【 キャスト・あらすじ 】「 ジャスティス・リーグ 」考察レビュー、続編はあるのか?
映画ライフ楽しんでますか?
今回は、ペンネーム( @テオ)さんからの投稿レビューです。
2017年、DCEUが満を辞して世に放ったのが「 ジャスティス・リーグ 」です。
製作背景のゴタゴタもあり、あまり良い話題が出てこない今品ですが、暗めなDC映画にMCUのポップさが兼ね備えられたストレートなヒーロー作品に仕上がっています。
来年公開のスナイダーカットへの予習も兼ねて今作を振り返っていこうと思います。
ジャスティス・リーグ
公開日
2017年11月20日
原題
Justice League
上映時間
120分
キャスト
- ザック・スナイダー(監督)
- ジョス・ウェドン(監督)
- ベン・アフレック
- ガル・ガドット
- エズラ・ミラー
- ジェイソン・モモア
- レイ・フィッシャー
- ヘンリー・カヴィル
予告編
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
考察レビュー
好きだった点
新キャラであるアクアマン、サイボーグ、フラッシュが魅力的に描かれていました。
中でもフラッシュはイチオシキャラです。
彼はまるで私たち「 観客 」のように、ヒーローたちが揃う世界を無邪気に楽しみ、時に敵に恐れ慄く点に親近感が湧いてきます。
エズラ・ミラーのキュートな笑顔は、映画ネタを挟むなど暗くなりがちなDC映画に爽やかな風を通してくれました。
何より、父親の無実を証明しようとする健気な姿が胸を打たれ、父親に就職先を嬉しそうに伝えるシーンでは父親同様ホロリと泣かされました。
アクアマンは豪快キャラとして描かれ、ジェイソン・モモアにぴったりな配役でした。
サイボーグが怪物として苦しむ姿は、マン・オブ・スティールで悩んでいた若き日のクラーク・ケントと重なります。
前2作ではザック・スナイダー監督の十八番でもあるスローモーションは封印され、スピーディーなアクションシーンに特化していました。
一方で、今作のアクションシーンは、要所にスローモーションを取り入れることで、DC映画の神々しいヒーローたちの「 絵 」を堪能できます。
フラッシュの速さ表現として、スローモーションを使うのも効果的でした。
復活したスーパーマンの背後に近寄ると、スーパーマンが睨んでくるシーンは背中がゾクリとするシーンです。
ストーリーは地球侵略を企てるステッペンウルフとの対決をシンプルに描いており非常に見易い作品。
DCEUでスーパーマンはとにかく能力の高さが強調されがちでした。
しかし、今作ではスーパーマンの「 希望としての象徴 」「 人々の心を照らす存在 」
という側面にスポットを当ててストーリーを展開していくのが、ヒーロー作品としての大きなカタルシスを生み出していました。
嫌いだった点
スーパーマンを復活させる過程で、ステッペンウルフにキューブを奪われるのは、間抜けな展開に見えて残念に感じました。
また、ステッペンウルフが小物に見えてしまうのが本当に残念でした。
アマゾネスを蹴散らすシーンが非常に良かったために、ラストにスーパーマンに蹂躙されるのは拍子抜けしてしまいました。
特に前作「 バットマンvsスーパーマン:ジャスティスの誕生 」で、スーパーマンはドゥームズデイという最凶の敵と共倒れするため余計にそう思えてしまいます。
見どころ
ヒーロー集合映画として、やはりキャラ同士の掛け合いが見れるのが今作の見どころです。
ワンダーウーマンが真実の投げ縄をアクアマンに仕掛けたり、フラッシュに「 金持ち 」と答えるバットマン、
スーパーマンとサイボーグのキューブ解体シーンなど、120分の中に詰め込まれています。
考察レビュー
アクアマンの誕生秘話が単独作品の設定と少し違うのが気になりました。
サイボーグは、今作でマザーボックスから生まれた存在として物語の鍵を握る人物です。
活躍シーンは多くありましたが、父とのドラマがあまり描かれておりませんでした。
これは後から判明したのですが、予告編を見る限り、スナイダーカットでは彼の人間の頃の話と父の死が描かれるらしいです。
話をコンパクトにすべく現行バージョンでは削られたようで、そこはスナイダーカットに期待しております。
まとめ
「 スナイダー・カット 」の公開が来年に決まり、今作とは別物として作られているようです。
現行のバージョンも好きだからこそ、見比べるのが楽しみです。
また、今後のDCEUの展開に注目したい。
重いテーマを扱っていた前2作と違い、明るく勧善懲悪になったDC作品でして、初心者にもオススメしやすい。
今作が初めてという方も安心して見ていただき、ここから単独作を見るのも有りだと思います!
続編があるのか未定ですが、そこも期待しましょう。