「 胸につけてるマークは流星、自慢のジェットで敵を撃つ 」
初代ウルトラマンが、現代に、帰ってきました(シリーズは半世紀以上、続いています)
今作の見どころと、予習ポイントについて記します。
画像の引用元:IMdb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
シン・ウルトラマン
公開日
2022年5月13日
上映時間
112分
キャスト
- 樋口真嗣(監督)
- 斎藤工
- 長澤まさみ
- 有岡大貴
- 早見あかり
- 田中哲司
- 西島秀俊
予告編
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
考察レビュー
タイトルバックで、「 シン・ゴジラ 」という文字が「 シン・ウルトラマン 」に変わる演出。
元祖ウルトラマンが、「 ゴジラ(54)」の特撮技術監督であった円谷英二氏の精神を受け継いだものであったように、庵野秀明氏(総監修)による「 シン・シリーズ 」の繋がりを表していました。
ウルトラシリーズの前身である「 ウルトラQ (66)」でお馴染みの(子供の頃は怖かった)デンデケ音楽とともに始まるオープニングで、一気に引き込まれました。
同席した小1の娘は「 これはシン・ゴジラなの?」と興奮していました。
自分自身は、「 ウルトラマン80(80)」終了から15年後に再開した平成シリーズからは、全く観ていませんでした。
パワード、ティガ、ダイナ、ガイア、コスモス、ネクサス・・・まだまだ続きますが、すでに見分けがつかないほどです。
今作は、「 再び初代を作る 」というコンセプトで作られたので、初期ウルトラマン世代(私)も、初めてウルトラマンにである世代(娘)も楽しめたのが、良かったです。
ウルトラマンのデザインを手がけた成田亨氏が、カラータイマーを嫌っていたことは有名な話ですが、今作では、本来の姿で描かれていました。
きっと、20年前に旅立った成田氏も「 光の国 」で微笑んでいるでしょうね。
ウルトラマンシリーズの良さとして、科特隊(今作では禍特隊)の家庭的な雰囲気は外せませんが、今作でも西島秀俊(田村班長)や長澤まさみ(浅見分析官)はじめ、個性的で魅力的な隊員たちが、活躍していました。
斎藤工演じる隊員の名前、監督の名前、「 シン・エヴァンゲリオン(2021)」の主人公がすべて「 シンジ 」なのは偶然ではない、といえば考えすぎでしょうか。
作中音楽も効果音もオリジナルを採用していたのが、懐かしくて嬉しかったです。
最後に、予習しておいたらもっと楽しめるエピソードを紹介します。
「 科特隊出撃せよ(第3話)」
「 電光石火作戦(9)」
「 遊星から来た兄弟(18)」
「 禁じられた言葉(33)」
「 さらばウルトラマン(39)」
今作の鑑賞後に、改めて観ても違いが楽しめると思います。
まとめ
「 光の国からぼくらのために、来たぞわれらのウルトラマン 」
百聞は一見にしかず。
わたしの好きな言葉です。