スカッとしたいときにおすすめの映画10選

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グランド・イリュージョン(2013)

©Now You See Me

原題(英題)

Now You See Me

公開日

2013年10月25日

上映時間

116分

キャスト

  • ルイ・レテリエ(監督)
  • ジェシー・アイゼンバーグ
  • マーク・ラファロ
  • ウッディ・ハレルソン
  • メラニー・ロラン
  • アイラ・フィッシャー
  • デイブ・フランコ
  • コモン
  • マイケル・ケイン
  • モーガン・フリーマン
  • マイケル・ケリー
  • デビッド・ウォーショフスキー
  • ジョゼ・ガルシア
  • ジェシカ・リンジー
  • カイトリオーナ・バルフェ
  • ステファニー・オノレ

考察レビュー

マジシャン、カードの達人、メンタリストなどからなる4人のスーパーイリュージョニストグループ「 フォー・ホースメン 」とFBIの攻防を描いたクライム映画です。

ラストには、どんでん返しの展開が用意されています。

ホースメンのリーダーを「 ソーシャル・ネットワーク 」(2010)のジェシー・アイゼンバーグが演じています。

ホースメンは正義の名の下に犯罪を行うルパン三世一味のようなチームです。

紛れもなく犯罪者集団ではありますが、犯行時に華麗なイリュージョンを使うので、一般大衆からは人気があります。

今回ホースメンが行うイリュージョンは、ラスベガスのショーの最中に遠く離れたパリの銀行から大金を盗むというものです。

このトリックと彼らの目的が本作におけるミステリー要素になっています。

また、劇中で披露されるマジックの数々は全て実際に再現できるものです。

だからこそ本作の観客は、劇中の一般大衆やFBIと同じ目線でホースメンに翻弄させられます。

冒頭でトランプマジックを披露するアイゼンバーグ演じるアトラスが「 近ければ近いほど、大事なものが見えない 」と一般大衆に語りかけますが、これは観客に向けた台詞でもあったのです。

キングスマン(2014)

©Kingsman: The Secret Service

原題(英題)

Kingsman: The Secret Service

公開日

2015年9月11日

上映時間

129分

キャスト

  • マシュー・ボーン(監督)
  • コリン・ファース
  • マイケル・ケイン
  • タロン・エガートン
  • マーク・ストロング
  • ソフィア・ブテラ
  • サミュエル・L・ジャクソン
  • マーク・ハミル
  • ソフィー・クックソン
  • エドワード・ホルクロフト
  • サマンサ・ウォーマック
  • ジェフ・ベル
  • ビョルン・フローバルグ
  • ハンナ・アルストロム
  • ジャック・ダベンポート

考察レビュー

本作は「 キック・アス 」(2010)や「 X-MEN ファースト・ジェネレーション 」(2011)など、幅広いアメコミ映画を手掛けるマシュー・ボーン監督最大のヒットシリーズです。

悪人を必要以上にグロテスクに倒す主人公をコミカルな作風で描くという、監督の個性が存分に発揮された作品です。

ロンドンの高級テーラー「 キングスマン 」のハリーをオスカー俳優のコリン・ファースが演じています。

キングスマンはどの国にも属さない世界最強のスパイ機関です。

ハリーはそのエリートスパイとして、さまざまなガジェットや武術を駆使して敵を抹殺します。

サミュエル・L・ジャクソン演じる悪役のヴァレンタインは、環境保護のために人類の抹殺を目論む科学者です。

何とも皮肉の効いた悪役です。

また、義足を武器にして戦う殺し屋や、高所恐怖症のキングスマン候補生といった個性豊かなキャラクターが配置されています。

「 楽しいスパイ映画を復活させる 」という理念の元に作られた本作は、コミカルな作風だった1980年代の「 007 」からインスパイアされたと思われる演出や設定が随所に施されています。

キレのよいカメラワークも気持ちよく、紳士的な高級テーラーがアクロバティックなアクションを披露するというだけでもギャップがおもしろく、見応え抜群です。

不謹慎だけど痛快なラストに驚かされます。

エクスペンダブルズ(2010)

