「 ターコイズの空の下で 」考察レビュー、モンゴルの雄大な自然が美しい

ターコイズの空の下で
  • URLをコピーしました!

こんにちは、Johnです。

映画ライフ楽しんでますか?

今回は、ペンネーム(@ayahhi)さんからの投稿レビューです。

雄大なモンゴルの自然美は圧倒的。

異国の地の空気にじかに触れるような映像にワクワクする、異文化体験度の高い1本です。

画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)

目次

ターコイズの空の下で

ターコイズの空の下で
©ターコイズの空の下で

公開日

2021226

原題

UNDER THE TURQUOISE SKY 

上映時間

97

キャスト

  • KENTARO(監督)
  • 柳楽優弥
  • アムラ・バルジンヤム
  • 麿赤兒

予告編

公式サイト

ターコイズの空の下で

作品評価

[rate title=”5つ星”]

[value 3]映像[/value]

[value 2]脚本[/value]

[value 4]キャスト[/value]

[value 3]音楽(BGM)[/value]

[value 2]リピート度[/value]

[value 2]グロ度[/value]

[value 3 end]総合評価[/value]

[/rate]

感想レビュー

ターコイズの空の下で
©ターコイズの空の下で

好きだった点

モンゴルならではの雄大な自然美が素晴らしい。

自然だけでなく、移動式の住宅(ゲル)や民族衣装、独特の歌唱であるホーミーや馬頭琴などのモンゴルならではの文化が盛んに登場し興味深いです。

神秘的なホーミーを歌いながら、炎の周りで独特の踊りを始めるシーンはグッと引き込まれました。

なかなか海外に行けない昨今、こうして異国の地の空気に触れるというのはワクワクした気持ちになりますよね。

主人公の相棒であるモンゴル人の男・アムラが身に着ける赤い衣装が、ターコイズ色の空にも大地の緑にも映えて美しいです。

そのまま切り取って写真集にできそうなくらい美しい映像が続きます。

嫌いだった点

ストーリー展開が安易で不自然な印象を受けました。

監督自身がモンゴルの文化や自然に魅せられ、長年通っているとのことなので、モンゴルへの思いは十分に伝わる。

しかしながら、そこにストーリーを絡ませる必要性に乏しいと感じます。

私がこの作品を見たいと思った理由は、予告編の映像の美しでした。

例えば、ドキュメンタリー映像や写真集のような形であれば、モンゴルその良さがそのまま出ていたのではないかと思いました。

せっかくモンゴルの美しい自然や豊かな文化を捉えているのに、ストーリーを無理に貼り付けてしまったように感じました。

「 ロードムービー 」という形をとっていますが、サイドカーを登場させたりカーチェイスをさせたりと、アメリカのロードムービーの二番煎じをしている感があり、

「 モンゴル 」で「 ロードムービー 」である必然性が見出しにくい。

加えて、主人公タケシの祖父が1945年のモンゴルで強制労働をさせられている際、捕虜として労働に苦しむ描写があります。

辛そうではない演技&捕虜なのに夜中に自由に施設を抜け出して、傷の手当てをしてくれたモンゴル人の看護婦に会いに行き、子どもを設けるという設定には無理があるかなと。

そのモンゴル人女性との間に設けた子ども(タケシの叔母)を探してくれ、という祖父からの指令により、タケシは何の手掛かりも持たぬままモンゴルに送られます。

偶然にもその叔母を発見し、その瞬間に祖父が亡くなるというのは、あまりにも不自然すぎて白けてしまいました。

どうにも好きになれなかったのが、タケシの姿勢。

タケシはモンゴルに来てからずっと「 お客さん 」であり「 モンゴルの人達の好意に甘え、何かをしてもらう側 」です。

大して苦労するわけでもなく、常に誰かに助けられ、しかもそれを特に感謝するわけでもありません。

その割には、いつの間にか日本に帰って祖父のあとを継いで社長に就任し「 人として成長した 」かのように描かれるのは、なんとも手ごたえがなく共感しづらかったです。

見どころ

モンゴルの雄大な自然自体も素晴らしいのですが、映像の撮り方も優れていると思います。

もともと監督は音楽PVやドキュメンタリー映像などを作っていた人物らしく、様々な映像テクニックやスタイルを実践してきたということもあり、

出産シーンで頭上から降り注ぐ光の表現の仕方や、新しい生命を象徴する太陽のまぶしさや湖のさざ波などは、とても美しく特徴的な映像に仕上がっていました。

考察レビュー

ターコイズの空の下で
©ターコイズの空の下で

雄大な自然と、その中で産まれる生命と、そこにバトンを渡し消えゆく生命を描いていたと思います。

都市生活ではなかなか思いを巡らすことのない、生命の繰り返しや、歴史を受け継いで生きていくことの意味や不思議さを表現した作品だと感じました。

タケシたちが道中で出会う謎の占い師は、マスクをとり遠い目をしますが、なぜその素顔を明かす必要があったのか分かりませんでした。

男性的な動きをしていると思ったら、意外にも女性だったので驚きましたが、「 思い込み 」を狙った監督の映像実験なのでしょうか?

まとめ

ターコイズの空の下で
©ターコイズの空の下で

ストーリー展開の不自然さに今ひとつ気持ちが乗り切れない部分もありますが、映像の美しさと解放感は素晴らしいものがあります。

ぜひ映画館の大きなスクリーンで体感してみてください。

ターコイズの空の下で

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

SNSでシェアしてね
  • URLをコピーしました!
目次