Netflixドラマ「 三体 」第1話レビュー、中国のSF小説が映像化される【 あらすじ・キャスト・予告編 】
当ページの画像はIMDbまたは公式サイトより引用
SF界を塗りかえたモンスター級の小説「 三体 」が、まさかの実写ドラマ化。
原作ファンや、初見の人たちに、どのように受け入れられるのか。
運命のカウントダウンは始まったばかり。
目次
三体
あらすじ
文化大革命で物理学者の父を殺され、絶望していた葉文潔は、ある日、政府の極秘プロジェクトにスカウトされる。彼女は、人類存亡に関わる極秘プロジェクトで恐るべき真実を知るのであった。
原題
3 Body Problem
公開日
2024年
上映時間
61分
予告編
キャスト
- デレク・ツァン(監督)
- ジェス・ホン
- リーアム・カニンガム
- エイザ・ゴンザレス
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
相関図
三体(第1話)考察・解説レビュー
興味を引きつける、原作とドラマの共通点としては、まずタイトルの意味不明さがあります。
三体?
原作の発売日に、本が入荷前だったので、書店員にタイトルを告げても、三回、聞き返されました。
三回?
物理学に通じている人は、英語版のタイトルから、古典力学の「 三体問題 」が関係しているのかと推察するかもしれませんが、今作のヒントとはなっても、回答とはなりません。
その分からなさを、好奇心の原動力として保ちながら、今ドラマを見続けていくのも、良いですね。
あり得ないことが科学界に起こり始め、その分からないことに、恐怖を感じた登場人物たちは、自ら命を絶っていきます。
皆さんは、第一話で内容が分からなくても、どうか絶望しないでください。
主要人物の一人である、型破りな刑事、大史(ダーシー)は、個人的に、原作ではマ・ドンソクのイメージでしたが、MCUの魔術師ウォンでもおなじみのベネディクト・ウォンが演じていて、なかなかのハマり役でした。
本人は「 リアム・ギャラガーの雰囲気を漂わせたSF版刑事コロンボ 」とも述べています。
今作の魅力は、設定をマイナーチェンジしながらも、原作の骨をギュっと詰まらせた所にありそうですね。
ジョナ
文・ライター:ジョナさん