆり かなを)

誕生日
5月19日
出身地
東京府本所区(現在の墨田区向島)
好物
神崎アオイが作ったもの全部、ラムネ
我妻善逸(あがつま ぜんいつ)

誕生日
9月3日
出身地
東京府牛込区(現在の新宿区牛込区)
好物
甘いもの、高いもの(うなぎ)
不死川玄弥(しなずがわ げんや)

誕生日
1月7日
出身地
東京府京橋区(現在の中央区京箸)
好物
スイカ
嘴平伊之助(はしびら いのすけ)

誕生日
4月22日
出身地
東京府奥多摩群大岳山(現在の奥多摩 大岳山)
好物
天ぷら
鬼殺隊

鬼殺隊は階級制となっています。
- 甲(きのえ)
- 乙(きのと)
- 丙(ひのえ)
- 丁(ひのと)
- 戊(つちのえ)
- 己(つちのと)
- 庚(かのえ)
- 辛(かのと)
- 壬(みずのえ)
- 癸(みずのと)
炭治郎たちは、一番下の癸(みずのと)からスタート。
隊士になると、玉鋼という刀のもとになる石を選び、連絡役の鎹鴉(カスガイガラス)が付きます。

善逸の鎹鴉だけどうみてもスズメなのはウケますよね。
ちなみに最終選別の説明をしていた双子っぽい2人。

- 産屋敷輝利哉(うぶやしき きりや)
- 産屋敷かなた(白髪の方)
と言います。
実は、1人男の子なんですね。
後のストーリーに出てきますが、産屋敷家の男子は病弱に産まれてくるので、13歳までは女の子として育てられたそうです。
最終選別を終えて帰路につく炭治郎。
8体の鬼と遭遇したのですから、体はもうボロボロ。
鱗滝の家に戻ると元気に扉を蹴破る禰豆子の姿がありました。

3人抱き合うシーンでは鱗滝の目に涙が。
そして15日後に炭治郎の刀が届きます。
日輪刀

日輪刀の原料になる砂鉄と鉱石は次のとおり。
- 猩々緋砂鉄(しょうじょうひさてつ)
- 猩々緋鉱石(しょうじょうひこうせき)
と呼ばれるもので、太陽に一番近い山「陽光山(ようこうざん)」で採れます。
鬼は太陽の光を浴びると死んでしまうことから、太陽の光をたくさん浴びた原料で作られた日輪刀が鬼に有効なのでしょう。
ちなみに猩々緋(しょうじょう)というのは色の種類でして、その色彩は赤みの強い赤紫色。
鋼鐵塚蛍(はがねづか ほたる)

炭治郎の日輪刀を作った刀鍛冶。
誕生日
不明(6月という噂あり)ですが、年齢は37歳。
出身地
鍛冶の里
好物
不明
炭治郎からするとかなり年上ですが、炭治郎から注意されるくらい落着きの無い性格。
日輪刀は、持ち主によって色が変わる別名「 色変わりの刀 」と呼ばれており、炭治郎の日輪刀は漆黒のまま色が変わりませんでした。
ここの伏線も後半で回収されていきます。
いよいよ炭治郎に初任務の指令が下り北西の町へ向かいます。
ラスボス鬼舞辻無惨が登場
鬼殺隊の隊服

特別な繊維でできており、通気性は良いが濡れにくく燃えにくい。
雑魚鬼の爪や牙では裂くことは不可能。
そして禰豆子(ねずこ)の入る箱の材料についても言及されています。
霧雲杉という非常に軽い木材が使われおり、岩漆を塗って強度を固めているとのこと。
こちらも実際には存在しない材料のようです。
沼鬼との戦い

ある一定以上の人間を食った鬼は、血気術という特殊な術を使えるようになるのですが、沼鬼もその一種。
3体に分裂して動くため、炭治郎も苦戦を強いられます。
禰豆子の協力により倒すことができたのですが、沼鬼が禰豆子の強さについて分析をしています。
禰豆子は「 分けられた血が多い 」
人を襲わない禰豆子が、沼鬼を圧倒する程に強いのは、鬼舞辻無惨の血が多く分けられたからだという意味ですが、
ここまでの段階で鬼舞辻無惨は、1000年以上前に初めて鬼になった者で、人間を鬼にすることができる唯一の鬼と言われています。
炭治郎は倒した沼鬼から鬼舞辻の情報を聞き出そうとしますが、鬼舞辻は鬼に自分のことを話さないように暗示をかけていて情報を聞き出すことはできず。
沼鬼を倒した疲れを癒す間もなく、次の指令が出ます。
鬼舞辻無惨との初対面

