2019年11月にサービス開始のDisney+ (ディズニープラス)が、ストリーミングサービス開始の目玉にしたオリジナル作品。
わんちゃん好きなら特に楽しめる!
原点のアニメ作品は1955年6月16日に公開。
原題はちゃんと訳すと「 お嬢様と風来坊 」
わんわん物語
公開日
2020年6月11日
原題
Lady and the Tramp
上映時間
104分
キャスト
- チャーリー・ビーン(監督)
- レディ(テッサ・トンプソン / 行成とあ(声)
- トランプ(ジャスティン・セロー / 咲野俊介(声)
- ダーリング(キアシー・クレモンズ)
- ジム・ディア(トーマス・マン)
予告編
公式サイト
感想レビュー
あらすじ
1909年、クリスマスにコッカースパニエルのレディは、ジム・ディアとダーリング夫妻に飼われることとなった。 しばらくすると、ジムとダーリングの間に赤ちゃんが生まれレディは注目の的ではなくなる。夫妻は赤ちゃんを連れて里帰りに。留守中の世話役としてセーラおばさんがやって来るが、おばさんの連れてきた性悪猫たちのせいでレディは場末へと逃げ出す。
好きだった点
その雰囲気を壊さずに家庭で誰でも楽しめる点。
シンプルな作品になっているので、ディスプレイでもスマホでもストレスなく鑑賞できます。
旧アニメ作品は好きだった作品。
微妙だった点
デフォルメされたアニメキャラに比べると、リアルわんちゃんなので、クリクリしたお目々とか期待しちゃうと微妙に感じてしまうかも。
これがフルCGなら、別のエフェクト効果を加えていたかもしれない。
見どころ
直近の実写版「 ライオンキング 」はフルCGでしたが、今作は実際の動物を使って喋るシーン、表情に最低限のCGを加えることで予算を抑えているのでしょう。
子豚が牧羊豚になっていく「 ベイブ 」(1995)を思い出す作品とも言えます。
考察・疑問点
近年の旧ディズニーアニメ作品の実写化的な展開ならば、レディはトランプを導き、飼い主夫婦を守り、性悪猫を退ける活躍があったのかもしれません。
しかし、リアルわんちゃんを使い動物のリアルな可愛さを追求したと思える。
まとめ
近年のディズニー実写化は、人種問題やLGBTQなどの話題が盛り込まれていると感じます。
今作の社会背景は、人種差別と貧困・富裕・平等に対して激しく葛藤していた時代。
そのような重苦しいテーマは、現代では劇場公開作品として不可欠な要素なのかもしれない。
個人や家庭と言うミニマムな空間で楽しむのであれば、純粋なファンタジーで正解だったと思う。