
今回は、ペンネーム@ジョナさんからの投稿レビューです。
一世(ソンジャ)の自己犠牲が、三世(ソロモン)の重荷になるのか。
苦難と葛藤が交差しながらも、物語は加速する。
ソロモンの初恋の人は、変わり果てた姿に。
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目次
Pachinko パチンコ(第6話)


あらすじ
公開日
2022年3月25日
原題
PACHINKO
上映時間
52分
キャスト
- コゴナダ(監督)
- ユン・ヨジョン
- イ・ミンホ
- キム・ミンハ
- ジン・ハ
- パク・ソヒ(Soji Arai)
- チョン・インジ
- 南果歩
- アンナ・サワイ
- ジミ・シンプソン
- ノ・サンヒョン


















予告編
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
考察レビュー


1975年、大阪。
ソロモンは初恋相手のハナに唆され、万引きをしたことを機に、父モーザスは息子のソロモンをアメリカへ留学させる決意を固めます。
一方、半世紀前のソンジャは、陣痛を迎えます。
赤ちゃんの顔を見て、私の知ってるアボジ(父)、オモニ(母)の顔だ、と感涙する姿が印象的でした。
破水から、出産までの過程を端折らずに描くことで、産むことの大変さを強調してますが、同年代の在日コリアンの生活を描いた、映画「 パッチギ!(2005年)」でも似たようなシーンがあったことを思い出しました。
育ての親となるイサクは、
「 自分の輪郭を意識しながら、持てる力を尽くして、堂々と生きて欲しい 」
と希望を語り、兄に名付け親となって欲しいと懇願します。
兄ヨセプは、
「 新たな世界を開く人。誰も信じなくても、一人で信じ続ける人 」
という願いを込めて、ノアと名付けます。
子は、その名を得て、これからどのように成長するのでしょうか。
1989年、東京。
一族の子孫である、ソロモンは、祖母であるソンジャを誹(そし)ります。
「 どうして戦前、なんでも与えてくれると話した人を拒んだのか 」と。
その人とは、 ノアの実の親でもあるコ・ハンスです。
ソンジャは、何を思い出し、何を語るのでしょうか。
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