目次
ファイナル・デッドコースター

公開日
2006年9月9日
原題
Final Destination 3
上映時間
93分
予告編
キャスト
- ジェームズ・ウォン(監督)
- メアリー・エリザベス・ウィンステッド
- ライアン・メリマン
公式サイト
なし
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
考察レビュー

日常のふとしたことで、死にそうになった経験者たちの声を集めた「 死ぬかと思った 」という本があります。
ボク自身も、中学時代にK楽園のジェットコースターで「 死ぬかと思った 」ことがあります。
シートベルトが故障したまま、発進してしまったコースターから助けを求め、脱出を試みるも失敗、手すりに命がけでしがみつくことで、九死に一生を得たのでした。
ジェットコースターで事故死する確率は、二億五千万分の一。
今作は、主人公の予知によりジェットコースター事故から逃れられたメンバーたちが、死の運命から逃れようと奮闘します。
今作では、写真がヒント(デスサイン)となるので、作中メンバーたちと謎解きを共有できるのがポイントですね。
ともあれ、命がけの間違い探しです。
死は「 フォース 」(力)のようなものだ、人はいつか死ぬ(毎日15万人が死んでいる)、人間は生物であり、死とは機能停止に過ぎない……。
死に対する言葉たちが、耳に残ります。
ホームセンターは危険だらけ。花火大会も危険だらけ、電車の中も危険だらけ。
「 さあ 一緒に 愛の列車に飛び乗ろう 」のエンディングソングが皮肉にも楽しげでした。