炭治郎が次に向かったのは東京府浅草。
当時の浅草は大都会で、炭治郎は高い建物や人ごみに酔ってしまい出店のうどん屋さんで休憩をとろうとします。
炭治郎が頼んだ山かけうどんは、多くの人が再現レシピを出してるみたいです。
うどんを食べる前に、炭治郎は実家に残っていた鬼の香りが漂ってくるのを嗅ぎつけて匂いの元をたどると、そこには鬼舞辻無惨の姿が。
いきなりラスボス出現ですが、月彦という名前で人間の家族と生活している鬼舞辻を目の前にし、手を出せないでいる間に鬼舞辻が通行人を鬼化して炭治郎を巻きました。
この時に鬼舞辻無惨は炭治郎の耳飾りに反応しています。
この耳飾りは過去に鬼舞辻と対戦した者から引き継がれた耳飾りなのですが、ここではまだ詳しくは触れられておりません。
鬼舞辻無惨が炭治郎の家を襲ったのは、炭治郎の耳飾りのことを知っていたわけではなく「 偶然である 」と考えられます。
ちなみに路地裏で人にぶつかった際、顔色について触れられて激昂するシーンがあります。
これは鬼舞辻が鬼になった理由などが関係しています。
鬼舞辻は最初の鬼ですが、鬼舞辻はなぜ鬼になったのでしょうか?
鬼舞辻が鬼になった理由
鬼舞辻は元々病弱で治療を受けていました。
当時かかっていた医者が作った薬の材料が「 青い彼岸花 」でして、この青い彼岸花のせいで鬼になってしまったそうです。
さて現れた警官の邪魔が入り、鬼舞辻無惨をみすみす見逃してしまった炭治郎ですが、そこに手を差し伸べたのが珠世(たまよ)さん。
珠世さんは鬼でありながら医者でもあり、鬼舞辻無惨を抹殺したいと思っている味方でもあります。
「 惑血 」という自身の血の香りで幻覚を起こす特殊な能力が使えます。
愈史郎(ゆしろう)

愈史郎は鬼舞辻ではなく珠世さんが鬼にしたのですが、珠世さんの説明によると、鬼舞辻以外は鬼を増やすことはできないというのは概ね合っていますね。
200年以上かかって鬼にできたのは愈史郎1人とのこと。
珠世さん自身も人を食べる必要がないように、かなり体をいじっているとのことでした。
珠世が鬼舞辻を恨んでいる理由

物語の後半(16巻)になりますが、珠世と鬼舞辻にはかなりの因縁があるようです。
簡単に箇条書きすると次のとおり。
- 珠世は元々人間として夫と子どもと暮らしていたが、病に冒される
- 愛する家族のために鬼舞辻の誘いに乗り、鬼になることを選ぶ
- 鬼になると人を食うということを知らずに夫と子供を自ら食べてしまう
鬼の秘密を教えずに鬼にした鬼舞辻を恨んでいるという流れです。
炭治郎が「 鬼を人に戻す方法はあるのか 」という質問に対して、珠世は今の時点で人に戻すことはできないが「 あります 」とはっきり答えていますね。
この時点でかなり確信に近いところまで研究が進んでいるということでしょうか。
矢琶羽(やはば)と朱紗丸(すさまる)

愈史郎の血気術によって身を隠していた珠世と愈史郎でしたが、鬼舞辻の命令で動いていた矢琶羽と朱紗丸によって見つかってしまいました。
朱紗丸は自らを鬼舞辻の直属の配下である十二鬼月だと名乗っております。
愈史郎(ゆしろう)の助けにより、朱紗丸(すさまる)の攻撃の秘密が明らかになったところで2巻は終わります。
はい、あっという間にに2巻が終わってしまいました。
アニメ版を見るともっと早く終わりますよ(笑)
では次回は第3巻について書いていきますね。
今日はこの辺で!