【 韓国映画 おすすめ 】「 スイング・キッズ 」考察レビュー

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映画ライフ楽しんでますか?

パラサイトがアカデミー賞を受賞して映画史を塗り替えましたね。

パラサイトの受賞により、これからの評価基準もいい意味で変わっていくことでしょう。

ポン・ジュノ作品は、この機会に是非チャレンジして欲しいところです。

今回は、韓国映画「 スイング・キッズ 」

ではサクッといきましょう。

▶︎ おすすめ韓国映画(まとめ)

「 スウィング・キッズ 」を鑑賞してきました。

その感想や好きな点、嫌いな点を紹介しようと思います!

一言で表すなら、もちろん「 ファッキン イデオロギー 」

最高にのれるタップダンス作品をどうぞご覧あれ。

画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)

目次

スイング・キッズ

©️スイング・キッズ

公開日

2020年2月21日

上映時間

133

キャスト

  • カン・ヒョンチョル(監督)
  • D.O.
  • ジャレッド・グライムス
  • パク・ヘス
  • オ・ジョンセ
  • キム・ミノ

予告編

公式サイト

スイング・キッズ

感想レビュー

©️スイング・キッズ

舞台は1951年の巨済島の捕虜収容所。

新しい所長の思い付きから捕虜ダンスチームを組むことになった、元タップダンサーの黒人下士官のジャクソン。

寄せ集めで集まった、北朝鮮のロ・ギス、4カ国語を扱うヤン・パンネ、生き別れの妻を探すカン・ビョンサム、ダンスの実力を持つシャオパン。

言葉も習慣も生き方も何もかもが違う4人が戦争真っ只中、最高の音楽と共にタップダンスで心を通じ合わせる青春映画。

カン・ヒョンチョルは「 過速スキャンダル 」、「 サニー 」でメガホンを取った監督でもあります。

思わず吹き出してしまうセリフ回しや、リズミカルな音楽、役者の魅せ方はもちろん、戦争の悲惨さ、やるせなさを全面に訴える作品となっています。

各俳優陣の演技も凄まじく、それぞれの性格を前面に出しながらも、その演技の裏に重い境遇を隠した表現の仕方も素晴らしかったですね。

私は予告を見て、タップダンスでどんどん輝いてゆくストーリーを想像していたので、最後の展開は衝撃的でした。

それも含め、今から個人的に好きな部分、苦手な部分を一つずつ言いたいと思います。

好きだった点

< ストーリー >

この戦争中、何も共通点がない4人があるひとつの事に熱中して友情を築き夢を持つ、青春ストーリーが個人的に大好きです。

細やかな点も素敵でして、ダンス対決をする場所、会話のキャッチボールで笑わせにきてますね。

前半でこのキラキラした友情を見ている分、後半の周りを覆う戦争の影がどれだけ酷く、どれほど必要のないものかを痛感します。

< タップダンス >

やはり、4人が共に進むきっかけとなるタップダンスは、物凄い迫力でどのシーンをとっても全員の息が合い美しく何より輝いています。

今にも画面から飛び出てきそうな力強いダンスは圧巻ですよ。

このタップダンス、なんとジャクソン役であるシャレッド・グライムズしか経験者が居なかったらしいのですが、全員息をするのを忘れる程のダンスを決めてくれます。

< CG駆使 >

これは前半のコサックダンスや、ロ・ギスがヤンの顔を見て赤面するシーンのことです。

このCGを使うことで人間では表せない、それでも不自然ではないギリギリの所までしっかり表せることができるんです。

そうやってコミカルに役者の演技を引き立たせた分、やっぱり後半が

嫌いだった点

後半の展開に無理があるなと感じました。

いい意味でぶっ飛んでいた作品だったのですが、捕虜の秘密地下室のようなシーンが出てきて少し興ざめ。

私に学がないだけで、本当に実在するのでしょうか?

個人的にはそこと、最後ステージでロ・ギスの兄が周りに銃をぶっぱなす。

所も少し

何度か出していますが、1番最後ロ・ギスたち3人が兵士に殺されてしまうところは、個人的にとっても残念でした。

見どころ

やはりタップダンスダンスでしょう。

個人的には、ロ・ギスとヤン・パンネが別の場所でシンクロして踊るシーンがお気に入りです。

役になりきって内なる感情を出しながら踊る演技も素敵です。

そして最後のクリスマス会でのダンス。

無駄がなく洗練され、楽しそうで、クール、自分たちを最大限に解放したそのダンスは思わずスタンディングオベーションをしそうになりました!

全員これまでないくらい自分が輝いてるって気付いてるんでしょうね。

1番最後の、ジャクソンの回想シーンでの2人ダンスも素敵でした。

どちらも自分の境遇を忘れて笑いあって踊っている。

こんな素晴らしいことが他にあるのでしょうか。

まとめ

©️スイング・キッズ

今作は、純粋に何かをそれこそ死ぬ気でやるというのは、こんなにもカッコいいことなんだと再認識させてくれます。

かけがえのない友情、輝く未来、戦争の残酷さ。

これを見ることで、世界中がこの3つに気がつくことを願います。

ファッキン イデオロギー!!

今回は、ペンネーム(@Kanon)さんからの投稿レビューでした。

個人的には、パラサイトに匹敵するほどの傑作かなと思いますね。

▶︎ スイング・キッズ(投稿レビュー①)

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