第5作『イップ・マン 完結』(2020)

公開日
2020年7月3日
原題
Ip Man4
上映時間
105分
キャスト
- ウィルソン・イップ(監督)
- ドニー・イェン
- ウー・ユエ
- ヴァネス・ウー
- チャン・クォックワン
- スコット・アドキンス
予告編
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
考察レビュー

ついに物語の完結。
少し中ダルみしていた感じのある「 イップ・マン 」シリーズでしたが、最後に盛り上がりを見せてくれました。
同じアジア人として差別は許せない。
イップ・マンが差別主義者の軍人と戦う姿は、思わず力が入ってしまいました。
「 きっと勝つんだよね 」と分かっていながらも、映画を忘れてイップ・マンを応援してしまうほど、その世界に入ることができました。
今までちょい役だったブルース・リーもやっとその凄さを見せてくれます。
ただ、最後に師匠のお葬式にサングラス姿で現れたのには笑ってしまいました。
うまくシリーズをまとめたラストになっていたのではと感じました。
イップマンシリーズ(トリビア)
ドニー・イェン
イェンは、ウィンチュン・アカデミーの創設者であり、ウィンチュン・カンフーのマスターでもあります。
イップ・マンの息子
イップ・マンの息子であるイップ・チンが映画のアドバイザーを務めました。
彼は、映画の撮影中に父親の武術スタイルを指導しました。
イップマンの弟子
本シリーズでは、イップ・マンが多くの弟子を育成しました。
しかし、実際のイップ・マンは、ほとんどの時間を自己鍛錬に費やし、ほとんどの弟子を育成しなかったと言われています。
ブルース・リー
映画の中で、イップ・マンはブルース・リーと出会います。
実際のイップ・マンは、ブルース・リーを指導したわけではありませんが、ブルース・リーはイップ・マンの弟子でした。
実在の人物
本シリーズでは多くの実在の人物が登場します。
たとえば、第3作目では、マイク・タイソンが登場し、イップ・マンと対戦します。
まとめ
映画のシリーズは、武術ファンだけでなく、一般の観客にも人気があり、イップ・マンの哲学や道徳的価値観に焦点を当てているため、多くの人々を魅了するシリーズとなっています。
詠春拳の使い手でブルース・リーの師匠でもあるイップ・マン。
そんな彼の人生を描いたのが「 イップ・マン 」シリーズでした。
このシリーズを見ればイップ・マンがどんな人だったか分かります。
もちろん、物語自体はフィクションですが、彼の人柄は伝わってきます。
5作品全て鑑賞すると、詠春拳が出来るような気がするかもしれませんね(笑)。