アバター ウェイ・オブ・ウォーター(考察・解説)

アバターシリーズの続編はある?
シリーズの続編は確定済み。
アバターシリーズは、全5部作になることをジェームズ・キャメロンが公式に発表しています。
シリーズ第3弾はすでに撮影が終了しており、第4〜第5弾の脚本も完成しています。
アバター3の舞台は火山?
アバターシリーズは、これまでに森 → 空 → 海が描かれてきました。
次は何が描かれるのか?
「 アバター3 」に登場するのは「 灰の民 – Ash People 」だと、あらすじの一部をキャメロンが語っています。
スパイダーの父はクオリッチ大佐?
スパイダーの父は、前作で死んだクオリッチ大佐です。
とはいえ、クオリッチ大佐に恋人がいた描写は一切なく、母親の存在も明かされていません。
シリーズ続編で明らかになる可能性も大いにあり得ますね。
ナヴィ語から英語に標準語が変わったのはなぜ?
登場人物の台詞が、ほぼ英語だったことに違和感を抱いた人も多いはず。
本来であれば、ほとんどの台詞がナヴィ語であるはずが、観客側はアバターの世界を吹き替えで体感している。
そう解釈するといいかと思います。
冒頭でジェイクが「 ナヴィ語も上達したんだ 」という趣旨を話した時点から、ナヴィ語 → 英語に切り替わった。
ジェイクのセリフが切り替わりの合図だったように思います。
前作ナシでも内容は分かる?
序盤に前作のダイジェスト的なシーンがあるので、それを見ると前作からの流れはなんとなく理解できるのではないでしょうか。
とはいえ、主要キャラクターは前作のままなので、今作をより楽しむには前作は絶対に観ておいた方がいいです。
主要キャラクターの細かい描写はないので、前作未経験だと「 これ誰? 」となってしまうかもしれません。
興行収入は、何億ドルまで伸びる?
過去に2作連続で20億ドル(2000億越え)の前例はありません。
MCUシリーズですら達成していない未知の領域になりますので、今作もあまり現実的ではありません。
下記は、歴代興行収入ランキングです。(参考までに)
- アバター(約3400億)※キャメロン監督
- エンドゲーム (約3300億)
- タイタニック(約2200億)※キャメロン監督
- アバター ウェイ・オブ・ウォーター※キャメロン監督(現在歴代4位)
- スターウォーズ・フォースの覚醒(約2100億)
- ジュラシック・ワールド(約1700億)
- アベンジャーズ(約1500億)
- ワイルドスピード・スカイミッション
(約1500億) - エイジ・オブ・ウルトロン(約1400億)
- ハリーポッター・死の秘宝パート2(約1350億)
- ブラックパンサー(約1340億)
- スターウォーズ・最後のジェダイ(約1330億)
- アナと雪の女王(約1280億)
- 美女と野獣(約1260億)
- ワイルドスピード・アイスブレイク(1240億)
- アイアンマン3(約1200億)
- インフィニティーウォー(約2100億)
- ミニオンズ(約1160億)
- シビルウォー(約1150億)
- トランスフォーマー・ダークサイドムーン
(約1100億) - ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還(約1100億)
- 007・スカイフォール(約1100億)
- トランスフォーマー・ロストエイジ(約1100億)
- ダークナイト・ライジング(約1000億)
- トイ・ストーリー3(約1000億)
- パイレーツ・オブ・カリビアン・デッドマンズ・チェスト(約1000億)
- ローグワン・スターウォーズ・ストーリー
(約1000億) - パイレーツ・オブ・カリビアン・生命の泉(約1000億)
- 怪盗グルー のミニオン大脱走(約1000億)
- ジュラシック・パーク3D(約1000億)
- ファインディング・ドリー(約1000億)
- スターウォーズ・エピソード1・ファントムメナス(約1000億)
- アリス・イン・ワンダーランド(約1000億)
- ズー・トピア(約1000億)
- ホビット・思いがけない冒険(約1000億)
- ダークナイト(約1000億)
アバター2のように3時間以上の作品は多い?
意外と多いです。
列挙すると日が暮れてしまうため、管理人の独断で有名どころをピックアップしてみました。
- ウェイ・オブ・ウォーター(192分)
- エンドゲーム(181分)
- タイタニック(194分)
- グリーンマイル(181分)
- シンドラーのリスト(195分)
- ゴットファーザー PART II(201分)
- ラストエンペラー(219分)
- ロード・オブ・ザリング
王の帰還(201分) - アイリッシュマン(209分)
前作のアバターが大ヒットした要因は?
前作のアバター(2009年)が大ヒットした最大の要因は、3D映画のパイオニア的存在だったからです。
公開当初の2009年は、デジタルプロジェクターが世界的にも数えるほどしか普及していませんでした。
当時の3D作品は、多くの映画ファンにとって非常に目新しいものでした。
3Dの目新しさとジェームズキャメロンのネームバリューにより、アバターが1つの時代を作ったとも言えるでしょう。
時代を作った「 アバター 」は、歴代興行収入でTOPになり、一時は「 エンドゲーム 」に抜かれはしたものの、再びTOPに返り咲き。
この記録は未だ破られていません。

頭蓋骨は誰のもの?

劇中に登場した頭蓋骨は、クオリッチ大佐のものです。
前作を観ていない状態だと、このシーンは??となります。
前作のクライマックスで、クオリッチ大佐はネイティリの矢に射られて戦死しています。
クオリッチ大佐が執拗にジェイクを追い回す理由は、地球人側だったジェイクがナヴィ側に寝返った挙句、大佐がジェイクの恋人(ネイティリ)に殺されたからですね。
エイワとは?
エイワは、アバターを語る上で重要なキーワードなので必ず覚えておきたい。
惑星パンドラの住人 – ナヴィにとって、エイワは神様として崇拝されている存在です。
惑星パンドラでは植物全体が神経組織を形成していて、”エイワ”は、この神経ネットワークの総称を指します。
”エイワ”を利用することで、人間の肉体 → アバターの肉体へと意識を変換させることが可能です。

ウェイ・オブ・ウォーター(トリビア)
本作の撮影は、前作「 アバター 」と同様にニュージーランドで行われ、撮影のために4つの新しいスタジオが建設されました。
本作は、製作予算は2億5,000万ドと言われていましが、その後の報道によれば、実際の製作費用はもっと高く、3億5,000万ドルに達したと言われています。
ナヴィ族の言語
本作に登場するナヴィ族の言語は、映画のために特別に造られた言語で、ナヴィ語と呼ばれます。
ナヴィ語は、ポール R.フロマー博士という言語学者により考案されました。
水中セット
本作は水をテーマにした作品であるため、映画のセットは本物の水で作られ、水中シーンでの演技を可能にするために、特殊な水中撮影装置が使用されました。
サントラ(音楽)
本作の音楽は、映画音楽の巨匠であるハンス・ジマーが作曲しました。
ジマーは、前作「 アバター 」でも音楽を担当しており、アカデミー賞を受賞しています。