©The Expendables

原題(英題)

The Expendables

公開日

2010年10月16日

上映時間

103分

キャスト

  • シルベスター・スタローン(監督、出演ともに)
  • ジェイソン・ステイサム
  • ジェット・リー
  • ドルフ・ラングレン
  • エリック・ロバーツ
  • ランディ・クートゥア
  • スティーブ・オースティン
  • デビッド・ザヤス
  • ジゼル・イティエ
  • カリスマ・カーペンター
  • ゲイリー・ダニエルズ
  • テリー・クルーズ
  • ミッキー・ローク
  • ブルース・ウィリス
  • アーノルド・シュワルツェネッガー

考察レビュー

かつて80年代のアクション映画を盛り上げた人気スターが、最強の傭兵チーム「 エクスペンダブルズ 」として夢の共演を果たします。

監督・主演・脚本を務めるのは「 ランボー 」(1982)や「 ロッキー 」(1977)などのシルベスター・スタローンです。

80年代の人気アクションスターの多くは、今や低予算アクション映画の常連となっています。

スタローンは自らを含むかつてのアクションスターを、映画業界にとっての「 消耗品 」だと開き直り、エクスペンダブルズ(消耗品)と名乗る傭兵チームが暴れ回る本作を作り上げました。

肉弾戦を用いた泥臭いアクション映画ブームを再来させるというスタローンの情熱が込められた一作です。

登場人物の設定にも演者の実生活やエピソードが反映されるなど、洋画ファンを喜ばせる自虐的なパロディが多く見られます。

例えばマリファナ所持で逮捕された経歴を持つエリック・ロバーツは、劇中で麻薬栽培を推進する悪役として起用されています。

ハリウッドに復帰できた彼にとって、本作はスタローンからの救いの手となりました。

ダイ・ハード 」(1988)でお馴染みのブルース・ウィリス演じる謎の男が、スタローン率いる傭兵軍団に独裁者の抹殺を依頼するという、まさに洋画ファンへのプレゼントのような作品です。

筋肉アクションスターによる勧善懲悪の物語は、爽快感を得られること間違いなしです。

ラッシュアワー(1998)

©Rush Hour

原題(英題)

Rush Hour

公開日

1999年1月23日

上映時間

97分

キャスト

  • ブレット・ラトナー(監督)
  • ジャッキー・チェン
  • クリス・タッカー
  • エリザベス・ペーニャ
  • トム・ウィルキンソン
  • フィリップ・ベイカー・ホール
  • マーク・ロルソン
  • ツィ・マー
  • レックス・リン
  • ケン・レオン
  • クリス・ペン
  • ジュリア・ヒフース

考察レビュー

本作は、ジャッキー・チェンのアクションとクリス・タッカーの話術が光るポリス・アクションです。

監督は、のちに「 X-MEN:ファイナル ディシジョン 」(2006)やTVシリーズ「 プリズン・ブレイク 」などを製作するブレット・ラトナーです。

本作の大ヒットで、ジャッキーはハリウッドスターの仲間入りを果たしました。

腕の立つ香港刑事と口八丁なロサンゼルス刑事のコンビがマフィアと対決するという脚本がおもしろいです。

コメディアンのタッカーとアクションスターのジャッキー、それぞれの俳優の長所が活かされています。

王道のバディ・ムービーに異文化交流の要素が加わった斬新な作風です。

娘を誘拐されたロサンゼルス中国総領事・ハンは、香港警察のリーに事件の捜査を依頼します。

しかし、現場を担当するFBIは他国の警察の介入をよく思わず、独断の捜査で停職処分を受けていたカーターをリーの付き人に選びます。

カーターはリーを捜査から遠ざける役割を担わされたのです。

本作はアクションやコミカルな演技のほか、対立関係にあるリーとカーターが次第に互いの理解を深め、協力関係になっていくドラマも見どころの一つです。

リーという助っ人を得たカーターが、自分をよく思わない警察組織を見返す物語にもなっています。

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