今回は、伝説の名作「 ロッキー 」シリーズを振り返っていきます。
映画史にその名を刻む伝説的名作「 ロッキー 」
1976年に第1作目が公開され、2018年までにスピンオフ含め全8作品が公開。
幅広い世代から人気を集めている名シリーズと言っても過言ではありません。
有名な話なのですが、本シリーズはスタローン自身の“私小説”になっています。
シルヴェスター・スタローンは、俳優でありながら脚本家としても活躍。
映画「 ロッキー 」では売れない俳優、シナリオライターであった自分自身の人生というものを昇華しています。
自分の内側に溜め込んだフラストレーションを映画という芸術にぶつけているが故、万人を感動させられる名作となったのでしょう。
荻昌弘さんによる「 ロッキー 」の名解説も合わせて聞いて欲しい。
目次
ロッキーシリーズ
シリーズ(公開順=時系列順)
- ロッキー(1977年)
- ロッキー2(1979年)
- ロッキー3(1982年)
- ロッキー4 炎の友情(1986年)
- ロッキー5 最後のドラマ(1990年)
- ロッキー・ザ・ファイナル(2007年)
- クリード チャンプを継ぐ男(2015年)
- クリード2 炎の宿敵
公開順=時系列順です。
第1作『ロッキー』(1977)
公開日
1977年4月16日
原題
Rocky
上映時間
119分
キャスト
- ジョン・G・アヴィルドセン(監督)
- シルヴェスター・スタローン
- タリア・シャイア
- バート・ヤング
- バージェス・メレディス
- カール・ウェザース
予告編
公式サイト
なし
考察レビュー
フィラデルフィアの三流ボクサーロッキーは、世界ヘビー級チャンピオン(アポロ)の気まぐれにより、対戦相手に指名される。
全く勝てる見込みのない中、ロッキーはトレーニングを積み試合に挑む。
スタローンが自分自身を投影し主演と脚本を担当。
低予算ながら、アカデミー作品賞を含む3部門に輝いた男の涙と感動の人間ドラマ。
これはボクシング映画、スポ根映画などではない。
絶対に勝つことのできない相手にどう挑むかという人生での戦い方を教えてくれる素晴らしい作品。
生きていると、超えることのできない壁にぶつかることがある。
そんな時は、今作を見て涙を流して欲しい。