
今回は、ペンネーム@流理英さんからの投稿レビューです。
1841年にフランスで初演されたバレエ作品「 ジゼル 」をモチーフに描かれた二幕からなる作品。
バレエ作品である「 ジゼル 」も二幕からなる。
バレエを題材にした作品は、「 ブラック・スワン 」(2010年)や、「 ミッドナイトスワン 」(2020年)等があるが、この作品もサスペンス色が濃い作品となっている。
画像の引用元:IMdb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
目次
少女は、踊る


公開日
2022年4月8日
原題
Las niñas de cristal
上映時間
139分
キャスト
- ホタ・リナレス(監督)
- マリア・ペドラサ
- パウラ・ロサダ
- モナ・マルティネス
- フアンホ・アルメイダ
予告編
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
考察レビュー
冒頭、マリアという少女が飛び降りるシーンから始まります。
彼女が飛び降りた理由は?
プリンシパルに選ばれていた事との関係は?
ミステリーのような、サスペンスのような物語の幕開けです。
ここでは、さらに「 眠れる森の美女 」も登場。
「 白鳥の湖 」は登場しませんが、既出作品が多いからでしょうか。
「 眠れる森の美女 」ことアウロラと、主人公のイレネは共依存関係にあります。
それが後に悲劇を生むことになるのですが、ここで詳しく述べるのは差し控えておきます。
カンパニー代表であるノルマという女性がキーパーソンであり、女性中心の作品となっています。
「 ジゼル 」の舞台を成功させるためなら何でもするという女帝タイプです。
ファンタジー的要素も含まれており、最後はイレネとアウロラの行動に注目です。
まとめ


ハッピーエンドなのか、バッドエンドなのかは観る人によって違うと思います。
イレネとアウロラにとっての幸福とは何か。
それは、観る人それぞれだと思います。
あなたには、ふたりの幸せが何だったか、考えることになるでしょう。
僕は、ふたりは幸せになったと思いました。