
アダムス家 – 長女ウェンズデーの青春ハイスクール・ディテクテブ・スリラー。
ティム・バートン癖(へき)好きには堪らない世界観。
反抗期から思春期への怒り、戸惑いと華々しさは世界共通である。
それをゴシック視点で楽しもう。


ウェンズデー (第1話)水曜生まれの悲哀


あらすじ
公開日
2022年11月23日
原題
Wednesday
上映時間
59分
キャスト
- ティム・バートン(監督)
- ジェナ・オルテガ
- グウェンドリン・クリスティー
- リキ・リンドホーム


予告編
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
ウェンズデー エピソード1(考察レビュー)


先ずは導入部たる第1話。
過去の名声を掲げた、名門の高校ナンシー・レーガン高校に通ってるアダムス姉弟。(このティム特有の揶揄が素敵すぎる)
ムムム…、僕はアダムス家の子供は通学でなく、家庭教師による隔離された英才教育のイメージだった。
だからこそ、一般校からスタートするのが面白い。
有象無象は一般人だからね、そりゃ馴染む訳もなく、とんでもない事件が起こるのは必然!
弟くんが弱っちいのも想定外だけど…。
ウェンズデーは反抗期ガチガチもあり、両親の敷くレールを拒絶していたけれど、結局は問題行動から両親と同じネヴァーモア高校(のけ者たちの高校)へ転入する。
早速、隣接する森では凄惨な事件が発生する不穏な気配。
街には一般人が通うピルグリム・ワールド。(制服からピューリタン系)
この学校同士の確執は、貴族的な富裕層かつ怪しげな特異な子供たちと、絶対君主制と対立した民衆運動(民主主義や資本主義等)の社会構図を表している。
つまり、ウェンズデーは、スクール・カーストの小社会 → 人間社会の相反する人類と異端の構図に触れていくことになる。
ウェンズデー シーズン2の配信決定
世界中で社会現象を巻き起こしている「 ウェンズデー 」は、配信開始4週間で約12億時間の総再生時間を記録。
この記録は、Netflixで配信された英語版のドラマとしては歴代2番目です。
シーズン2のあらすじや、監督等は未発表なので、新情報が入り次第更新します。
まとめ


ウェンズデーが望むと望まずとも「 のけ者たち 」と呼ばれる者同士の関係性が、子供たちを成長させていく。
まだまだ予兆に過ぎないのは言うまでもない。

