【 ディズニープラス 】「 スパイinデンジャー 」考察レビュー、声優のウィル・スミスとトム・ホランドに注目

当ページの画像はIMDbまたは公式サイトより引用
スパイinデンジャー
  • URLをコピーしました!

映画ライフ楽しんでますか?

今回は、ペンネーム(@ジョナさん)からの投稿レビューです。

コロナの影響で劇場公開が見合わされ、

Disney+ (ディズニープラス)での公開となった「 スパイinデンジャー 」

これまでのスパイ作品の良いところと、笑いの要素を多く取り入れて、大人も子どもも楽しめる作品となっていました。

今作を見るために、Disney+ (ディズニープラス)に加入しても良いのではと思える程にオススメです。

今作がどの映画をリスペクトしているのかを考察しながら、お笑いのポイントも探ってみたいと思います。

画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)

目次

スパイinデンジャー

スパイinデンジャー
©スパイinデンジャー

公開日

2019年7月10日

原題

Spies in Disguise

上映時間

102

キャスト

  • トロイ・クエイン(監督)
  • ニック・ブルーノ(監督)
  • ランス・スターリング (ウィル・スミス)
  • ウォルター・ベケット (トム・ホランド)
  • カツ・キムラ(マシ・オカ)

予告編

公式サイト

スパイinデンジャー

感想レビュー

スパイinデンジャー
©スパイinデンジャー

好きだった点

ウィル・スミスとトム・ホランドが、バディーものを演じている点です。

ただし、2人ともアニメキャラにデフォルメされていますが(それでも、特にランスは、ウィル・スミスそっくり!)

スーパーヒーローのような敏腕スパイ、ランス・スターリングの声をウィル・スミスが、変人と呼ばれる天才発明家、ウォルター・ベケットの声をトム・ホランドが担当しています。

1人で英語版を見たあとに、娘(4歳)と日本語吹替版を見ました。

ランスは「 メン・イン・ブラック 」シリーズでお馴染みの鶴岡聡。

ウォルターは「 スパイダーマン 」シリーズの田谷隼だったので、違和感なく2人の共演を楽しめました。

悪役ヤクザの親分をマシ・オカが担当していてとても嬉しかったです。

彼は2006年に大ヒットした「 HEROES ヒーローズ 」(大ファンです) でヒロ・ナカムラ役を担当していました。

嫌いだった点

嫌い(というよりも違和感あり)だったのは、冒頭の舞台である「 日本の岩手 」です。

絶壁にそびえ立つお城で、ヤクザたちが丁半博打をしたり、日本酒を一気飲みしては、仲間と喧嘩したりしています。

アメリカから見た滑稽なアジア(日本)観が、不自然な情景を浮き上がらせていました。

そもそも岩手には見えないし、ヤクザは親分以外、全員スーツにサングラスです。

70人のサングラスがランスを取り囲むシーンは、まるで「 マトリックス・リローデッド 」での、大勢のエージェント・スミスが、ネオを囲むシーンのようでした。

(もしかしたら、それが撮りたかったのかも知れませんが)

海外映画に登場する日本人は、私たちの知る日本人像とかけ離れていて、いつも違和感を覚えてしまいます。

唯一、好ポイントの「 アジア観 」が感じられる箇所がありましたが、それは後述します。

見どころ

見どころは、タイトルの原題が「 スパイinディスガイズ(変装)」とあるように、ウィル・スミスがハトの変装(演技?)をする点。

詳述しますと、濡れ衣によりスパイ組織の仲間たちに追われる身となったランス。

彼自身が、スパイ武器研究機関の職をクビにしたウォルターの発明を頼り、その結果、鳩の姿に変身してしまいます。

見た目は、映画化もされたアプリゲーム「 アングリーバード 」の眉毛くっきりのキャラのような姿になります。

それからのコメディタッチの展開が見どころです。

ひとりで見ている時に何度も噴き出してしまい、翌日、娘と見た時には、同じポイントで大声で笑っていました。

笑いのツボが同じというよりも、笑いの守備範囲が広いということかもしれませんね。

あと、鳩の生態や習性にも詳しくなれますよ(笑)

ウォルターの平和的(変人的)な武器もお笑いポイント。

彼の信念は「 人を吹き飛ばすより仲良くする方が良い 」です。

「 世界はハグで救える 」のでしょうか? これも注目ポイントですね。

彼は「 韓ドラ 」を見ては号泣します。

そのあたりのアジア(韓国)観は、好ましく感じました。

また、このシーンが後のギャグにも繋がります。 

他にも、随所にギャグが登場し、コミカルなランス鳩の動きと相まって、爆笑の花が咲くこと必至です。

考察・疑問点

今作では、スパイ作品としては異色のようでありながら、既視感を覚えることが多かったです。

それは、過去のスパイ作品をリスペクトし、その良いところを取り入れているからだと感じました。

劇中、クライマックスで登場人物が「 まるでスクービー・ドゥーみたいな展開ね!」という台詞を放ちます。

これは、今作自体が多くの作品のパロディとして、成り立っていることを証明しているのでしょう。

各シーンは割愛しますが、一部だけでも、まるで「 007 」「 ミッション・インポッシブル 」「 マトリックス 」「 メン・イン・ブラック 」のような展開でした。

まとめ

スパイinデンジャー
©スパイinデンジャー

スパイ作品の正統派のようでありながら、幅の広い笑いの要素を取り入れ、パロディーのようでもある今作。

映画を見て何を感じるか。

笑うか、シラけるかも人それぞれです。

今作はまず、何も考えずに、自然体で観賞してみるのが良いかも知れませんね。

スパイinデンジャー

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

この記事をシェア
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次