X-MEN:ファイナル ディシジョン

公開日
2006年9月9日
原題
X-Men The Last Stand
上映時間
105分
キャスト
- ブレット・ラトナー(監督)
- ヒュー・ジャックマン
- パトリック・スチュワート
- イアン・マッケラン
- ハル・ベリー
予告編
公式サイト(Disney+)
一言コメント
ほとんどのアメコミ作品では、続編の雰囲気をただよわせてストーリーが終わっています。
DC映画ダークナイト・シリーズは、最終章ダークナイト・ライジングでバットマンを引退させてストーリーを終わらせているレアなパターン。
シリーズが長期化すると、下記のような多くの問題点が浮き彫りになります。
- キャラクター数が膨大になる
- 主要キャラを演じる俳優が降板する
- ストーリーの方向性がズレる
問題点が多くなるほど見る側が疲れてしまうので、本来はパート3くらいで終わらせるのがベストなのでしょう。
サム・ライミ版「 スパイダーマン 」も当初は6部作構想でしたが、最終的に3部作で打ち切りになり、アメイジング・スパイダーマンとしてリブートされています。
アメコミ映画の最終奥義、Theリブートです。
行き詰まったらリブートしまくる。
これは、アメコミ映画のお家芸といえます。
とはいえ、X-MENシリーズだけは同じ世界観とほぼ同じキャストで16年以上、ストーリーが延々と続く世にも珍しいシリーズなのです。
パート3は、世界興行収入で約4億6000万ドルを記録。
X-MENは、パート1~3にかけて10億ドル以上を稼ぎ出すウルトラヒットシリーズとなります。
作品評価
映像
脚本
キャスト
音楽
リピート度
グロ度
総合評価
ウルヴァリン:X-MEN ZERO

公開日
2009年9月11日
原題
X-MEN ZERO
上映時間
108分
キャスト
- キャヴィン・フッド(監督)
- ヒュー・ジャックマン
予告編
公式サイト(Disney+)
一言コメント
ウルヴァリンを主人公にしたスピンオフ1作目です。
1845年のカナダから始まるこのストーリーは、超人能力に目覚めたジェームズが南北戦争、世界大戦、ベトナム戦争に参加し、戦闘を学んでいく姿が描かれます。
ウルヴァリンのヒーリングファクター能力を移植された傭兵デッドプールが、口を縫われたままの姿で登場します。
マーベルキャラクターの中でも屈指の人気を誇るデッドプール。
口を縫われたままの姿で登場したデッドプールは、ファンから大批判を浴びます。
本来であれば、今作はX-MEN ORIGINSとして、新たなシリーズ構想が予定されていました。
若き日のマグニートーに焦点をあてた作品が続く予定だったというわけです。
しかし、このX-MEN ZEROが不評に終わったため、新構想は闇に葬り去られてしまいました。
結果が求められるシビアな世界。
X-MENシリーズはMCUよりも複雑でして、頭を整理しないと頭が混乱してしまいます。
複雑化している主な理由は、途中で歴史改変が起こっているからですね。
今後、X-MENシリーズがMCUと合流することにより、シリーズは更に複雑化することが予想されます。
今のうちに復習しておくといいでしょう。
作品評価
映像
脚本
キャスト
音楽
リピート度
グロ度
総合評価