ノワール系の映画好きですか?
韓国ノワールって傑作が多いんですよね。
今回は、韓国のアクションノワール作品を紹介します。
ノワールというのは、本来フランス語で暗黒の映画という意味でして、
シンプルに犯罪モノの映画ジャンルの総称と覚えておくといいでしょう。
皇帝のために
公開日
2015年6月20日(R18指定作品)
上映時間
104分
キャスト
- パク・サンジュン(監督)
- イ・ミンギ
- パク・ソンウン
- イ・ジェウォン
- イ・テイム
予告編
公式サイト
なし
感想レビュー
好きだった点
韓国映画ってめちゃくちゃ面白いですよね。
今作で好きだった点を挙げるとすれば何でしょうね。
ぼくは、釜山ナマリの韓国語が大好きでして、今作は釜山が舞台のヤクザ映画なので全編通して釜山サトゥリ(=方言)です。
標準の韓国語と比べると、かなり癖が強いので若干聞き取りにくいかもしれません。
イ・ミンギよりもパク・ソンウンが良かったですね。
彼は、遅咲き俳優として知られていまして、有名になったのは40歳頃。
いやあ、いい味だしてましたよ(笑)
下積み時代が長いからかわかりませんが、演技に磨きがかかってるんですよね。
嫌いだった点
イ・ミンギ自体はいい俳優なんだけど、こんなイケメンのヤクザのボスいるの?
いないでしょ(笑)
今作での主人公は元プロ野球選手でして、肩を負傷して野球賭博で逮捕されーの、
選手生命が終わりーのヤクザになるという話。
ヤクザになってから人を殺しまくるのは少し違和感があったかな。
そんな人間すぐに変われますかね。
印象に残ったシーン
パク・ソンウンのセリフが印象的でした。
金儲けで邪魔なのものは同情心だ。
私情を挟んだら金儲けはできないということですかね。
まとめ
今作はR18指定作品です。
イ・テイムは、マダム役として登場するんだけどセクシーでした。
イ・ミンギとの濡れ場シーンは、もうAVでしたよ。
会長に◯◯したチャ・ヨンス(イ・テイム)がトイレで吐くシーンがあるんですが、爆笑しましたね(笑)
映画評価としては、それほど高くないですけど個人的には好きな作品ではありました。
映画って好きなところも悪いところもあっていいと思うんです。
おそらく、この映画を見てツマラナイと感じる人もいるし、面白いと感じる人もいるでしょう。
まずヤクザ映画なのに銃が一切出てこないというね。
韓国のヤクザモノ映画ではナイフが多い印象です。
最近みた韓国のヤクザモノでおすすめは、「 哀しき獣 」かな。
これも銃は使わずにナイフと斧です。