「 Gフォース 」考察レビュー、アクション好きは見るべし(ディズニープラス)

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FBIによって養成されたモルモットたち「 Gフォース 」

彼らは人間が入り込むことのできない通気口などに進み、世界征服を企むセイバリング工業のCEO「 レナード・セイバー 」から極秘のPDA(携帯情報端末)を入手することに成功。

モグラのスペックルズが解析するも、世界征服に関するファイルはどこにも見当たらなかった。

果たしてGフォースは、セイバーの悪行を食い止めることはできるのか!?    

目次

Gフォース

Gフォース
©Gフォース

公開日

2010年3月20日

原題

G-Force

上映時間

88 

キャスト

  • ホイト・イェットマン(監督)
  • ザック・ガリフィアナキス
  • ケリ・ガーナー
  • ビル・ナイ
  • ウィル・アーネット

予告編

公式サイト

なし

感想レビュー

Gフォース
©Gフォース

好きだった点

スパイアクションということもあり、退屈な時間がほとんどないです。

やはりディズニー作品ですので、子どもが「 つまらない 」と思わないよう、常に楽しめるようになっているのはとても素晴らしいです。

さらにこの作品は、お笑い芸人であるガレッジセールの2人が吹き替え版の声優を担当しているのですが、想像以上に違和感がないです。

そのため、作品に集中することが出来るのも好印象です。

嫌いだった点

最終的に、仲間であったモグラのスペックルズが黒幕なのですが、姿を現す前は「 ミスター・ヤンシュウ 」という偽名で悪事を働きます。

しかしながら、ヤンシュウというのは中国語で「 モグラ 」という意味であるため、中国語を理解している人は中盤から「 あ~、あのモグラが黒幕かあ 」となってしまうのです。

つまるところ、ヤンシュウの意味をあらかじめ知っている人は、最後の敵にワクワクすることが出来なくなるでしょう。

見どころ

なんといっても、Gフォースたちのアクションシーン。

僕が特に好きなシーンは、ダーウィンとハーレーが変形したコーヒーメーカーに襲われるところです。

ミスターインクレディブルに出てくるオムニドロイドを彷彿とさせるシーンで、そういったアクションが好きな人にはとてもオススメです。

さらに、改造されたハムスターボールに乗ったGフォースが、FBIとカーチェイスを行うシーンは、2008年の映画とは思えないほど綺麗に作られています。

中でも、花火大会の会場に突っ込んだ場面は非現実的ですが、とても迫力があって見応えがありました。

考察・疑問点

Gフォース
©Gフォース

スペックルズだけが生き残れた理由

黒幕であるスペックルズは「 両親が人間に殺されたから、その復讐だ!」と、そういった理由で世界征服を企んでいた。

劇中でもスペックルズの父親が駆除されそうなシーンが描かれており、両親が駆除されてしまったのは何となく汲み取れる。

しかし、なぜスペックルズだけが駆除から助かったのかはイマイチ分からないまま終わりました。

子ども向け作品であるため仕方がないかもしれませんが、こういった「 なぜ? 」という疑問はしっかりと解決されておらず、疑問に思う点がかなり多い印象です。

ホシバナモグラの再現度が低い

スペックルズは、ホシバナモグラ属のモグラとして物語が進むが、全体的に再現度が低いように感じます。

特に、ホシバナモグラの鼻はイソギンチャクのようになっており「 気持ち悪い 」と感じてしまうほどですが、スペックルズの鼻はヒトデのような可愛さがあります。

きっと、子どもがトラウマにならないように、あえて再現度を低くしているのではないかと思います。

まとめ

Gフォース
©Gフォース

いかがだったでしょうか!

残念ながら続編は出ていませんが、かなり楽しめるアクション作品です。

難しいストーリーではないので、子どもでものめり込める作品です。

お子さんがいらっしゃる人はゲラゲラ笑いながら、是非とも一緒にご覧ください。

さらに、スパイアニマル・Gフォースをご覧になられて「 面白い!」と感じた人は、実写とCGを掛け合わせた「 ライオン・キング 」や「 ジャングル・ブック 」などもオススメ。

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