


ウェンズデー (第5話) 悲運の因果


あらすじ
公開日
2022年11月23日
原題
Wednesday
上映時間
59分
キャスト
- ティム・バートン(監督)
- ジェナ・オルテガ
- グウェンドリン・クリスティー
- リキ・リンドホーム


予告編
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
考察レビュー
ネヴァーモア学園ではレイヴン・パーティーに続いて、寄宿舎生活をしている生徒たちが、家族と過ごす週末「 保護者の日 」が開かれた。
学園長は父兄に対し、過日の事故(モンスターに襲われた)にあったユージーンは、無事に回復に向かっていると虚偽の報告をする。
彼は現在も昏睡状態でベッドの上だ。
そして、ジェリコの町には、30年前の事件に関係する因縁浅からぬ者たちが一気に集うことになった。
同時にウェンズデー、イーニッド、ビアンカたちの複雑な家族関係が浮彫りになっていく。
思春期時代の確執はどんな家族でも抱えている。
特に多感な時期の女子には顕著に態度に出る。
保安官はウェンズデーから渡されたモンスターの爪のDNA検査や、洞窟の調査等を進める中で、監察医が頭を吹き飛ばされ死亡との連絡が舞い込む。
監察医の元には、30年前の事件の死因について虚偽の診断書を作成していたとの遺書があった。
ウェンズデーの父(ゴメス)をギャレット・ゲイツの殺人犯と疑わない保安官は、この告発遺書からゴメスを再逮捕する。
逮捕直前に父に殺人容疑がかかっていたことを知り、今まで黙っていたことを詰め寄るウェンズデー。
止める母(モーティシア)との間で確執は深まる。
真実を追究するウェンズデーは、父との留置所面会で事件の経緯を聴かされるが半信半疑だった。
逮捕されたゴメスの無事を祈り、ベラドンナ・クラブの集会所で祈りを捧げる母(モーティシア)。
ウェンズデーは、母の元に出向き、事件についての父の証言と、性格的な甘さを見極めて母に真実を追求する。
母の証言から状況把握したウェンズデー。
モーティシアの共闘し真実に辿り着く。
真実の背景には、ジェリコの町の因縁の歴史に起因していた。
ことの真相を公にして、一般人とノケモノたちとの確執を拡大させない為の大義名分。
そして、保身と体裁による政治的配慮が動いていた。
無罪放免で釈放されたゴメスとガルビン保安官は和解。
アダムス・ファミリーの関係も和解と信頼が再構築された。
家族はしばしの別れを告げ日常生活に戻っていく。
それぞれの家族の在り方を示しつつ、一見すると平和なメデタシメデタシに思えるが。
謎は謎のままで本筋の「 モンスター 」の正体は、未だ解明されていない。
1つ見えてきたのは、モンスターに襲われたローワンやユージーン、モンスターに対する学園長の姿勢にウェンズデーが迫る。
物語は佳境へと突入していく。

