


ウェンズデー (第4話) すばらしき夜の憂鬱


あらすじ
公開日
2022年11月23日
原題
Wednesday
上映時間
59分
キャスト
- ティム・バートン(監督)
- ジェナ・オルテガ
- グウェンドリン・クリスティー
- リキ・リンドホーム


予告編
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価


考察レビュー


始まりは不自然な程のアクティブな装いのウェンズデー。
ここは警察署の霊安室。
ウェンズデーは襲われたホームレスの遺体を調査解剖しようと…しかし。
突然やって来た保安官と監察医との会話で、左足から指2本を切り取られていると知る。
学園はプロム(正装で集う夜のダンス・パーティー)『 レイブン・パーティー 』に向けて、女子も男子もパートナー探しでソワソワと興奮の空気に支配されている。
今回のテーマは“ 雪=白 ”
もちろん、我らがウェンズデーは我関せずで謎の解明を求めている。
モンスター疑惑のクラスメートでウェンズデーに好意をよせるセイヴィアを調査。
彼がアトリエにしている小屋に入るため、パーティーのパートナーを申し込むが…。
調査目的と知られ、断られ罵倒されるウェンズデー。
鉄面皮のウェンズデーの狼狽えは新鮮。
集めた検死資料を部屋に持込むのはルームメイトのイーニッドかNGとされ、養蜂小屋に移動させる。
養蜂担当ユージーンと協力して調査を始める。
ある洞窟に行き着き、モンスターの折れた爪、捕食された動物の残骸を見つける。
物証を保安官に提出するも確証はまだない。
そんな最中に風見鶏カフェのタイラーから、パーティーの同伴を求められ淡い想いに揺れるウェンズデー。
ウェンズデーとユージーンはレイブン・パーティーに乗じて、夜の洞窟調査を計画するが…。
エスコートに来たタイラー。
失念していたウェンズデーはパーティー出席を選び、調査を後日にするとユージーンに伝える。
ドレスはこっそりとハンドが準備をしていた。
盛上がるパティーはそれぞれの誤解や誤認、恋の揺らめきを刺激しつつ、ウェンズデーの個性的なダンスで一気に盛上がる。(作品全体でも最高の見どころ)
そして第1の事件が起きる。
更に第2の事件。
夜の洞窟に単独で向かったユージーン。
彼の運命やいかに?
第1の事件は往年のホラー好きなら即座に気付くだろう。
1976年ブライアン・デ・パルマ監督 / スティーブン・キング原作《 キャリー 》のプロムシーン。
流石に豚の血でなないとウェンズデーの言及もあるのだけれど。
被害と確執と愛が身悶える夜の憂鬱。

