
今回は、ペンネーム@ジョナさんからの投稿レビューです。
Netflixで配信と同時に、日本トップ1に躍り出た今作。
作品の魅力と、人気の訳を探っていきます。
ザ・グローリー。
輝かしき栄光。
しかし、それは輝かしい復讐という矛盾。
目次
ザ・グローリー ~輝かしき復讐〜(第一話)


あらすじ(エピソード1)
公開日
2022年12月30日
原題
The Glory
上映時間
47分
キャスト
- アン・ギルホ(監督)
- ソン・ヘギョ / ムン・ドンウン役
- イ・ドヒョン / チュ・ヨジョン役
- キム・ゴヌ / ソン・ミョンオ役
- パク・ソンフン / チョン・ジェジュン役
- ヨム・ヘラン / カン・ヒョンナム役
- チョン・ソンイル / ハ・ドヨン役
- キム・ヒオラ / イ・サラ役
- チャ・ジュヨン / チェ・ヘジョン役
予告編
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
ザ・グローリー(第一話)の見どころ


今ドラマを観る前の助走として、韓国映画の「 はちどり(2020)」を観ました。
きっと映画も今ドラマも韓国の現在を、みずみずしく辛辣に切り取って描いていると思ったからです。
果たして、その通りでした。
格差社会(貧困と富裕)、家父長制(男尊女卑)、歪んだ学校教育(いじめの顕在化)、持つ者と持たざる者の対比が、残酷なまでに反映されていました。
主人公であるムン・ドンウンは、持たざる者。
すなわち、イジメのターゲットでもあり、貧困層でもあり、救いの手を差し出してくれる人は皆無というどん底を体験します。
わたしたちは、イジメの時間、復讐の時間を交互に観賞しながら、加害者、被害者、傍観者の作り上げる理不尽な世界を見つめることになります。
観賞者は、果たしてどの位置に属するのでしょうか。
加害者? 被害者? あるいは、傍観者?
それぞれの視点によって、感じ方も変わるでしょうし、対岸の火事のように、安全圏から「 怖いもの見たさ 」を楽しむこともあるのでしょう。
でも、今作の魅力は、それだけではなさそうです。
主人公が復讐の道筋を追いかけるごとく、その訳を追ってみたいと思います。
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