こんにちは、Johnです。
映画ライフ楽しんでますか?
今回は、ペンネーム(@Yoko)さんからの投稿レビューです。
コロナウィルスの影響がついに「 X- メン 」にまで。
シリーズ最終作となる「 ニュー・ミュータント」は、残念ながら劇場公開ではなく配信となってしまいました。
何度も延期となりファンが待ち望んでいた「 ニュー・ミュータント 」では、今までの「 差別 」される側をの立場を継承しながらも、今までになかった青春映画となっています。
画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
ニュー・ミュータント
公開日
2021年2月3日
原題
The New Mutants
上映時間
94分
キャスト
- ジョシュ・ブーン(監督)
- アニャ・テイラー=ジョイ
- ブルー・ハント
- メイジー・ウィリアムズ
- チャーリー・ヒートン
- ヘンリー・ザーガ
- アリシー・ブラガ
予告編
公式サイト
作品評価
[rate title=”5つ星”]
[value 3]映像[/value]
[value 3]脚本[/value]
[value 4]キャスト[/value]
[value 3]音楽(BGM)[/value]
[value 3]リピート度[/value]
[value 1]グロ度[/value]
[value 3 end]総合評価[/value]
[/rate]
感想レビュー
好きだった点
これまでの「 X-メン 」シリーズと違い、主要人物がたった6人しかいません。
ミュータントが隔離された施設の中での物語がほとんどです。
過去の「 X –メン 」シリーズから考えると、スケールが小さくなってしまったようにも感じます。
その分1人1人のミュータントに焦点を当てた物語になっています。
ミュータントは差別の象徴とされ、彼らの抱える心の闇は今まで深く描かれていませんでしたが、今作では若いミュータント1人1人が抱える問題をしっかりと描いています。
その問題が「 恐怖 」として描かれ、ホラー的な演出を見ることできました。
自分が持ってしまった能力ゆえに苦しむミュータント。
それ以外にも能力関係なく心にトラウマを負ってしまった若きミュータントの「 恐怖 」をしっかりと感じることができるようになっています。
嫌いだった点
シリーズ最後ということで、できれば過去に登場したミュータントを見たかったのですが、この作品には過去の登場人物は誰1人として登場しません。
「 X-メン 」という言葉と隔離施設「 エセックス・コーポレーション 」の言葉だけが、過去作品との関連を示しています。
単独作品として理解できる点が売りなのかもしれません。
全作品見ているファンとしてはどこか寂しい気もしますね。
見どころ
前半は誰がどんな能力を持っているのか分からず、能力が分かっていても敵が存在しないので、彼らの能力を発揮することがありません。
前半のフラストレーションを一気に発散するかのように、ラストに全員の能力が集結し「 敵 」と戦います。
彼らは「 X-メン 」ではないので共闘はしません。
自身の能力を開花させ、その力をコントロールしながら戦う姿は、歴代X-MENの戦闘シーンに匹敵。
ただし「 敵 」はあくまで自分の中の「 恐怖 」です。
それが逆にリアルさに繋がっているような気がして、まだまだ弱い若きミュータントを思わず応援してくなってしまいます。
考察レビュー
自分の「 恐怖 」に打ち勝った5人の若いミュータント。
きっとっこの先、彼らは「 X-メン 」に関わっていくのだろうけれど、そこまでは描かれていません。
そんな彼らの能力は、
- レイン(ウルフスベーン)狼に変身
- サム(キャノンボール)高速で飛行
- ロベルト(サンスポット)体が燃える
- ダニ(ミラージュ):心の恐怖を呼び起こす
- イリノア(マジック):瞬間移動と魔法
まだまだ自分の能力をコントールできない彼らが、少しずつ成長していく姿を見ることができました。
まとめ
X-メン 」シリーズ最終章「 ニュー・ミュータント 」
度重なる延期の末、ようやく鑑賞できました。
迫力こそないものの、1人1人のミュータントとじっくり向き合える作品です。
シリーズファンとしては、彼らの今後が気になるところでもあります。