【 ディズニープラス 】「 シークレット・ソサエティ ~王家第二子 秘密結社~ 」考察レビュー

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シークレット・ソサエティ ~王家第二子 秘密結社~
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映画ライフ楽しんでますか?

今回は、ペンネーム(@ま、いっかけん )さんからの投稿レビューです。

ディズニー版「 僕のヒーロアカデミア 」は、ディズニープリンセス × マーベルヒーロー × スターウォーズ。

後味はスッキリ。

全ての第1子以外の人に捧げる映画です。

画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)

目次

シークレット・ソサエティ ~王家第二子 秘密結社~

シークレット・ソサエティ ~王家第二子 秘密結社~
©シークレット・ソサエティ ~王家第二子 秘密結社~

公開日

2020102

原題

Secret Society of Second-Born Royals

上映時間

99

キャスト

  • アンナ・マストロ(監督)
  • ペイトン・エリザベス・リー
  • ナイルズ・フィッチ
  • イザベラ・ブレイク
  • ファリー・ラコトハバナ
  • スカイラー・アスティン

予告編

公式サイト

シークレット・ソサエティ ~王家第二子 秘密結社~

作品評価

  • 映像
  • 脚本
  • キャスト
  • 音楽
  • リピート度
  • グロ度
  • 総合評価

感想レビュー 

好きだった点

世界の王族の血を引く次男次女ということで、しきたりや面倒な儀礼に従わなければならず、世間の目が常にある窮屈な立場。

それに対して、力も自由もないというストレスのある立場のサム(女の子です)。

サムと同じ立場の第2王子王女=セカンドボーンばかりが集められた夏期講習。

実は王族の第2子には誰もがそれぞれ違った超能力が秘められていて、シークレットソサエティ=秘密結社に加入して密かに世界の平和を守っていたと言う設定。

なんと、組織のトップはサムの母で現女王キャサリン!

キャサリンもセカンドボーンでテレポーテーション能力あり。

プリンセスものとヒーローものが合体したような設定です。

サムを含む5人は、超能力開発のための訓練を受けるのですが、それぞれの超能力と人物設定がリンクしているのが共感できます。

ロクサナはたくさんのフォロワーを誇るインフルエンサーで、フォロワー数の増減でスマホが手放せない少女です。

いわゆるインスタ映えとか「 見せる 」「 見られる 」と言うことを常に気にしています。

そんなロクサナの超能力が「 透明になること 」。

なりふりかまわぬような見苦しい姿になって「 誰にも見られたくない! 」と言う気になって初めて透明になれます。

またディズニー初の黒人王子トゥーマの能力はマインドコントロール。

トゥーマの言葉に逆らうことはできません。

登場時は自信満々のキャラだったトゥーマですが、人が言うことを聞いていたのは超能力のおかげだったと気付き、自分自身を見つめ直すようになります。

自分の超能力と向きあうことで、第2子たちの自然と自己成長していく姿がいいですね。

セカンドボーンだけに特化している展開ですが、後半には女王らしくしようと努力するサムのお姉さんエレノアの大変さも描かれています。

気になった点

後半に、サイコキネシス能力を持つ囚人エドモンドが脱獄。

サムの姉エレノアの女王の戴冠を阻止しようと狙っています。

実はエドモンドはサムのおじさんで、サムの父の元国王を殺害した張本人でした。

エドモンドもセカンドボーンで、サムと同類だったのです。

ここにきて、スターウォーズ感も加味されました。

さらに、前半は完全な善人だった人が、実は真の悪だった。

という最近のディズニーヴィランズのお約束どおりに仲間の中に悪の首謀者が。

様々な要素がてんこ盛りですが、違和感なく上手にまとまってます。

逆に言うと、まとめ過ぎで、あと引く感じがないんですよね。

シリーズ化は難しいかなと思いました。

しかし、この設定は戦隊シリーズにうってつけなのではないかと思います。

近々「 王族戦隊マモルンジャー 」とか始まりそうな予感がします。

見どころ

今作の見どころはやはり超能力対決ですね。

主人公サムは超感覚の持ち主。

遠く離れた場所の音や映像をキャッチすることができます。

一見、地味な能力ですが、敵がどこで何をしているのかが一目瞭然、ある意味最強。

敵エドモンドは、サイコキネシスで壁のブロックを壊したり、やりたい放題なんですが、

「 私一人ではあなたには敵わないけれど、皆で力を合わせれば勝てる 」

と、それぞれ超能力で連携してエドモンドに立ち向かっていく姿がカッコイイ。

チームで戦うバトルものの醍醐味ですね。

考察・疑問点

シークレット・ソサエティ ~王家第二子 秘密結社~
©シークレット・ソサエティ ~王家第二子 秘密結社~

ネタバレになりますが、仲間の中に裏切り者がいます。

5人一緒に苦楽を共にして、厳しい訓練をやり抜いてきたのに、最初から裏切っていたなんてショック過ぎます。

悪夢です。

たとえば、戦隊シリーズで5人の1人がラストで「 実は敵のスパイでした 」というのは辛いです。

最初は敵だったけれど、だんだん惹かれていって仲間になるならまだ分かります。

最初から見守ってきた視聴者を裏切ってしまいます。

「 あの時の感動、涙はなんだったの! 」

同じヴィランを設定するにせよ、仲間とは別の人物にしてもらいたかった。

意外性があって面白かったのは間違いないですが、もやもやの方が勝りました。

視聴者のほとんどが若年層ですから配慮してもらいたいな。

まとめ

シークレット・ソサエティ ~王家第二子 秘密結社~
©シークレット・ソサエティ ~王家第二子 秘密結社~

シークレット・ソサエティ ~王家第二子 秘密結社~ は老若男女楽しめる作品です。

特に10代の人は、サムと仲間たちに共感できるでしょう。

シークレット・ソサエティ ~王家第二子 秘密結社~

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