【 ネタバレなし 】「 トップガン マーヴェリック 」考察レビュー
最高の続編であり至高!
もし今作が面白くないと言えるのなら、悲観主義者かアメリカと対峙するナショナリズムからではないか?
「 Don’t think,act.(考えるな、行動しろ) 」
人間は考えるより速く一歩を踏み出せば倒れることはない。
画像の引用元:IMdb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
トップガン マーヴェリック
公開日
2022年5月27日
原題
Top Gun: Maverick
上映時間
131分
キャスト
- ジョセフ・コジンスキー(監督)
- トム・クルーズ
- マイルズ・テラー
- ジェニファー・コネリー
- ジョン・ハム
- グレン・パウエル
- ルイス・プルマン
- チャールズ・パーネル
- バシール・サラディン
予告編
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
考察レビュー
全てのシーンにおいて「 続編とはかくあるべき 」と言える作品だろう。
それはトム・クルーズを核としてジェリー・ブラッカイマーが理解を示し全てのステークホルダー、キャスト、スタッフのコントロールが成功した奇跡的な「 続編映画 」と僕は受け止めている。
何故、ここまで大仰な物言いをするのかと言えば・・・
1986年作の「 トップガン 」は世間の盛り上がりに対して、まるっきり盛り上がれずにいた。
イヤ!非難覚悟で言えば好きな作品ではなかった。
何故なら米海軍航の教育物で言えば1982年作の「 愛と青春の旅立ち 」の二番煎じ的な青春群像劇に、インパクトの強い戦闘機による訓練とドッグファイト(空中戦)で構成した印象だったからだ。
この思いは、復習として前作を鑑賞前日にチェックしても同様の気持ちを拭えなかった。
だからこそ、不安を抱えつつ公開初日初回に向かった。
その不安は最初のタイトルバックからして最高の裏切りを魅せてくれた。
Hommage(敬意)からBrushUp(変化)され、Breakthrough(進化)していく過程が主人公マーヴェリックは勿論の事、世界の軍事構造。
テクノロジー、組織、世代と全てにおいて変化し受容してきた大人たち。
これから自分たちの「 今 」が先人によって構築され「 普遍 」が変化しつつも、「 普遍 」とは決して時代が経過しても変わることのない気概だと若者たちは知ることになる。
その「 普遍 」は、鑑賞している僕等の心にも大きな資質として刻みつけてくれたのではないか?
そう感じるのもキャストのそれぞれのキャラクター的な配置が多過ぎず、少な過ぎず絶妙な距離感とバランスによる妙だとも言える。
このシチュエーションだけで、幾つもの奇跡が重なりが意図的なのか、必然として構築されたのかは現場しか預かり知らぬことなので、僕の一方的な推察に過ぎないが、全員が至高を求めていたと感じている。
ゆえに「 Don’t think,act.(考えるな、行動しろ) 」なんだと!
まとめ
僕は「 ミッション:インポッシブル2 」までトム・クルーズをカッコイイと思えなかった・・・
しかし「 ミッション:インポッシブル2 」で滅茶苦茶カッコイイと思えた。
「 トップガン 」も同様だった。
もしかして僕はトムが主演する作品の第2弾によって、僕の中のトム・クルーズはBreakthroughされるのかもしれない。
トム・クルーズの名言もまとめました。